表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TRPGオンラインゲーム  作者: ラフ
3/4

住宅街の殺人鬼 プロローグ

シナリオ始まります。

1回、目の前が白くなると今度は黒い部屋に飛ばされたみたいだ。


『はじめまして。私はゲームキーパーを務めさしていただくジュウと申します。』


「ゲームキーパーってなんだ?」


僕は聞いてみる。


『ゲームキーパーはシナリオを進める上で必要な存在です。TRPGは他のRPGとは違いますから。』


そうなのか。


「分かった。ありがとう。」


『では、2人のステータスを表示致します。』


宇野 凛【警察】21歳

STR(筋力)13

CON(体力)10

POW(精神力)9

DEX(俊敏性)11

APP(見た目)14

SIZ(体格)8

INT(知性)9

EDU(教育)10

SAN 45

幸運 45

アイデア45

知識 50

耐久力 11

〖聞き耳〗70

〖目星〗68

〖回避〗25

〖格闘〗98

〖心理学〗13




風鳴 風鈴 【探偵】23歳

STR(筋力)5

CON(体力)7

POW(精神力)13

DEX(俊敏性)10

APP(見た目)16

SIZ(体格)12

INT(知性)13

EDU(教育)15

SAN 65

幸運 65

アイデア 65

知識 75

耐久力 10

〖目星〗63

〖聞き耳〗62

〖鍵開け〗64

〖言いくるめ〗66

〖説得〗62

〖心理学〗59


「ほんとに凛は偏ってるな。」


「気にしないで。でも、風鈴もなかなかだよ。」


『確認は済みましたか?では、〖住宅街の殺人鬼〗の世界に送り込みます。どうぞ、お気をつけて。』


まずはプロローグから始まるみたいだ。


『この山成市は至って普通の町だった。だが、ある日この街の住宅街で殺人事件が起き、さらに連続殺人となったことで大騒ぎとなり警察の凛は現場に駆り出されるのだった。』


「はー。今日も派手にやってくれましたね。”ジャック”が。」


私、宇野 凛は最近騒ぎになっている連続殺人事件の現場に来ていた。

その死体は、中々残酷でバラバラにされている。

この事件の犯人は切り裂きジャックになぞらえてジャックと呼ばれている。


「そうだな。これで何件目だったか。」


この人は私の上司の薩前さつまえ けい。もう、何十年も警察をやってるベテランの人だ。


「これで、10件目ですね。」


「はー。こうも証拠を残されないと困るものだな。」


この事件のキーはまったく証拠が残されていないことなのだ。足跡も何も無い。


「一体どうやって、四肢をバラバラにしているのか。」


これまでの死体と同じように、切り口はノコギリなどのギザギザした物ではなく、もっと切れ味のよい包丁のようなもので、切られたと思われる。


「まあ、今回もあまり情報はなく終わるでしょうね。」


「またか。」


『ここで、風鈴さんの方に移ります』


「今日も平和だなー。」


私、風鳴かぜなり 風鈴は探偵事務所を経営している。よくある落し物探しや不倫調査などをよくやっている。地元の人からは信頼を得ていて、色んな依頼をしては報酬を貰っている。探偵にしては、成功している方だと思う。

ある日いつものように事務仕事をしていたら、事務所の扉がバンッ!と開き依頼人であろう人がきた。


「どうしましたか?」


「あの!”ジャック”を捕まえてください!」


「”ジャック”?」


「あの、例の住宅街で起きてる連続殺人事件の、犯人を捕まえてください!」


「あのー、まずは、落ち着いてお話しましょう。お茶もありますので。」


「はあはあ。わかりました、、、」


数分もすると、すぐ落ち着いた。相当焦っていたのだろう。


「それで、一体どうしたのですか?」


「はい。私は未来といって、あの住宅街に夫婦で住んでいました。夫はいつも、歩いて会社に行って夜遅くまで働いては歩いて帰ってくる。そんな生活をしていました。

そしたら、最初の1件目の殺人事件が起きて、2件目3件目と、どんどん数が増えていくのでお願いだから、車で出社してくれない?ってお願いしたんです。そしたら夫は大丈夫。俺は襲われないから。って言って、いつものように出社していたんです。

そしたら、昨日の夜バラバラ死体になって見つかって。」


そこまで言ったら、未来さんは泣き出してしまった。


「それは、悲しい出来事でした。それで、今日はここになんの用で?」


「ぐすっ。はい。今日はさっきも言った通りその事件の犯人を捕まえてほしいのです。」


「なるほど。でも、私もその手の依頼初めてでして。勝手も分かりません。その依頼を達成するのは中々難しいと思いますが。」


「はい。それは分かっております。なので、捕まえるまでに至らなくても、情報などを集めていただいても、報酬をお渡しします。」


「わかりました。依頼をお受け致します。なにか、ありましたらこの電話番号までお電話ください。」


そういって、自分からの名刺を渡す。


「分かりました。それでは、私のも。」


電話番号の書かれた紙を貰った。


「ありがとうございます。」


「では、私はこれで。依頼よろしくお願いします。」


そういって、未来さんは事務所を出ていった。


「さて、これから忙しくなるぞ。」


初めての依頼にちょっとワクワクしながら、準備に取り掛かった。


ブクマやポイントをつけて頂いたらやる気がでます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ