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第二章 サブリナ丘、鍾乳洞
ロード・カーゴは静かにサブリナ丘の麓に到着した。
「よしっ、みんな!行くぞ!」ニコル先生の声に、班の生徒たちは自然と身を乗り出す。
丘を登りながら進むと、やがて小高い丘の中腹に「鍾乳洞・入り口」と書かれた標識が見えてきた。
「もうすぐ入り口だ。洞窟に入るのは、1班から順番だ!」
「10分間隔で進めていくから、順番を守るように!」ニコル先生が指示する。
生徒たちは入り口手前の休憩所のような場所で一時待機。
今、1班から3班までがすでに中へ入っており、次は俺たちの番だ。
「よし、次の班!入っていいぞ!」ニコル先生の声で、俺たちも前へ進む。
「よし、行くぞ!」ジャックが先頭で軽く拳を握る。
「ええっ、楽しみ!」リーフは少しはしゃぎながら微笑む。
「よっしゃ、行くか!」俺も気合を入れて後に続く。
鍾乳洞の中は、入り口付近は広々としていたが、すぐに狭くなり、上下左右を移動しながら進むことになる。
まるで、自然が作った障害物競走のようだ。
服も、少しずつ泥や湿気で汚れ始める。




