選択肢
手に取っていただきありがとうございます。更新頻度は諸事情により遅くなる事が懸念されますが、できる限り早く投稿できるよう尽くしていきたいと思います。
また、投稿主の言葉の言い回しや誤字に関してですが、投稿主も経験が浅く、おかしな点もあるかと思いますが寛容な心で対応していただければ幸いです。
と、まぁ、堅い感じで書きましたが、文を考えるのに時間がかかるのでこれからはもっと軽くいきたいと思います。
俺の名前は上条 琉輝亜。自称何処にでもいる普通の高校2年生だ。
少しでも家族と距離を置くために一人暮らしをしている俺は普段と変わらず、玄関で靴を履いているとスマホの通知が鳴った。
後で見るか。
そう思いスマホをカバンの中に突っ込む俺だったが何故かその通知が気になり再びスマホを開く。
なんだ、迷惑メールか。
メールアプリのタスクを切ろうとする俺だったがメールの内容が気になりメールに目を通す。
そこには短い文が打ち込まれていた。
どっちを選びますか?
選択肢
A 「ヤンデレ美少女」
B「性格完璧な妹」
その言葉を見て俺はふと妹の事を思い出す。上条 瑠奈だ。
妹について話すには少し俺の通っている高校について話さなければいけない。俺の通っている私立聖蘭高校は全国でも難関高校として有名だが、多くの美男美女が集まる事で有名な高校である。それ故に多くの者が受験し落ちて行く。俺は死に物狂いで勉強し、やっとの事で受かることができた。
そんな難関高校である私立聖蘭高校には2強と呼ばれる美少女がいる。一人は俺と同年代で、この国の国宝とまで言われている美少女いや、女神である、二宮 友梨奈である。
そしてもう一人はと言うと勿論だが、その女性もこの国の国宝と言われ、小悪魔的美少女として有名である。
これを踏まえた上で先程の俺の妹、瑠奈について話そうと思う。
これを読んでる読者にはある程度予想できると思うが、って俺は何を言ってるんだか……。
そんなことはどうでもいいとして、妹である瑠奈はこの学校の2強のうちの一人である。
先程述べた通り、小悪魔的美少女のなのだが、それは半分嘘であり半分真実である。我が妹である瑠奈は俺とは違い容姿端麗で頭脳明晰、誰にでも優しい完璧美少女である。しかし家に帰ってみると、その姿は一変し、俺をまるで奴隷のように扱う、"優しい"と言う言葉から最もかけ離れた存在へと変貌を遂げる。
実はと言うと俺はこれから逃れるために一人暮らしを始めたのだが、一旦この話は置いておくとして、俺は妹の性格がもうちょっとマシになったらいいと思っていた。
だから、俺ならBを選ぶと考えていた。
しかし、もう一つの選択肢について考えると迷ってしまう。
「ヤンデレ美少女」
つまり、美少女が自分を好いてくれると言う事だ。俺は迷う事なく二ノ宮さんのことを想像してしまう。
いかん、いかん。彼女は高嶺の花だ。俺みたいな凡人には縁のない女性だ。
そう思いながらも想像してしまう自分に呆れながらも俺の指はスマホはと走る。
Re:Dear 選択肢
この問いの選択肢にどちらか一つという指定が無い以上、俺ならこう言うだろう。
どっちも とな。
ナルシストチックな回答に少し恥ずかしさを感じるが俺はこのメールに返信した。このメールのせいであんなことになるとも知らずに────。
後書きでは後々ショートコメディー的なものを描いていこうかと考えております。
また、続きが知りたいと少しでも思ったのら、ブクマ、評価、感想のほどよろしくお願いいたします。