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視線

作者: 首無し屍体
掲載日:2015/05/02


 ―――誰かが、じっと、私を見ている。


 ・・・この暗い部屋の窓から、誰かが私を見ている。

 私はそれがたまらなく怖い。怖い。

 目線を感じる度に、私は窓をじっと見る。

 

 ・・・何もない。何も見えない。怖い。

 この部屋の窓にカーテンは無い。

 外から、じっと見られている。いつも、いつも、見られている。

 眠ろうとしても視線が怖くて眠れない。

 

 ・・・布団をかぶる。落ち着く。外からの視線は和らいだ。

 ただ、それでも視線は感じ続ける。

 目が、目が、目が。

 

 ・・・布団を弾き飛ばした。

 ああ、ああ。怖い。怖い。

 外から永遠に視線を感じ続ける。私を見ている。

 いや、嫌、厭、違う。

 きっと誰も見ていない。

 きっと私を見ていない。

 誰も私を気にはしない。

 怖くない、怖くない・・・怖い。

 駄目だ、怖い、怖い。

 

 ・・・この部屋から出よう。出なきゃ。

 立ち上がってドアノブに手をかける。

 開かない、あかない。

 違う。

 開けられない。

 

 ・・・私はそっと手を離した。

 きっと私は出られない。

 また視線を感じる。

 そんな筈無いのに。

 私は出られない。私が出られない。

 多分、一生。

 

 ・・・そうだ、目が、怖い。

 視線が怖い。目線が怖い。

 目が、目が、目が。

 

 だから、私は、ここにいる。

 

 あああ、まただ。怖い。怖い。

 まただ、まただ。

 

 ―――誰かが、じっと、私を見ている。

 怖い、怖い、怖い、怖い、怖い・・・。


初投稿です。

落ち無し、山無し、何も無し。


これジャンル何なんだろう・・。

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