第五章 4
俺は、めぼしい材料を大木の下へ運んだ。
一時間ほどで、ある程度の材料が揃った。
俺は、とりあえず家の土台作りに取りかかることにした。
まず、偶然見つけた〝はしご〝を大木に立てかけて固定する。
そこに中継の足場を作り、さらに別の〝はしご〝を固定。
地上からおよそ五メートルの高さに、家の土台を組み始めた。
その時――
俺の腹が、盛大に音を立てる。
「ジャックとリーフ、何か食料を見つけられればいいがな~~っ」
俺は少し焦りながら、声に出して呟いた。
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一方、ジャックとリーフは、少量ながらも食べられそうなものを確保していた。
果物が中心で、野菜っぽいものや山菜もリュックに詰め込む。
その後、サバイバル・キットの中にあった簡易・釣り具セットを見つけ、池で釣りをしてみようと考えた。
「ジャックっ、結構探せば、見つかるものだねっ!
あと、このリンゴに似た味の果物、最高っ!」
リーフは、早速かじり付いて嬉しそう。
「ああ~~っ、そうだなっ!」もぐもぐ……
ジャックは野いちごを口に運ぶ。
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「リーフっ!
ここらで、釣ろうかっ!」
ジャックが声をかける。
「そだね~~っ!」
リーフも元気に応じた。
二人は釣りキットを取り出し、準備を始めたその時――
後方から、ドタドタッ!!!
数匹の〝けもの〝の足音が響いてきた。
ジャックは、リーフを隠し、自分はそっと様子をうかがいに行った。




