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第三章 11
しばらくすると、
ようやく気が済んだのか、
今度はそれぞれ、
思い思いの場所に座り込んだ。
よく、
あの状況で、
みんな助かったものだと、
俺は思った。
ジャックも、
奇跡みたいなものだと、
小さく笑った。
リーフは、
何がどうなったのか、
正直、あまり覚えていないと、
肩をすくめた。
とにかく、
三人とも、
ひどく疲れていた。
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時間の感覚は、
もう、よく分からなかった。
ただ、
空の明るさを見る限り、
昼間のようだった。
その瞬間俺は、
はっ!として、
勢いよく起き上がった!
「こっ!!!ここは、
地表なんだよな???」
急に思い出した。
「俺たちって?!
大丈夫なのかっ!!!」もし、地表が危険な状態ならば?・・・。
そんな不安が、
一気にこみ上げた。
だが、
リーフは、
落ち着いた様子で言った。
「それは、
心配いらないと思うよっ!」
理由は、
単純だった。
もし、
オゾン層がなくなっているなら、
地表に出た瞬間に、
すでに耐えられないはずだという。
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