最後に、各キャラについて
では最後に、各キャラについて一言ずつ述べておしまいにします。
1位:斉藤一 作品:るろうに剣心
新撰組三番隊長、実在の人物がモデルです。
もっとも作中の彼は、作者の思いがかなり色濃く反映されていると思います。
「悪・即・斬」のダークヒーロー。うじうじ悩んでいる主人公に比べ、ゆるぎない存在です。
2位:ランサー(クー・フーリン) 作品:Fate/stay night
アイルランドの神話に登場する英雄です。日本神話なら、日本武尊ってとこなのかな?
作中では「ランサーが死んだ」でお馴染み。なんで死ぬんでしょうね、彼強いのに。
主人公がどこか偏屈で意固地なのに対して、どっしりさっぱり、気持ちのいい兄貴っぷりが好感度大です。
3位:戎崎 裕一 作品:半分の月がのぼる空
もう充分語りました。
4位:アルフレッド・フライシャー 作品:アップフェルラント物語
主人公の少年を助けてくれる警察官です。英雄でもなんでもない普通の人、だからいい。
かつて主人公の母親に恋していた、とほのめかされています。
最後は敵役の美女と楽しい一晩を過ごす、ある意味おいしい男です。
5位:トチロー(大山敏郎) 作品:宇宙海賊キャプテンハーロック
死んで宇宙戦艦の頭脳となる、そんな設定が子供心に衝撃でした。
登場する作品により若干設定が違いますが、アルカディア号の頭脳になる、というのは同じ。
女海賊エメラルダスが惚れた男であり、きっとハーロックより強い男です。
6位:ポルコ・ロッソ 作品:紅の豚
私が語るまでもないですね。「飛ばない豚は、ただの豚だ」……かっけー!
7位:忍野メメ 作品:化物語
チンピラっぽい、皮肉屋の専門家。徹底したプロフェッショナル、でもお人好しです。
中二病全開の主人公の家庭教師ってとこですかね?
皮肉交じりに「何かいいことあったのかい?」ていうセリフ、大好きです。
8位:キリヒト 作品:図書館の魔女
主人公こと「図書館の魔女」マツリカに仕える少年。実は作中で随一の剣士です。
ドSのマツリカに健気に仕え、次第に心を通わせていきます。
この二人のね、孤高の天才同士の淡い恋、てのが初々しくてたまらんのですわ。
9位:ナイトハルト・ミュラー 作品:銀河英雄伝説
「鉄壁」の異名をとる男です。
負け戦でこそ目立つ男、わりと貧乏くじ引いてる気がします。
でも作中では敵味方双方から高評価を得ている男です。こういう男が最後は勝ち組ですよねー。
10位:ルミエール 作品:魔女の心臓
竜なんですが、主人公の魔法でランタンになっています。
主人公のことを「姐さん」と呼び、どこまでもついていく男。
ちゃらちゃらとした感じですが……ラストの「チェンジ」で評価爆上げです。
もし興味のある作品があったら、ぜひ読んでみてください!