外伝その4 リーフって、本当はお嬢様?
休日の朝、リーフはゆっくりと目を覚ました。
窓から差し込む朝の光と、透き通った緑空を眺めながら、ふわりと微笑む。
「う〜〜んっ!今日もいい天気!」
そこへ軽やかなノックの音
“コン・コン”
“ガチャ!”
「リーフお嬢様!朝食の準備、すでに整っております!」と、メイド長のアリサ
「おはようございます、アリサさん!」リーフは優雅に返す。
「あまり、お早くはないですが…」アリサもニッコリ。
(あっ、アリサさん今日もご機嫌ななめだわっ!)しかしリーフは、それには深くは触れない
「じゃあ、お食事にしますね」
いつもの食卓で、リーフは上品に席につく。
アレル家の豪邸は、元、上位Aランクの家柄を感じさせる、堂々とした造りだった。
リーフの気品も自然と周囲に映えていた。
「お母様、おはようございます!」
「リーフ!今日もゆっくりだったのね。アリサが少しご機嫌ななめだったわよ!」
「はいっ!今日もいつもどおりの対応でした!」
リーフの母、マリナ・アレルは、リーフの言葉にはあまり口をはさまず
「アリサが今日は護身術の稽古をみっちりやるって言ってたわよ!」
(ええ〜〜っ?!今日は用事があるのに!)リーフは少し顔を歪めた




