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第八章 15

「エルフの里までは、先生たちの住む地域と似ている。

正のエネルギーが強く、大きなトラブルが起きる可能性は低い」


一拍、間。


「……でも、魔界は違う」


レイドの声が、わずかに低くなる。


「広大で、負のエネルギーが極端に強い場所だ。

そして――ここからが、さっきの魔獣から得た情報だ」


3人は、無言で続きを待つ。


「あの魔獣は、何者かに精神支配されていた。

そして命令されて、この獣人の里を襲撃した」


「……なに?」


ケンの声が硬くなる。


「襲撃によって生まれる、獣人たちの恐怖、怒り、絶望。

それらの〝負の感情〟を、エネルギーに変換して吸収していたんだ」


一瞬の沈黙。


「なんだ、それ……」

「ひどい……吐き気がする……」


ケンとリーフが、思わず声を漏らす。


ジャックは、目を細めた。


「その〝何者か〟は、わかるのか?レイド」


「特定まではできなかった」


レイドは、はっきりと言った。


「だけど、あの魔獣は――魔界から来ている」


空気が、さらに重く沈む。


「そして、魔界には

あの魔獣に命令した存在が、確実にいるんだ」


その言葉が、静かに、しかし確実に場を支配した。


レイドは、少しだけ視線を伏せた。


「そして……ここからが、一番大事な話だ」


空気が張りつめる。


「今、説明したルートは、確かに〝最短〟だ。

でも――〝最善〟かどうかは、断言できない」


ケンが眉をひそめる。

「まあ、そうだろうな、、、」







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