第八章 8
「あんたは、ここのリーダーか?」
「俺達に少し考えがある、しばらくあいつの相手をしておくから、獣人達をここから離れさせてくれないか?」と、ケンが話した
「えっ、あんたらだけで、あの魔獣の相手をすると言うのか?」
「なんの冗談だ、俺達が何十人がかりで、ようやく足止めしかできないんだぞ!」
と、リーダーが更に渋い顔
俺は黙って、携帯のアプリを起動させた
すると、俺の体が眩しい程に光だす
思わず、顔を背けるリーダー
輝きが収まると、ケンは眩しい青色のアーマード姿に変化していた
そして、胸に手を寄せて、上下に手を重ねた。
光の玉が手の間に生まれ、微かに震えながら胸の前で形を成す。
それを、一気に引き伸ばすと、目の前に青く輝く一振りのブレードが現れた
「ちょっと、見ててくれっ」
そう、リーダーへ伝えると
ケンはさっそうと、魔獣と対峙した
「いくぜっ!魔獣!」ケンは叫ぶと、高くジャンプをしながら、ブレードで一気に切り掛かった
〝グワアッ〜〜〜!!!〝
魔獣が悲鳴をあげた!
出現してからの、初めての悲鳴だった・・・
「すっ、すげぇ〜〜?!」
リーダーは、瞬きもせず呟やいた・・・
そこへ、同じくアーマード・クロスに変化した
ジャックとリーフが声をかける
「と、いう事だから、後は俺達に任せてくれっ!」
と、ジャック
「あっ、ズルいっ!
それっ、私が言おうとしてたのに〜〜っ?!」
と、アーマードの中で、頬を膨らませたリーフ
「早いもの勝ち・・・って言葉知らないの?」
ジャックは、チッチッと指を振りながら答えた
「あっ、あんたら何ものだ・・・?!」と、リーダーは固まっている
そこへ、ケンが登場する
「俺達は、ただの旅人さ!
ちょっと姿は変わっているがな?!」
「と、いう事で、皆んなは少し下がっていてくれ!」
「周りをあまり、気にしてられないかもしれないからな!」
「わっ、わかった!
じゃあ、後はよろしく頼む!」
リーダーは、周りの獣人に声をかけ、この場からさがらせた
・・・・・・・・・・・・
「じゃあ、ジャック、リーフ
やってみるか?!」
「はいよっ!」ジャック!
「りょ〜〜かいっ!」と、リーフ
3人は、再び立ち上がった魔獣を相手に、三様に、ブレードを構えた・・・




