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第七章 4
先生達の代表者が、静かに話し始めた、、、
〝うん……内容は把握してるよ!すまないが、キミたちの思考を少し読ませてもらった〝
〝ここしばらく、ずいぶんと厳しい状況をくぐり抜けてきたようだね……〝
〝あはは……いや……どうも……〝
と、俺は少し照れくさく返した。
〝キミたちは、アルメニアへの入り口を探しているのだね〝
〝はい……そうなんです〝
〝ここも、とても素敵な場所ですけど……やっぱり、家族が心配していると思うので……〝
と、リーフ。
〝アルメニアへの入り口の場所は……ご存じなのでしょうか?〝
と、ジャック。
〝ああ……心配はいらない。分かるよ〝
〝少し距離はあるが……レイドに連れて行ってもらえば、問題ない〝
〝レイドには……必要な情報を送っておこう〝
と、先生は静かに告げた。
〝ありがとうございます……よろしくお願いします〝
と、レイドは深く頭を下げ、再び先生たちへ意識を向けた。
「良かった……俺たち、帰れるんだな……」
と、俺は胸をなで下ろした。
「本当……!」
リーフの声が、思わず弾む。
「助かったな……!」
と、ジャックも、安堵したように笑った。




