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異世界でギルド経営始めました  作者: 維新伝心
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砂嵐

夏休み真っ只中とある日の丑三つ時。

夕食の時に見た垂れ流しのTVから記録的な暑さになるだろうと伝えていた。

しかし、室内にいれば熱帯夜なんて関係ない。

エアコンをつければ、春夏秋冬問わず、快適に過ごせる。

だが、この日の纐纈こうけつ 勇迅ゆうじんの自室は外気温と同じか、それ以上の熱気包まれていた。

照明は点滅を繰り返し、PCも立ち上げたままの状態。

更には、TVもただひたすら砂嵐を映し出すのみ。

勇迅不在のその部屋には砂嵐の音のみが流れていた…



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