カオスとうつろいの世界で見た〝夢〝 外伝その1 リーフって、意外に短気っ子?!
今日は、リーフが楽しみにしていた野外実習の日だった
しかし、実習前の1時間目は、リーフがもっとも嫌いな授業!
〝規範史実〝が、あるのだった!
「あの授業!嫌なのよね〜っ?!」
「今度、校長にお願いして、辞めさせてやろうかしら・・・?!」
と、ひとりでぶつぶつ言いながら、教室へ向かうリーフだった・・・
そして、その規範史実の授業中に事件は起こったのである!
リーフは、こともあろうに規範史実の先生に、真っ正面から意見をしたのである
教室は、静まり返り、規範史実の先生は静かに激怒をされた・・・
そして、今、リーフは静かにコミュニティ端末で、どなたか?と、話しをしている様子・・・
「プッ・プッ・プッ!カチャっ!・・・」
「はいっ、もしもし?!」
「あっ、校長先生?!
リーフですっ!リーフ・アレルですっ?!どうもっ!」
「えっ、アレルさんですか?!(うわっ!今度は何事だっ?!)ど、どうかされました?!」校長は、暖かい日だったが、うっすらと寒気を感じた・・・
「実は、ちょっと困ったことがありまして・・・校長でしたら、なんでも無い、ちょっとした些末事ですけど・・・うふっ?!」
「えっ?!」
「その、ちょっとした些末事とは、いったい・・・?!」
校長には、その実体が朧げながら、固まって見えてきた・・・ちょっとした、悪寒が!
「うふふっ、ちょっとしたことなんですけど、先程うちのクラス、規範史実の授業だったんです!」
「それで、その時に先生に、うっかり自分の考えを言っちゃって!」
「それで先生ったら、後から職員室へこい!!!」
「なんて、言うんです・・・
なんかこころが狭いですよね〜〜っ?!」
「でっ?!校長先生に、少しお力をお借りしたいと思いまして・・・」
「私って、この後大事な野外実習があるんです!」
「ちょっと、職員室に行く時間はないかな〜〜っと、思ったもので・・・?!」
校長には、自分の悪寒の正体がはっきりと理解できた
「あのっ・・・今日は、娘の誕生日なんです?!
だから、早めに帰る予定なんですが・・・?!」
ちょっと、済まなそうに校長は話した
「・・・・・・・・?!」
(なんだよ!返事を早く言えよっ!!!この小娘がっ!!!)
これは、校長のココロの声
ややあって、リーフは静かに語った
「校長先生には、いつも本当に良くしていただいて、うちの母も大変喜んでいるんです?!」
「最近、この学園の理事に就任した、私の母がっ?!!!ふふっ?!」
校長は、しばらく考えると
「・・・・・・ふ〜っ?!」
と、諦めるようにため息をついた・・・
「あの〜っ?!よろしければ、私から、規範史実のアレン先生に、一言いっておきましょうか?」
「彼は、意外と物分かりがいいので・・・?!」
リーフは、ニコッと微笑み
「そうですか〜っ?!私って、とっても怖がりなので、争い事は苦手で・・・?!」
校長は、少し〝こめかみ〝が震えた
リーフがふと、周りを見ると、いつのまにかケンとジャックが、近くからリーフを眺めていた
リーフは、2人に、ニコッと少し照れ臭そうに微笑みを浮かべると
「じゃあ、宜しくお願いします、先生っ?!」
と、端末を切った
校長室で、校長はひとり頭を抱えていた・・・・
ーー外伝その1終了ーー
第二章へ続きます!
「ここまで読んでいただきありがとうございます。気に入ってもらえれば、応援ポイントいただけると嬉しいです^_^」




