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TRPGオンラインゲーム  作者: ラフ
1/4

キャラメイク

こちらは見なくても別にいいと思います。

無駄に長いし。

みなさんはTRPGを知っているだろうか?

TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームの略でクトゥルフ神話TRPGなどのたくさんの種類がある。

プレイヤーはキャラなどを作り、シナリオという物語をクリアしていくゲームだ。そのTRPGが今宵、MMORPGとし発売される。



僕は宇宮うみや れん。僕の手にはTRPGオンラインゲームと言うゲームが握られている。

これから、家に帰ってこのゲームをやるのだが実際自分は、TRPGをやった事がないからめちゃんこ心配。でも、興味はあった。

だけど、ルールブックが高くて手が出しづらくこういうのに興味を持っている友達が少ないというのも手が出せなかった一つだ。

ただ、このゲームはTRPGを簡略化していたり独自ルールだったりがあって初心者でも大丈夫ということをCMでやっていたから、買った!

その数少ない友達とも約束をしていて、ゲーム内で合流する予定だ。


「ただいまー。」


「あ、にい。おかえり」


こいつは僕の妹の宇宮 美海みかい。軽音部所属の高校1年生。あ、ちなみに僕は高校3年ね。


「買ってきたわ。」


「ちゃんと、うちのも買ってきた?」


「ちゃんと買ってきたから。」


実は美海にパシられてた。まあ、ついでだからいいんだけどさ。


「じゃあ、部屋行ってやってくるから。」


「夕飯前にはちゃんと起きてね。呼びに行くのめんどいから。」


「リョーかい。」


階段を上がり、自分の部屋の扉を開けベットの上に座る。

箱を開けTRPGオンラインゲームを取り出し、頭につける。


「スタート。」


起動の合図を言い、意識は暗闇に落ちていく。


『やあ、こんにちは客人。』


目を開けると、そこは海の中のような場所だった。


「どこの誰?」


シンプルに気になったことを聞いてみる


『そうだね。姿をまず見せなきゃね。ちょっと待ってね。』


その声にしたがってちょっと待つと、目の前にタコの化け物みたいなやつが出てきた。サイズは普通のタコより3倍ぐらいでかい。

そして、色がグレーっぽい色をしている。


「こんにちは。僕は、クトゥルフジュニア。ゲームの案内役だよ。」


「あなたがよく聞くクトゥルフってやつですか。」


「そうだよー。じゃあ、早速だけどキャラメイクするよー。

君はTRPGの本家はしたことある?」


「僕はないです。」


「りょーかーい。じゃあ、色々教えてあげるね。

あと、僕に敬語はいいからー。」


「おっけ。で、キャラの作り方は?」


「能力はー

STR(筋力)

CON(体力)

POW(精神力)

DEX(俊敏性)

APP(見た目)

SIZ(体格)

INT(知性)

EDU(教育)

の8個があってー。」


「多いな。」


「TRPGは、キャラメイクが1番やること多いからね。

ここ乗り切ればあっちの世界では何してもいいからー。」


「そうなんだ。頑張ってみるわ。」


「頑張ってねー。それで、STRからAPPまでは、6面ダイスを3回振って決めてね。これを3D6って言うから覚えといた方がいいよー。Dの前が振る回数で後がダイスの面の数だからー。」


「分かった。サイコロを振ればいいんだろ。」


「そうだよ。じゃあ、これあげる。」


そういって、3つのサイコロとめっちゃ面のあるサイコロを貰った。


「6面ダイス3つと100面ダイスあげるよ。それ、居るから。

あと、いまから振る5つは18が一番いいから。」


「ありがとう。じゃあ、振らせてもらうね。」


振った結果が

STR(筋力)13

CON(体力)10

POW(精神力)9

DEX(俊敏性)11

APP(見た目)14

になった。



「結構、パワー型だねー。じゃあ、つぎはSIZとINTを2D6で振って+2して、EDUは、3D6で振って+3をして。」


「りょかい。」


で、振った結果が

SIZ(体格)8

INT(知性)9

EDU(教育)10

だった。


「じゃあ、次は7つ計算しなきゃ行けないものがあるけど、それは俺が計算するねー。説明はちゃんとするから。」


そういうと目の前に数字が沢山でてきた。


SAN 45

幸運 45

アイデア45

知識 50

耐久力 11

職業技能ポイント 200

趣味技能ポイント 90


「SANはなくなったら、発狂するから気をつけてー。その他4つは必要に応じて説明あるから今はいいよー。

そして、職業技能ポイントと趣味技能ポイント振る前に職業選びと名前つけて。」


「職業ってなんでもいいの?」


「いいよー。気に入らなかったらあっちでも作り直せるしねー。」


「そうなの!」


「そうだよー。結構イージーゲームでしょ。」


「そうだね。」


そんな返事をするけど、何か引っかかる所がある。


「じゃあ、シンプルに【警察】でいいや。名前は、りんでいいかな!」


「分かった。じゃあ、職業技能ポイントを振って。1つ98まで振れるから。この中から選んでね。おすすめは上の方にあるから。

あと、えらぶだけなら色々な選べるよ。初期値は基本25だから。」


そういうと、周りにたくさんの文字が浮かんだ。

おそらく、技能と言うやつだろう。おすすめは、〖聞き耳〗や〖交渉術〗など警察っぽいものが沢山あったが、僕が選んだのはこいつらだった。


〖聞き耳〗70

〖目星〗68

〖回避〗37

〖格闘〗98


になった。

偏ってるって?気にすんな!


「偏らしたねー。いいね、そういうの好きだよ。じゃあ、次は趣味技能ポイントを振ってね。これは、あんまり関係ないから好きなのに振っていいよ。」


「じゃあ。」


〖ベース〗45

〖ゲーム〗45

にした。


「じゃあこれで、キャラメイクは終わりだよ。街に飛ばすから驚かないでね。ちなみに、シナリオはNPCたちに話しかければ色々出てくるから。じゃあ、行ってらっしゃい」


これから、僕のTRPGライフが始まる!

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