第三章 9
久しぶりの光に、
俺は思わず、目を細めた。
そう思った瞬間だった。
急に体が、
上へと、弾き飛ばされた。
「ウッ!!!」
「ワッ!!!」
「キヤッ!!!」
あとになって分かったことだが、
出口の直前で、
岩が穴に引っかかっていたらしい。
だから――
岩ごとではなく、
俺たちだけが、上へ飛ばされた。
三人とも、
まるで、
バンザイをしたままの格好で。
そして、
その飛翔の頂点が、
ちょうど、地表すれすれ。
俺とジャックは、飛ばされながらも、
はっ!として我に返り、
目の前に見えた出口の土手に、
反射的に手を伸ばした。
必死に、
体を支える。
そして、その横で――
同じくバンザイの格好のまま、
下へ落ちていこうとする、リーフ!
俺とジャックは、
慌てて、
それぞれ一本ずつ、
リーフの手をつかんだ!
そして、
そのまま、
土手へと手を導く。
次の瞬間、
三人は、はっとして一気に這い上がり!
出口の周囲に広がっていた、
浅い池を、一直線に走り抜けた。
池の縁に、
ちょうど、たどり着こうとした、その時――
再び、
ドバ~~~~~~~~ンッ!!!
という、
凄まじい音とともに、
噴水と、大岩が、地上へ吹き出した。
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