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第一章 6
3人は同じ班として野外実習に参加することになっていた。
行き先は、コーダ地区の郊外にある「サブリナ丘・鍾乳洞」。
少人数抽選で選ばれたこの班は、ラッキーにも自然の中での実習を楽しめることになった。
引率のニコル先生は、笑顔で説明を始める。
「学校からサブリナ丘までは、小型ロード・カーゴで向かいます。」
「現地では班行動ですので、速やかに行動してください。」
ケンはリーフと目を合わせ、少し胸が高鳴るのを感じた。
自然に囲まれた場所での冒険――そして、リーフと過ごす時間。
今日の実習は、ただの授業ではなく、彼らの人生に小さな変化をもたらす予感があった。




