ギフテッド
この世界にはギフテッドとと呼ばれる能力がある。
そんなギフテッドを持った一人の男の物語である。
俺は未視英太ただのニートだ。
人生なんて楽しくない。正直生きて何の意味があるのか分からない。
そんな俺はギフテッドを持っている。
それは未来視だ。
一見すると強い能力に見えるが、正直やくだったことはほぼない。数秒先の未来しか見えないし、この能力をいかせるほど、俺は身体能力が高くない。
まさに宝の持ち腐れだ。
2025年5月10日
散歩している時
「これから俺どうしよう。」
「おい兄ちゃんそれ以上いくな!!」
ふと前を見上げるとそこには巨大化した人だった。
この世界ではギフテッドを悪用した事件は頻繁にあるが実際に直面したことは無かった。
「おい!子供がいるぞ!!」
「おっ。いただきまぁす。」
俺「あ。」
その時俺は心の中で何かが溢れた。
俺「やめろ!」
俺は咄嗟にその場に飛び込んだ。
生きて帰れる保証はない。
でも誰かのために死ねるならこんなクソ人間の人生なんてくれてやる!!
俺「うおぉぉぉぉぉぉ」
その時俺は未来を見た。意識してないのに。自然と見えた。
ここならどっちも助かる。
俺と子供は逃げ切った。
俺「ハァハァハァ」
子供「ありがとう」
俺「大丈夫だよ。」
「ギフテッドヒーローが来たぞ!」
「ヘードだ。」
この世界にはギフテッドヒーローと呼ばれるヒーロー団体がいる。
その団体は全国に1000を超える。
俺「ヒーローが来たって。じゃあ俺は帰る。バイバイ。」
そう言い俺はその場を去った。
って何やってんだ。俺死にかけたじゃねぇか。ふざけんな。何だあの感覚。
まあ何でもいいや。俺は長生きしたい。
2話に続く…
一人の子供を助けた。未視。今後の人生どうなってゆくのか!?
次回 人生