友達と合流
「おー。ここがギャラルホルンの街か。」
あのクトゥルフジュニアにテレポートされると街がすぐ目に入った。
ちなみに、プレイヤーは首に刻印みたいなものがあるからNPCとプレイヤーの区別はつく。あと、性別がこのゲームはランダムなんだが、ハズレを引いたみたい。
可愛い女の子になってた。
一応年齢は24歳にしてるし、APP(外見)がまあまあいいからそれなりの身長になってるからロリではない。
ただ、可愛いそれだけなのだ。まあいいか。とりま友達に会いに行こう。
「えっと、確か名前は風鈴にするって言ってたな。」
このゲームはステータスや見た目は変えられるが、名前は変えられないらしいので名前で検索したらその人が今どこに居るのかが分かるらしい。
さっそく使ってみた。
そしたら、街のマップが出てきておそらく風鈴であろう人のところが、赤く光っていた。
「あのー。風鈴さんですか?」
「そうだよ?もしかして、凛?」
「そうだよ。よかった。違う人じゃなくて。」
「それはそうと、お前もハズレ引いたか。」
笑いながら言うがそいつもそうだった。
「ハズレ言うな。もう、仕方ないしこれでゲームしていくよ。」
風鈴の見た目はめちゃめちゃ良かった。タイプ的には可愛いより、綺麗な人タイプでした。
「で、どうする?シナリオ最初探すか?」
「2人で出来るシナリオで短く終わるやつ調べるわ。」
「え、そんな機能あるの?」
「あれ、クトゥルフジュニアから聞かなかった?」
「え、俺は違うやつだった。」
「へー、人によって違うんだ。あ、出てきたよ。えっと、海の死骸って言うやつと、住宅の殺人鬼って言うのがあるけどどうする?」
「俺のは、戦闘キャラじゃなくて目星とかそういう、探す系の技能に振ってるから住宅街の殺人鬼にしたいな。」
「僕は、戦闘キャラだし別にそれでもいいよ。」
「あ、ステータス見とく?」
「いや、確かシナリオが始まる前に見れるって書いてあったしいいよ。」
「りょー。じゃあ、そのNPCのとこ行くか。」
歩いたら案外近くにそのNPCはいた。話しかけてみると。
「私の作戦したシナリオをプレイしますか?」
っと言ってきた。
「もちろん。」
「わかりました。プレイヤーは凛さんと風鈴さんの2人でよろしいでしょうか?」
「「はい。」」
「では、シナリオ〖住宅街の殺人鬼〗の世界へ行ってらっしゃいませ。」