第五章 5
すると、昨日スタジアムで戦った〝けもの〝が、仲間を引き連れて走り去るところだった。
「やべっ!」
ジャックは慌てて姿を隠し、息をひそめてやり過ごす。
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しばらくすると、ヤツらの気配は消えた。
「ヤツら、何を慌ててたんだ?!
んっ?!もしかして、ケンっ?」
ジャックは慌ててリーフのもとへ戻った。
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「あっ!ジャック!どうだった?!」
リーフが心配そうに聞く。
ジャックは頭をかしげながら答えた。
「昨日のバケモノだった!
ヤツら、慌てて走り去っていった!」
「10匹くらい、いたんだが?
もしかして、ケンのところへ行ったんじゃないだろうなっ!」
「ええ~~っ!!!そんなっ!!!」
リーフは驚きと不安で声をあげる。
「ヤツら、バケモノだっ!
普通の動物より、色々と強化されてるところがある!
もしかして、ケンの居場所がわかったのかもしれない!」
「もしそうなら、ケンを恨んでいてもおかしくないっ!」
「大変だよっ!!!急いで戻ろうっ!!!」
リーフが叫ぶ。
「ああ~~っ!!!そうしようっ!!!」
ジャックもすぐに同意した。
二人は急いで片付けを済ませ、ケンのもとへ戻った。
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