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おじさん 魔法少女 26


 

「ロッテンダストよ、この場は見逃したまえ」


 落ち着く大人の口調で語りだす大怪人。上から見下ろし、悠然と浮かぶは貫禄をもつ実力者。



 こんな寸劇にティターまで出てくるのは予想外だ。



 僕は銃口をティターに向けた。



「いやだといったら?」



「嫌も何も君は逃がさざるを得ないがね」


 炎魔法の卓越した技術による不死鳥。上級魔法少女などが行使する必殺技クラス級の魔法。それを平然と生み出す化け物だ。


 フェニックスがティターの腕によって咆哮を上げた。



「鵺の幹部 蝙蝠ジャガー。鵺の処刑人、羽アリ怪人。鵺の首領こと私がいるのだ。逃がすしかあるまいよ」



 高らかに笑うティター。蛙のごとき口端は大きく開いていく。膨大な魔力が直視できるほど外へ放出されていく。過剰演出と過激な魔法。



「なら僕も仲間を呼ぼう」


 僕は二本の指を口にはさみ、音をたてた。口笛ならぬ指笛をし、高い音を響かせた。その音共に周辺にあらかじめ配置しておいたものたちが動き出す。八千代町の有力者たちが集結する。黒狼にのった上級怪人が蝙蝠ジャガーの背後につく。抱きかかえられた羽アリ怪人の近くに令嬢怪人がかけよってくる。



 互いに騎乗し、けん制の体をつくりだす。いくら蝙蝠ジャガーの足がはやくても黒狼から簡単には距離は離せない。



「ふむ、これは参った。お隣さんの強者と鵺の強者が集まってしまった」


 顎に手をおき、悩むようにティターはいう。だが答えは決まっている。



「野田市を丸ごと犠牲に潰し合うかね」



「それは困るね、3000億がもらえなくなる」



 だからお互い手を引く。そのシナリオは状況変化という名のノリで決まっていく。



 フェニックスが雄たけびを上げ、地上へ向けられた。



「蝙蝠ジャガー離脱せよ、私もすぐ去る」


 フェニックスが動き出し、落下していく。僕目掛けてだ。蝙蝠ジャガーの加速に凶悪面も令嬢怪人もはっとしたように見逃す。上空のフェニックスに気を取られ、注意をそらした演出だ。そんな演技をもって離脱させる状況を作る。


 

 莫大な魔力をもつフェニックスが地上へ落ちれば、少なくても周囲は熱波で溶けていく。環境が炎によって汚染されることだ。


 僕は再び術を唱える。


 リボルバーを左手から右手へ持ち替えた。



「リロード」


 補充魔法をもって状況変化を作る。


 今回は8発でなく。


 8発分の魔力を一発分の弾丸にする。この場合の作成時間は短いが、莫大な魔力が抜けていく。この一撃は魔力攻撃となる、右手は魔力をもった弾丸を生み出し、左手は霊力をもった弾丸を生み出す。消費するのは魔力だけど弾丸の属性は異なる。




 莫大な魔力を消費したことによる出来上がった一発。


 この弾丸は特殊攻撃などのエネルギーを灰とする。必殺技から魔法などの特殊技。その原点であるエネルギーを強制的に分解させ、灰として形を作り変える。相手の力が強ければ強いほど、灰の量は多くなる。つまり妨害技だ。


 特殊技として完成したものを、勝手に灰に作り変えられて無効かされる絶望。


 敵対者に対しての最大限のいやがらせをする、ダストフォームの必殺技だ。

 



 シリンダーを回し、止める。



 リボルバーを持つ右手が狙いを定め、左手を銃床に添えた。



「灰となれ!」



 そして引き金を引いた。狙いはフェニックスだ。撃鉄が弾丸を叩き、銃口から放たれる一撃。通常の弾丸と変わらない。



 地上が熱波によって荒れていく中、僕が放つ弾丸がフェニックスへと衝突。炎が作り上げる嘴と弾丸が互いに衝突し、風を引き起こす。地上の土埃が上空へ舞い上がるものの、建物が吹き飛ぶことはない。調整された上空と弾丸の効果によって破壊は急速に静まっていく。


 その最中、鵺の首領は遠い空へと離れていく。


「さようなら」


 別れの挨拶は野田市に響く。ティターの莫大な魔力によって作られた拡声魔法。花火を打ち上げた範囲ぐらいまで響いた別れの挨拶が決め手となっていく。ティターはそのままフェニックスの最後を見届けることなく、この場を去っていった。


 熱波がとぎれ、フェニックスは嘴から灰となっていく。魔力によって生まれた不死鳥は、頭部から首まで灰となって空へまっていく。その灰は光と反射して、まるで雪のように輝かしかった。



 そしてフェニックスが腹部から足部分まで灰と化すころ、勝敗は喫した。




 そう野田市には思われているはずだ。この光景を見ている第三者もそう、メディアもそうだ。ここは市街地であるけれど、僕がわざと暴れて音を立てていたため、人々はさっている。この地に残っているのは大体がメディア関係者か、腕に覚えがあるだろう実力者たちだけだ。




 だから僕はピースした。脇腹に片手をおき、空いた手でのピース。



「野田市は解放された!!」


 わざとらしく叫び、喜びをもって演劇は幕を閉じていった。



 これを疑うものは誰もいない。シャークノバや鵺の下級怪人やパンプキンの魔獣を等しく暴力をふるった。羽アリ怪人とも激戦を見せた。手加減などしないし、そう見えないほどにはグロテスクな光景満載だ。



 僕はスマホを出現させた。これは東京から出てくる際に新規契約したものだ。雲白空という名前で作った口座。その際のもので毎月の料金8000円。非常にお高いが格安プランにするわけにもいかない。お昼時とか低速になるのは縛りすぎた。


 貴重な時間を買うのであれば安い費用と思っている。



 僕たちの拠点では一切使えないけど。


 でも契約するなら高いやつが良いと相場が決まっている。情報弱者と一部の界隈から言われそうだけど、そんなのは知らない。余計な費用がかからない程度に知識をもっていればいいんだ。



 スマホの撮影モードにし、きょろきょろとあたりを見渡す。フェニックスの熱波によって荒れた地上。一部は溶けているけど、住宅地は損害はない。ティターの魔法の腕の高さがわかる。普通なら住宅地もアスファルト事崩壊しているはずだ。それがないのは単純な魔法の質が高いってことだ。


 商業施設なども損害はあるようだ。だが大手企業の中でも余力があるところだけを破壊している。

 

 破壊規模も再起不能になるほどでなく、ちゃんと修復すれば機能するぐらいに中途半端にしてある。


 


 だから溶けたアスファルトをバックに撮影をすることにした。


 それを背景になるようにし、令嬢怪人を手招きした。


 令嬢怪人が来たのでスマホを渡し、操作方法を説明。あとはカメラを僕側に向け続けるよう指示を出した。


 姿を黒基調のドレスに戻す。ロッテンフォームへ戻し、灰色のくすんだ王冠を両手で触れたまま、感情変化の練習をする。


 笑みを作る。辛い顔を作る。喜色の表現を作る。撮影をする際、感情表現が普段と同じくできるとは思わない。念のための体操だ。


 何の苦労もなく変化ができた。だから開始するよう手を振った。令嬢怪人がうなずき、合図を返してきた。



 動画の撮影が始まった。


「野田市の皆さん、一都三県の皆さん、初めましてロッテンダストです」


 挑発もなし。演技は得意だ、挑発もするなら真面目にすることもできる。


 僕はカメラに向けて、両手を広げてみせた。両手の先にあるのは溶けた地上と怪人によって壊された商業施設。住宅地は被害がないため極力移さないようにしている。



「鵺の破壊の痕跡がこちらです。怪人が暴れだせば、人口30万の自治体ですら支配されてかけてしまいます。侵略を止めるべき県軍も歯が立たない相手、それが怪人です」


 カメラ上において真面目な表情を取り繕う。少し歩みだす。カメラが僕にあわせて動き、住宅地へと背景は変わる。



「鵺の非道な行いが善良な皆様にいかないよう、優先して行動させていただきました」


 被害はない。誰一人死んでいない。それはデータとして表れてくることだ。住宅地は無事、されど公共インフラが壊された。


「優先は皆さまの命、その次は大切な住居です。企業や自治体には心苦しいですが、皆様には余力があります。被害を受けても立ち直らせる余裕と資金力がです。なので選択をさせていただきました」




 悲痛な表情を作り、僕は語った。



 表情を少し無理したような苦々しさで騙る。



「ですがご安心ください。完全には壊されないよう、修繕できるほどには間に合ったと思います。早急に対処した数少ない功績でしょう。市民の皆様の安全を第一、住居を第二に、その次に企業の皆様の被害を減らすことを優先しました」



 ここで笑みは見せない。嘲笑はしてはならない。ロッテンダストは外道であるがゆえに、交渉事も作る悪党だ。これが撮影され編集せずに投稿する。嘘偽りのない現場の情報だ。叩くものもいる、僕が番組で煽り行為、中指立てる挑発行為などしたから、欺瞞的工作だという奴は現れる。


 その風評があるからこそ、別の仮面を見せていかなければいけない。


 ネット上と番組上の二つの顔を作りたてることで、視聴者を欺く。



 番組上では、煽り系。


 ネット上では真面目系。


 

 番組派閥とネット派閥によるロッテンダスト討論が起きるだろうけど、知ったことはない。対立を作ることが非難をさけ、利益を生み出す。崩壊前の政府が得意とした手法の一つを真似する。



「本当の犠牲者は自治体の皆様になってしまうことでしょう」


 両手をあわせ、僕は顔を下に向けた。両手に口元が隠れるよう、瞳は両手の上にあるようにした位置。



 悲痛が苦しみが出るような表情から一転。


「人の死を見逃すことはできませんでした!」



 顔を上げた僕の顔には一筋の涙が流れている。辛さを作り、悲しみを作り、自分も苦しんだという両目からの涙。優先は人の命、これを強調するのは善人説を強化させるため。



「企業の皆さま、自治体の皆さま、間に合わず申し訳ありませんでした」


 

 懺悔するかのように再び顔を下に向けた。合わせた両手を崩すことはない。


 これによってロッテンダストはキャラ付けで動いている論が作れる。外道キャラなのか、根は真面目なのかという論が生まれることだ。涙を流すものを叩くやつは大勢いても、全員じゃない。世の中、結構優しいやつというか、他人に感化してくれる素直な人もいる。反対論が多ければ多いほど、賛成に回る逆側主義者もいる。様々な勢力をロッテンダストの話題で埋め尽くす。



 実力者は善意を向けることを失策と考える。善意はリスク、悪意はリターンをうむ。一つの親切は1つの強制をうむ。一つの敵意は1つの自由を得る。


「経済連合からいただいた報酬の一部」


 善意が損する世界に、ロッテンダストは鵺を封じ込めてきた。悪か、善か。その境界をあいまいにする最大の一撃。


 その一手を放つときだ。



 僕は涙を拭かず、組んだ両手を胸元の近くへ持ってくる。宗教のシスターのように懺悔しつくした姿。



「3分の1を寄付いたします」



 3000億のうち1000億。それを寄付。ロッテンダストが動画を投稿しても見ないやつがいる。だが見ないやつを見る気にさせる方法などいくらでもある。


 大金の強さは、人々の感情を大きく揺れ動かす



「1000億を復興にお使いください」



 大金を寄付した際の動きは過剰だ。誰だって情報を気になるはずだ。



 基本は討論が始まる。金持ちの道楽という非難から、善意だと養護するやつ、ロッテンダストを否定したいだけの勢力、可愛らしい少女なら何でもいい勢力。様々な勢力を生み出すのは視聴させることだ。



 討論は過剰となった際にニュースになる。事件、事故の放送も討論から始まり、ニュースへと進化する。そのニュースを見た視聴者が討論し、情報は視聴者自身がばらまいていく。


 そのうえで釈明も入れなければいけない。



「皆さまは僕を守銭奴だと思うことでしょう。その意見は正しいです。生きるためにはお金が必要です。お金がなければ食事も服も家も何も手に入りません。大金を請求するのも、されるのもお金は人を束縛してきます。持たない相手なら何をしてもいい時代が今なんです」



 涙の雫をこぼしながら釈明する。



 事態の引き金は、ロッテンダストの何もしない宣言。


 

「野田市の皆様を苦しめて、ほしい大金じゃなかった。2800億を請求されたとき、このままじゃいけないと思いました。やり返さなければ、被害者なだけじゃ搾取されます」



 流れてくる涙は止まらない。可愛いい少女の涙は心をくすぐる。そういうのを知ってるから演じてい

く。


「だから何もしないと宣言しました」



 僕は再び静かに移動し、溶けたアスファルトの場所をうつす。溶けたアスファルトの下にあった砂利や土が汚した歩道も移した。


 


「結果がこれです。鵺は皆様の生活を一変させました。二日もたたずにです」


 事情をと現状を説明もする。撮影とはいえ、誰の目にも触れていない。カメラの先に大勢がいるとして感情をこめていく。鵺の被害を無償で抑え込んできた事実。ロッテンダストが抑えてきたからこそ、平穏がある。手をひけば二日で怪人による現実があった


 映像とともに証拠を示していった。


 だけどダスカルを逃がした理由は説明しない。触れる気もない。触れる視聴者もいるだろうが、それは一切無視する。誰の意見にもコメントにも返信はしない。



「僕たちが手を引けば、鵺は再びこの地を支配します。今度は本気でです。僕たちを恐れているからこそ、人の死はなかった。次は鵺は容赦しないでしょう」


 

 今まではロッテンダストが封じてきた。


 今度手を引けば、野田市は完全支配される。どれほど血を流そうともだ。そういうのを暗に込めた。



「皆様を苦しめたいとも思いません」



 涙交じりに微笑んだ。



 微笑んで、表情を暗くしていった。



「こちらも生き残るのに必死です。次に賠償請求されるのであれば、今度こそ何もいたしません。今回は人の命がかかっているため3000億で受けましたが、次はいくら積まれても助けれません」



 そして頭を下げた。



「ごめんなさい」


 呼吸とタイミングを合わせ、再び顔を上げた。ロッテンダストについての正体は誰にもわからないだろう。番組に映った外道が真実か、ネット上の真面目が真実か。どれも嘘でどれが本当なのかは不明。討論は炎上し波及するだろう。



 良くも悪くも大金の請求は、物事が大きく動いた物的証拠だ。世論も経済も大金が動けば、それほど事態が重くなったと錯覚してくれる。


「僕たちも皆さんも苦しいのは同じ」



 鵺の侵攻は非常に大きく有利に運ぶ。


 



「命をかけて鵺と戦い、手に入れた大金。一部とはいえ1000億を渡すことは、こちらも心情的に惜しいです」



 そのうえで僕は騙るのだ。



 

「惜しいですが、1000億で明日の希望がつかめるなら!悪に苦しむ皆様を思い、自腹をきらせていただきました」


 物事を動かす大金を寄付としてだ。この時代における最高の愚策。だけど世論にとっては違うし、経済界からしても意味が分からないことだ。


 善人にも見えるし、悪人にも見える。


 必要なのは印象をつかませないことだ。僕は涙をとめ、拭う。表情をできる限り消し、無を作っていく。


 垣間見せる冷酷さ、その強さをアピール。


「今まで無償で鵺を抑えました。これからもそうでありたいと願います。」


 自分たちの実績における要求。相手の心を動かすのと同時に反感も抱かせる。ロッテンダストを許す気持ちと、要求してくる奴への反感。


 この時代の善意は、非常に重いことだ。


「今の時代、無料で助かる命はない。皆様ならわかるでしょう」


 治安を維持する警察もいない。軍隊は徴兵制で、練度最悪、士気最低。国のために、家族のためにといった自己犠牲精神は誰にもない。犠牲となった保証もない。切り捨てられる社会に誰も居場所を感じなかった。


 新自由のくせに自由はない。自己責任は押し付けるが、他人には自己犠牲を強いる。己の身は己で守らなきゃいけないのに、誰もが他人をひきずり落とす。


 過酷な労働環境から身を守るすべはない。従わなければ解雇。


 福祉制度もないため、働けないものは死ぬ。


 社会は悪が満ちている。他人を犠牲に自分がよければいいと願うものたちの社会。


 


 ロッテンダストはその時代の中で鵺から守った。3000億というコストで命をかけ、30万人の自治体を開放した。そこまでして稼いだ大金の一部1000億を寄付。また以前は無料で鵺を抑え込んでいた実績。鵺の侵攻からの結果をふまえ、考察は必ずなされる。


 

 善悪的行動が判断を狂わせる。


 ロッテンダストは何者かという謎。不明だからこそ価値はある



 これ以上は何もないと告げて動画を切った。一切編集せずにそのまま動画サイトに投稿。新規の動画チャンネルだろうが、大体動画の上昇ランキング一位がロッテンダスト系のものばかりだ。中指を立てたり、3000億を請求した外道シーンの切り抜きなど。



 大怪人を倒し、逃がしたところから注目されてしまった。


 

 全部悪いシーンばっかりが上昇している。もはや外道魔法少女扱いだ。ダスカルとの戦闘シーンも切り抜かれている。煽り行為シーンのまとめ動画もあったりと最低なところしかない。大体が叩くための動画。



 だから別の形のロッテンダストを与えた。



 悪いやつが良いことをしだすと、良いやつに見える現象を適応させてみた。投稿してすぐ反応がくるわけでもない。スマホに時間を奪われることも、情報を抜かれることも好まない。

 


 スマホの電源を切らせた。令嬢怪人に指示を出し、スピーカーとカメラ部分を念入りで布で塞ぐ。その上からアルミホイルを巻かせた。



「情報は与えるやつが制する」

 





 投稿から数日後の展開を先んじて教える


 僕の予想通りに物事は上手くいく。悪名は無名に勝る。商売をしない僕としては再生数頼りの生活もない。視聴者からのお金によって生きる配信者でもない。好感度調整などしなくていい立場なので自由だった。


 悪名がマイナスをうむこともなかった。



 投稿した動画は最新情報だ。しかもロッテンダスト本人の投稿によって一気に注目された。大半が叩きによって炎上した。だがロッテンダストの涙を見たごく一部の視聴者が心を痛める始末。そのうえで最後付近で反感を抱きつつも、言っていることの正しさがあるため否定もできない。


 ロッテンダスト善人説、悪人説。現実主義者でありながら外道なのも本人。必要措置を演じているだけといった意見。様々な討論が過熱し炎上していく。

 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 凄まじいまでの世論操作ですね。 どこにでも逆張り論者はいますから、実はこうだ実はああだなんてどこにも存在しない関係者からのリーク情報が週刊誌を飾るんでしょうね。 怖い話です。 羽蟻怪人が…
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