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第二章 10
俺たちは、それぞれ歩き出した。
コミュニティ端末の予備バッテリーは各自3本。
大事に使えば、2~3日は持つだろう。
リュックには荷物のほかに簡易サバイバルキットも入っている。
食料も2~3日は何とかなる。
とりあえず今すぐどうこうはないが、やはり早く出口を見つけたい。
目を皿のようにして、出口らしきものを探す。
すると、元の出口ではないが、壁に亀裂を見つけた。
「ジャック、リーフ!ここ、何か怪しいぞ!」
「ちょっと見てみる!」
「了解!やったな!こっちはまだ何もない!」ジャックが返す。
「気をつけてね、ケン!」リーフの声が響く。
「ああ、わかってる!」俺は力強く答えた。




