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第一章 4
授業の中で、先生は繰り返し「人類は永遠の楽園を手に入れた!」と強調する。
その繰り返しに、ケンの隣りで聞いていたリーフは、突然すっと立ち上がり、静かに意見を述べ始めた。
「私は違うと思います・・・。」
「永遠にここに(アルメニアに)とどまるのではなく、地表を目指す方向性も、考えるべきだと思います。」
「オゾン層やバンアレン帯の消失は、短期間で解消されたかもしれない、と推測する学説もあります」
「地表は、人が住める環境に戻っているかもしれません?!」
突然のリーフの言葉に、教室がざわつく中、先生の表情は険しくなっていった・・・
「アレル君!キミはいったい、何を言ってるんだね・・・・・?!」
「まあいい、あとから職員室に来るように!」
先生は、トントン!と、生徒名簿で机を叩くと、苦々しい顔のまま教室を後にした
ケンはリーフの勇気ある発言に、胸の奥で尊敬の念を抱いた、しかし・・・・。




