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断片集  作者: みやこ
1/15

DAY BY DAY

テーマは「ベタ」。

「響くん、おはよう!

 今日もめっちゃカッコいいね、大好き!

 わたしと付き合って?」

「おはよう。

 ミツカ、いつまでそのセットの言葉は続くわけ?」

「そりゃあ響くんがわたしと付き合ってくれるまで?」

「…バッカじゃないの?

 ホラ行くぞ、遅刻する」

「あーあ、またふられた。

 …ウッカリ手をつないだりしてみません?」

「しません」

「ちぇっ。

 いいもん、ちぇっ」



響くんと知り合ってもう5年になる。

父の仕事の都合で引越した先の小学校のクラスに、彼がいた。

半端な季節の転入生として紹介されながら、新たなクラスメイトをこっそり眺めていたら、1人の男子に目が釘付けになった。

自己紹介を担任に促されても、目が離せなかった。

「あの、東京から越してきました谷野満花と言います。

 …よろしくお願いします」

頭を下げるその瞬間まで目は彼を見つめていた。

退屈そうにこちらを見ていた、響くんを。


伴野響は、私から見たら良い点しか上げられない。

スラリと伸びた身長。

いつでも冷静なその態度。

理知的な瞳。

陸上部員として、走るその姿。

無造作なままのその髪型も似合っている。

どこから見ても隙ない素敵さだ。

一目みたときから心惹かれ、知れば知るほど恋に落ちていった。


「ミツカだけにだよ、そんな風に見えるの」

私たちと同じ中学校だった真里ちゃんが、ため息まじりに言う。

「冷静じゃなくて、無感動で怠惰なの、あれは。

 顔だってそんなに良かないし。

 身長が高くて走るのが早いくらいでしょ、アレの良いところなんて」

「そんなことないよ!

 響くんの魅力は世界共通だよ。

 ああ、どうしよう今日にも誰かのものになっちゃう」

「…ミツカが牽制しまくってるから大丈夫じゃない?」

「牽制なんてしたい!でも出来ないよう…

 ああ、今にも誰かに告白されてOKしてたらどうしよう…」

「自覚ないんだ。

 ミツカ、毎日のように一緒に登校してんじゃん。

 あんなん見てたら、みんな付き合ってると思うよ」

「ええっ!やだ嬉しい!

 わたし、響くんと付き合ってるように見えるの?

 どうしよう嬉しいんだけど!」

「せっかく可愛いのに、あんたはもったいない子だよ…」

「嬉しい、可愛いなんて言ってもらえるの。

 響くんと釣り合うように、自分磨いてるもの」

「全く、伴野もわかんないなぁ…」


ぶつぶつ呟く真里ちゃんは放っておいて、次の時間は体育のハズの響くんの姿を窓の外に探す。

「いたっ!」

へばりついて外を見ていたら、真里ちゃんに頭をはたかれた。

「なによう、痛いよ?」

「痛くしたの。

 伴野には告白したんでしょ?」

「うん、朝会える度にしてる」

「会える度…。

 なのにアイツはOKしないんでしょ?」

「うん、今日もだめでした」

「だったらさ、そろそろ次に行こうよ。

 私、何人もからミツカを紹介して欲しいって言われてんの」

「いらない、わたし、響くんが好きなの」

はぁ、ってまたため息をつかれた。

「ミツカ、今日帰りにお茶してこう」

「でも放課後は陸上部の偵察を」

「たまには付き合いなさい」

もう一度頭をはたいて、真里ちゃんは自分の席へと戻っていった。


…仕方ない、女友達も大事だ。

放課後の分、いましっかり見ておこう。

窓際の席なのを良いことに、授業が始まっても見つめていた。

ら、まんまと国語教師に叱られたけど。

いいんだ、響くんがコッチに気づいて見てくれたから。



響くんのそばにいたいから、本当は陸上部のマネージャーになりたかった。

でもそこまでしたら引かれるかなぁ、と帰宅部を選んだ。

放課後は教室で読書をしながら、校庭の響くんを見つめている。

中学の時は吹奏楽部。

音楽室から部活の様子が良く見えるのを知ったから。


一目惚れしてから、ずっとその姿を見つめ続けていた。

残念だけど同じクラスになれたのは転入したその年だけ。

だから部活や体育、教室移動の際に見かけるのが精一杯。


高校は、彼が陸上の強いここに来ると知って頑張って勉強した。

毎日の通学が電車なのは辛いけど、それ以上の良いことがあった。

響くんが一緒に行ってくれるようになったんだ。


もちろん、最初からそんな風だった訳じゃない。

中学が同じ私たちは、同じ駅を利用していた。

とはいえ、朝練が週に2日ある彼と会えるのは週の半分。

それでも嬉しくて、こっそり時間を合わせて乗っていた。

響くんは、降車駅の改札に便利な車両に乗っている。

それは、つまり私が同じところで乗っても不自然じゃない。

それを言い訳にして、いつも同じ列に並んだ。

見知った顔だから、乗るときに挨拶くらいは交わせる。

それだけで嬉しかった。

その流れで、そのまま同じ車両に乗り、なんとなく離れる。

降りる頃には響くんは他の駅利用のお友達と合流していて、私はその後ろ姿を見送るばかり。


ある日、いつものように響くんと挨拶を交わした。

「朝早くに人身事故があったって。

 遅れているみたいだよ」

珍しく挨拶以外の言葉をつけてくれた。

「そっ、そうなんだ!じじゃじゃあ、混んでるねっ」

緊張して、かんじゃった。

…恥ずかしくてうつむく。

でも響くんは優しいから、気づかぬフリで話してくれる。

「そうだね、ミツカ、気を付けろよ。

 お前は小さいから、プチって踏みつぶされそうだよな」

久しぶりに名前、呼ばれたな。

その上気遣われた。

息が止まりそうなくらい嬉しかった。

「響くんはいいよね、背が高いから新鮮な空気吸えて。

 下の方は空気足りないんだよ…」

「まぁ、誰かと顔をくっつけなくていいのはあるな」

「だよね、わたしなんて毎日知らないおじさんのスーツに顔くっついちゃう」

「…ふうん、お前さ、女性専用車両使えば?

 ちっちゃいんだし」

「ちっちゃくないよ!ちょっと平均身長に足りないだけで」

「それをちっちゃいと言わずに何を小さいと」

「うっ…」

バカみたいな話だけど、1ヶ月分くらいの良いことがあった気分だった。

だからかな、その後に嫌なことがあったの。


遅れてきた電車は予想通り混んでいた。

響くんに続いて電車に乗り、いつもみたいに離れる余裕がないから、ピタリとその背の後ろに立った。

押された先が響くんの背中と思うと、心臓が異常な音を立てる。

ああ、聞こえちゃうんじゃないかな。

凄い接近遭遇!


けれどウキウキした気分に水をさすような気配を背後から感じる。

わたしのスカートの上、ヒタリと押し付けられた手。

体を凍らせていたら、調子に乗ったその手がスカートをめくって直接太ももに触れてくる。

思わず「やっ…」と声が漏れる。

混んでいて、そんな小さな声なんて誰にも届かないと思った。

けれどわたしの前に立つ響くんが、突然無理やりに向きを変え、わたしを抱き込むようにし、

「大丈夫?何かあった?」

と尋ねてくれたんだ。


気色の悪い気配に涙目になっていた顔を見て驚いた顔をした響くんは、でもそれで察してくれたみたいだ。

太ももに触れていた手は既に動きを止め、引っ込められていたけれど、わたしは体が震えるのが止められなくて。

そんなわたしを、駅に着くまでずっと腕に抱いていてくれた。

現金なもので、響くんの胸に頭を預けているうちに、震えは止まった。


「ミツカ、お前、明日から必ず俺と乗れよ」

駅につき、お礼を言ったその言葉にそんな返しをされて首を傾げる。

そんなの、私が嬉しいだけなんだけどな。

「いいの?」

「ああ、お前、危なっかしい。

 俺が朝練ある日は、面倒でも女性専用車両に乗れ」

「うん、本当にいいの?」

「いいよ、明日から改札で待ち合わせな」

「あ、ああ、ありがとう!」


響くんは優しい。

わたしだけじゃなくて、みんなに。

だからそんなことを言われたからって期待しない。

期待はしないけど、うれしすぎたから、ついある日「好きです」って言ってしまった。

スッと細められた目が、私を見る。

「…どこが?」

「…カッコいいところ?」

本当は全部。

一つずつ説明できるけど、気持ち悪いって思われるのはイヤで、そう言ってみた。

そしたら響くんはさらに目をすがめて

「そういうの、いらないんだけど」

って言ったんだ。


もう嫌われちゃったかな、と、それはもう落ち込んだ。

けれど響くんは次の日も待ち合わせの場所に居てくれた。

嬉しくてまた「好きです!」って告げたんだけど、流されて。

以来、毎朝のように告白している。



放課後、駅のそばのカフェに真里ちゃんと入った。

「ミツカさ、伴野の噂、聞いてるんでしょ?」

「…響くんに好きな人がいるってヤツ、だよね。

 ずっとずっと、好きな人なんだって。

 でもずっとずっと、片思いなんだって。

 うん、教えてくれた人が何人もいたよ」

「そろそろさ、諦めなよ。

 せっかくミツカ可愛いのに、もったいないよ」

「響くんに可愛いって思われないなら、どうでもいい」

「そんなこと言ってないでさ…」


知っていた。

彼に告白した女の子が、そんな返事をもらったって。

うらやましいな、彼に好かれる女の子ってどんな子なんだろう。

ホロリと涙がこぼれる。

わたし、もう諦めないとダメなのかなぁ。



翌朝。

いつものように改札前で響くんを待つ。

彼の姿が見えた途端、心臓がうるさく騒ぎ出す。

「おはよう!響くん。

 今日もカッコいいね!

 大好きです、付き合ってください」

いつものように、告げてみた。

いつものように流されるかと思えば、響くんは大きなため息をついて

「ミツカ、いい加減にしてくれよ。

 そんなに軽い好きなんて、迷惑だよ」

目の前が真っ赤になった気がした。

好きと告げることすら、もう迷惑なんだ。

「迷惑、かけてごめんなさい。

 …ちょっと、忘れ物したから帰るね」

返事を待たず、駅を背にして走り出す。

これ以上、響くんの前で笑顔を作れなかった。

心臓が握りつぶされたみたいだった。

響くんがわたしを呼んだ気がしたけど、振り向けなかった。


走って、走って、駅の近くの公園に行く。

こんな時間には誰もいなくて、それでも人目につきにくい場所を探して、芝生の上に座り込む。

一度も受け止めてもらえなかった。

本気にしてさえもらえなかった。

迷惑だって、言われた。

制服が汚れるかも、と思ったけれど、立ち上がる気力はもう無かった。

下を向けば、スカートに涙が染みを作っていくのが滲んで見えた。


誰もいなかった公園に、人の足音が聞こえる。

こんな顔、誰かに見られる訳にいかない。

足音に背を向け、さらに下を向く。

けれど空気を読まない足音は、ザクザクとこちらに近付いてくる。

ああ、どうしよう、制服でこんなところにいるから補導されちゃうのかな。

パニックになりながら、でも涙が止まらなくて立ち上がれなかった。


私の真後ろで足音は止まる。

「ミツカ」

そう、呼びかける声は響くんのもので。

どうして良いのかもっとわからなくなる。

「…学校、遅刻しちゃうよ」

「ねえ、こっち向いてよ」

「わたしはちょっと体調悪いし、今日は休むよ」

「こっち向いて」

「響くんの足なら、ギリギリHRまでに間に合うんじゃない?」


「ミツカ」


もう一度名を呼ばれて、ふわりと後ろから抱きしめられる。


「ミツカ、ごめん、あんな言い方する気は無かった」

「いいよ、謝らないで、わたしの方こそごめんなさい。

 迷惑なの、ちゃんとわかっていなくて。

 …響くん、好きな人と幸せになれるといいね。

 もう二度と言わないから、安心して。

 朝もひとりで大丈夫だから。

 ごめんなさい、今まで迷惑かけて」

「ミツカ、お願いだから話を聞いて、こっちを向いてよ」


ああ、どうしてこんなにも響くんは私に構うの。

もう好きな人のところに行けばいいのに。


「早く行ってよ!泣くくらい、許してよ」

「ごめん、俺が泣かせたんだよね。

 俺、ミツカのことが好きだよ」


なんで、そんな嘘を。

泣いているわたしをからかって、楽しいの?


「ヒドいよ、なんでそんな嘘つくの?」

「嘘じゃない、ねえ、こっち向いて。

 俺の話を聞いて」

「いや、聞きたくない」

「いいよ、じゃあそのままでいいから聞いて。

 ミツカのこと、俺ずっと好きなんだ。

 中学校の時から好きなんだ。

 あんまりにもミツカ、簡単に好きっていうから。

 他の人にも簡単に言っているから。

 どうしても信じられなかったんだよ」

「言ってないよ、他の人になんて。

 響くんだけだよ」

「言ってたよ、『ケイくんが好き、大好き』って何度も。

 他の奴らに聞いたもの」

「『ケイくん』、って、響くんのことだよ…。

 バレたらやだな、ってイニシャルで言ってただけだもん。

 響くんの、『K』だよ。

 誰に聞いたかしらないけど、わたしがそう言ってる人なら、みんな知ってる」

「えっ…?」


響くんの手がほどかれて。

振り向けば、とてもびっくりした表情だった。

そんな話、どっから聞いたんだろうな。


「わたし、転校してきたはじめの日から、ずっと響くんだけが好きなのに。

 うっかり言ってしまったけれど、嘘なんてひとつもない。

 一度だって軽い気持ちでなんて言ってない。

 言うたびに、心臓が苦しくて。

 聞き流されるたびに、息が苦しくて。

 それでも言わずにいられなかっただけだもん」


一度は止まった涙が、また溢れてくる。

ああ、涙なんか見せたくなかったのにな。


「でも、いいよ、大丈夫。

 嘘なんてついてくれないでいいよ。

 同情だっていらないよ。

 響くんに好きな人がいるって、聞いてるもん。

 だから私、もう言わない。

 ごめんね、何度も何度も」


必死で涙をこらえながら、ちゃんと伝えた。


「ねぇ、ミツカ。

 ミツカこそその話、どこから聞いたの?」

「教えてくれる人、たくさんいたよ。

 わたしが響くんのことを好きだ、ってみんな知ってるから。

 ずっとずっと片思いの人がいるんだよ、伴野くんには、って。

 だから諦めるよ、大丈夫」

「あのさ、その相手ってミツカなんだけどな」

「だからなんでそんなヒドいうそをつくの?」

「嘘なんてついてないよ。

 本当のことだよ」

「だってわたし、ずっと響くんのこと好きだって言ってたもの。

 万が一わたしが相手だったら、片思いなんかじゃないじゃない」

「それは、だからミツカが他の人を好きだと思ったから。

 ああ、もう!」


急に大きな声を出したから、びっくりした。

思わず涙だって止まった。


「ねぇ、ミツカ。

 俺はミツカのことが好きだよ。

 だからこれからも、好きって言ってよ」


止まったはずの涙が、またほろほろとこぼれだす。

なんか蛇口が壊れたみたいだ。

響くんが、そんな私を困ったような顔で見て、それからぎゅっと抱きしめてくれる。

「響くん、制服汚れちゃう」

「大丈夫だよ、そんなん気にするな」

「でも」

「いいから」


…信じてしまって、いいのかな。

「本当に、これからも好きって言っていいの?」

「俺だけに言ってくれるなら、いいよ」

「抱きついても、いい?」

「喜んで」

ギュッと抱きついてみたら、もっとギュッと抱きしめてくれた。

「あのね、わたし、響くんのことが好きです」

「俺も、ミツカのことが好きだよ」



散々泣いて、どれだけ好きかを伝えて。

それから二人で手をつないで学校へ行った。

改札を通るのに手を離すのが寂しくて、下駄箱で離れるのが寂しくて。

教室の前まで、手をつないだまま響くんが送ってくれて。

ああ、離れなくちゃいけないんだと思ったら寂しくて。

そしたら

「帰り、待っていられるなら一緒に帰ろう」

って響くんが言ってくれて。

嬉しくて、嬉しくて。

「うん、大好き」

っていろんな気持ちをこめて言った。



「あーあ、結局伴野とくっついちゃった」

「わたしね、幸せなの」

「みてればわかる」

「うん、すっごく幸せ」

「うんざりするほどわかるよ。

 あーあ、ミツカのファンが泣くよ」

「いないよ、わたしのファンなんて」

「いるんだってば。

 じゃなきゃどうしてあんたのところに伴野情報が流れてくるのよ。

 ぜーんぶ男経由で、しかも伴野に好きな子がいるとかいう類ばっかり」

「わたしがあんまりにも響くんが好きってバレバレだからじゃない?」

「まったくもう…」

「ねぇ宇野、その話詳しく聞かせてよ」


突然、後ろから響くんの声が聞こえてきて、びっくりした。

空耳かと思ったけど、振り向いたら確かに響くんで。

「へっ!?伴野、他クラに何しに来たのよ」

「何しに、ってミツカに会いに」

「えええっ!わたしに会いに来てくれたの?!」

「うん、ミツカとお昼食べようかと思って」

「嬉しい!ねえ、真里ちゃん、嬉しい!」

「ハイハイ、いってらっしゃい」

「いや、宇野も一緒に。

 そんでさっきの話、詳しく聞かせて」

「…面倒くさいなぁ」

「えー、真里ちゃん、ごはん面倒くさいの?」

「違うってば。

 あああ、わかったよ屋上行くよ!」


真里ちゃんと響くんがよくわかんない掛け合いをしていたけれど。

これからずっと、一緒に食べてくれるって約束してくれて。

朝も一緒で、帰りも一緒で。

昨日までが嘘みたいで夢みたいで。


ころんと寝転がって真っ青な空を見る。

「ねえ響くん、真里ちゃん。

 わたし、いますっごくしあわせだなー」

嬉しくて伝えたくて、そう言って見た。

そしたら二人も一緒になって寝転がってくれて。

もっともっと幸せな気分になった。


この幸せが続くよう、空に願おう。

毎日好きだって、伝えよう。



 


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