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第八章 7

「おいっ?あんた、夕方に里へ来た旅人だろう?

ここは、危険だぞっ!もっと離れていろ!」

いきなり、一人の獣人が声を掛けてきた

さっきから、様子を見ている限り、獣人達のリーダー的存在の様だった


「ああっ!悪い!

しかし、あいつはなんであんなに暴れているんだ?」

「あんたら、あいつに、なんかしゃくにさわる事でもしたのか?」と、ジャック


「魔獣が考えている事なんか、わかるかよっ!」

「ただ、ヤツらは、ものすごく自己中なヤツらなんだ!

なんか、ヤツが得する事があるんじゃないのか?」

と、リーダー的存在


「どうしても、知りたけりゃ、本人に聞くんだな!」

そう言って、手を〝シッシッ〝と、〝あっちへゆけ〝と言わんばかりに振った


「そいつは、どうもっ!」

と、少し皮肉っぽい言い方をしながら、ジャックはその場を離れた


〝なるほどね・・・〝

と、レイドが答える


「えっ、どうしたんだ?

レイド?」ジャックが、不審に思いたずねる


〝わからなかったら、ヤツに聞けばいい〝


〝さっきの獣人の言うとおりだ!〝と、レイド


「えっ、何するつもりだ?」

と、ジャックはさらに不審そうな顔


〝ちょっと、ヤツの脳内に入り、探りを入れてくるよ〝

〝何か、分かるかもしれない〝と、レイド


「えっ!そんな事ができるのか?相手は魔獣だぞ!」


〝私は、霊体だからね・・・どこにでも、入り込めるんだ〝

〝ちょっと、いって来るよ〝


「そんな?!散歩に行くみたいにっ!・・・」


「レイド?・・・もう、行ったのか?・・・忙しいヤツだな」


・・・・・・・・・・・・


しばらくすると、ケンとリーフがやって来た


「ジャック!ここにいたのか?」と、ケン


「こんなところで、油をうってたの?」と、リーフ


「なんの油だよっ!」

と、ジャック


「どんな感じなんだ?」

と、ケンが尋ねる


「良くないな、このままだと里は全壊だぞっ!

そろそろ、どうにかしないと?」ジャックは、渋い顔をする・・・


そこへ、また獣人のリーダーがやって来る


「お前達!まだこんなところに居たのか?死にたいのか?」と、やや怒り気味に声を掛けてきた


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