表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

キャラを通して自分探しをしてみる

 好きなキャラ=憧れ、だと思います。

 では選んだキャラの共通点はなんだろう? それすなわち、私の憧れ、なりたい自分ですよね。



 共通点その一、「強い」です。

 異議が出そうなキャラ……そうですね、「戎崎 裕一」は強くないですね。勉強ダメ、運動ダメ、のヘタレ野郎。出会った頃はヒロインにボロクソに言われてますし。

 でも、彼の強さはそういう強さではなく、「好きな女の子のためならなんでもする」という種類のもの。要するに覚悟というやつですね。その覚悟の強さはなかなかです。嘘だと思うなら次の質問にYes/Noで答えてみてください。


 好きな人に会うために、ロープ一本でビルからビルへ飛び移れますか?


 これに躊躇なく「Yes」と答えられる人は少ないですよね? 私は無理です。別の方法探します。つまりはそういうことです。いやもしかしたらバカなだけかもしれませんけど。でもすごい。

 他のキャラは腕っ節も強いです。1位、2位なんていわずもがな。「兄貴ぃぃぃ!」と叫びたくなるほど強くていい男です。



 共通点その二、「渋い」です。

 舞台の中央で派手に活躍する、誰もが注目するタイプではありません。だけど主人公に匹敵する強さを持っていて、むしろ凌駕するときすらあります。人に言われて行動を変えたりはしない、譲れないものを心の中に持ち、頑固なまでにそれを守っている、という感じです。

 異議が出るとしたら、「ルミエール」かな?

 わりとちゃらけた感じのキャラクターですし。でも、大好きな「姐さん」を思うあまり、涙を流しながら「チェンジ」というシーンでは、「姐さん」についてだけは譲れない、という感じです。

 え、よくわからない? ぜひ作品を読んでみてください。

 ちなみに渋さでは「ナイトハルト・ミュラー」が一番かと。「ポルコ・ロッソ」と悩むところですが、こっちは主人公でスポットライト浴びてる、てことで二番です。



 「強く」て「渋い」。それが私が憧れるキャラクターのようです。要するに自分もそういう男になりたいということかな、と。

 では、実在の人物でそんな感じの人は? と考えて、パッと一人思い浮かびました。


 元広島東洋カープの投手、黒田博樹さんです。


 野球知らない人には「誰それ?」ですね。大谷翔平さんのような、全国区の有名人というわけでもないですし。

 でも彼、すごいんです。

 大リーグのチームから20億円のオファーが出てたのに、それを蹴って、五分の一の年俸で、自分を送り出してくれたファンのために日本に帰ってきたんです。そして半世紀も優勝から遠ざかっていたチームを優勝させるべく全力を尽くします。

 そうやって、ファンや若手に対し「本当のプロ」を身をもって示し続けた姿は、まさに「強く」て「渋い」男です。


 その在り方は「男気」と表現されていました。


 なるほど「男気」ですね。私はどうやらそんな男に憧れるようです。与えられた使命を果たした上で、なお己の生き方を示せる。損と承知で、決めた道を歩いていく。これが俺だ、て背中で語る。


 うん、かっこいいです。


 しかも黒田博樹さんが現役最後に対戦したのが、大リーグ移籍間近だった大谷翔平さんでした。なんだか世代交代の名シーンを見ているようで、アニメや漫画なら「神回」と呼ばれること間違いなしです。そんなシーンに巡り会えること自体が、もう「ヒーロー」ですよね。



 さて、私はそんな男になれているのでしょうか。

 ……

 …………

 ………………がんばります。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] >黒田博樹さんが現役最後に対戦したのが、大リーグ移籍間近だった大谷翔平さんでした。なんだか世代交代の名シーンを見ているようで、アニメや漫画なら「神回」と呼ばれること間違いなしです。 日ハ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ