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第二章 5
「きれ~~~~いっ!」
リーフが感嘆する。
「うんっ!きれいだな!」
俺も思わず頷く。
「そうだな!」
ジャックも同意した。
ここでも、3人のシャッター音が響き渡る。
カシャ・カシャ・カシャ…。
洞窟の中には、他の誰もおらず、フォトの音だけが反響していた。
しばらくすると、リーフは満足そうに言った。
「ねぇ、ここで記念写真撮らない?」
「いいね!じゃあ、俺が準備するから、リーフたちは場所を決めて!」
俺が答える。
「了解!」
ジャックは親指を立てて応じた。
俺はリュックからミニ三脚を取り出し、コミュニティ端末をセットして、岩の上に立てる。モニターを覗くと――微笑む2人組が映った・・・。
んっ?!ジャックの野郎!
ちゃっかりリーフの肩に腕を回してるじゃないか?!
しかも、手はVサインだ…。




