テネシーローズ!?
ただひたすらの、イチャイチャ回です。
短いですが、よろしくお願いします!!
俺の隣で寝ていた女の子の目がゆっくり開いた。
いやまじで、可愛いな。
透き通った白い肌に、黒いドレスが良く似合っている
ごほん、ごほん。
こんなこと、考えてる場合じゃないな、
それより、なんで、隣で寝てるんだ?、俺、悪くなくね?
……
白い髪の女の子がキョロキョロし、ゆっくりこっちを見た
と、と、ととりあえず、謝るしかないよな、馬小屋の人かも知れないし。
「こっこれは、何かの間違えで、本当すみませんでした!!」
俺は、かなりテンパっていて、とりあえず土下座しようとした時。
白い女の子が、ゆっくり近づいてきて、俺に抱きつき、胸板に顔埋めてスリスリしてきた。
「ぎゅー」
???
やばい、なにこれ、いい臭いがする。
中学生か、高校生ぐらいの年の女の子がスリスリしてくるのってやばすぎる、なんか、柔らかくて気持ちいい…あっ夢なのかな?
俺は、頬をつねってみた、
痛っ
あー分かった!、実は俺もう死んでて、ここは、天国か!
なるほどね、
てか俺臭くないかな?
昨日お風呂入ってないんだけど。
「夢じゃないし。天国じゃないよ?それに、全然臭くないよ!?むぎゅーー」
って、言いながら、スリスリしてくる。
スリスリって、こんなに良いものだったんだな。
頭撫でたい。
ん?てか、俺声に出してたか?
「出してないよ!?でも、理由は良く分かんないけど私には聴こえるの!
ねぇ!撫でてぇー!!」
可愛すぎる、
どうしよ、撫でたら、衛兵さんが来て俺の事つかまえるんじゃないだろうか。
俺は、悩んでいた。
「可愛い?嬉しい!!
早くぅー」
もういいや、撫でよう、撫でるだけなら、犯罪でもなんでもないしな、
てか撫でたい。
おれは、優しく頭を撫でた。
「うふふ、ありがとう」
十分ぐらいたっただろうか、時を忘れて、撫でてしまっていた
俺は一定のリズムで、頭を撫でている。
あー落ち着くわぁー。
一生撫でてたい。
「えへへぇー、一生は困るよ~頭とけちゃうー」
てか普通に心読むの止めてくれないかな。
恥ずかしくて死ぬ。
この子、何物なんだろう、
そこで、俺はある事に気がついた。
テネシーローズがない事に、やばい、どうしよ、
盗られた?、いやでも、相当魔力がないと、触れないはず、
この子には、悪いが一回離れて貰おう。
「ん?てねしーろーずは、ここだよ?」
何言ってるんだこの子?
「だから、私がてねしーろーずだって!」
「は?どういう事だ?」
「私ね、初めて、綺麗だって、美しいって言われたの、それに……一目惚れだって……
ずっと、何百年も、ポンコツだとか、呪われているとか、使えないって言われてきて、一人で、寂しかったの、だから主様に会えてすっごく嬉しいの!
ムギューーー」
そう言ってまた抱きついてきた。
この美少女が、テネシーローズ??
たしかに、美しいとか綺麗って言ったことはマリアとネルネさんしか知らないはず、
この子が本当にテネシーローズなのか!
「やっと信じてくれた!
これからよろしくね、主様!!♪」
「よっよろしく、それにしてもなんで、人になってるんだ?」
「うんと、ローズも分かんない、気がついたらなってた!きっと主様がいっぱい魔力をくれたからだね!」
自分の事ローズって言ってる可愛い、我ながらいい名前を付けたな。
てか、主様とか照れるな。
「普通に花道って読んでくれた方が楽なんだけど?」
「ふふふ、ローズもローズの名前すごく、好き!名前をくれてありがとう!!
でも、それだけは、主様の命令でも絶対だめ、ローズの最初のご主人様だもん!!
それ以外だったらなんでも聞くよ?」
なにこの、可愛い魔剣は、なんでも…だと…?
「うん!いっぱい強くなって、主様を助けるね!!」
この純粋な子にエッチな想像してごめんなさい。
「剣に戻れるのか?」
「うん、戻れるよ、それ!!」
ポンッ!
美少女があらビックリ、剣になった。
すごい、さすが、異世界。
(えへへーすごいでしょー!!)
ん?剣になっても喋れるのか?
(違うよ、主様の頭に直接話しかけてるの~!)
「普通に、剣の状態でも喋れるけどねー」
そんな事も出来るのかさすがローズ!!!
(えへへぇ~誉められた~)
そういえば、なんで、武器屋の時は喋れなかったんだ?
(なんでかなー?話したいなー、と思ったら出来たの!
きっとこれも、主様のおかげだよ!)
うん、まぁ、後々分かるだろ、ネルネさんに次、聞いてみよう。
「ごっごほん、まぁとりあえず、改めて、これから、よろしくな?大切にするよ!」
ポンッ
「うん、大好きだよ、主様!!」
満面の笑みでローズは言った。
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読んでくれてありがとうございました!!