同級生と自己紹介
久しぶりの投稿です!(遅れてすみません泣
少しずつ書き溜めてUPしていく予定なので、よろしくお願いします。
大丈夫、大丈夫……深呼吸をして自分を落ち着かせる。同級生である生徒たちの集団に歩みを進める。
「さすが戒様ですわ!」
「ほんと!ほれぼれしてしまう挨拶でしたねっ」
先ほどの新入生代表の話に女子生徒たちが顔を赤くして興奮気味に語っている。
「本当にスバラシイ挨拶でしたね~」
若干片言になりながらもわたしもその輪の中に混ざる。しかし、蒼木 戒、きいたことある名前なんだよなぁ……。どこで聞いた名前だったかは、思い出せないけど。
「あら、あなたもそう思いますの?」
「気が合いますね!」
「えぇ」
吊り目気味な赤髪の少女と少女の友人Aの言葉に、柔らかく微笑む。笑顔大事。
「私の名前は、薔薇園 麗華。よろしくお願いいたしますわ」
「私は、蒼井 海です。よろしくお願いいたします」
赤髪の少女、麗華さんの挨拶に応じるわたし。蒼井 海。それが、今世でのわたしの名前。白い空、青い海……!?って、始めこそは名前に違和感を拭えなかった記憶がある。中身は日本人なのでね!
「四季彩学園、初等部A組担当の白雲 凪人だ。よろしく頼む」
教室にて。担任の先生、勉強、初等部……二度目の人生が開始する。
初等部は、小学生と同じなので、ものすごく憂鬱だ……。
うみちゃんの波瀾万丈⁉︎な学園生活が始まります!