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人の家はプライベートです

商店街を通る。

道が合っているか少しの不安を覚えるが来てしまったものは仕方ない。

八百屋が見えてきた。おそらくもう少しだ。

八百屋の店主に話しかける。

『ねぇ、レナの家ってここ付近かしら?』

『はっ、!はい!おそらく!』

『ありがと』

よし。もう少し。

そこからもう少し歩いて他の家より少し大きい家に辿り着いた。

そこでノックしようとして、、ふとドアが開いていることに気づいた。

『何してんのよ、、戸締りは大事でしょうに、、』

入ってからしっかり閉めておく。

『お邪魔します』

正直他の人の家なんて行ったことがないためめちゃくちゃ緊張している。

リビングの扉が少し開いているため覗くとそこにはレナとグロウが一緒に座っていた。

だがレナは凄い顔が赤くなっていてたまにビクッと体を動かしている。呼吸も荒い。

『ろーくん耳舐めちゃらめっ、、』

『罰ゲームだからね仕方ないね』

『なめひゃやめっ、、やあっ、、あっきもちっ、、』

『んっ、、あっ、、そこ、好きっ、、♡』

『ひゃ!?おっぱいさわるのだめっ!、、お"っ、、♡、ん"っ、、♡』

『あやべミスった』

『お"っ〜〜〜〜〜〜♡!?!?』

『おお振動すっげ』

『ろーくん、きゅう、、けい、、』

『残念ながら罰ゲームは続いてるんだな〜』

『っえ?ちょ、さっきいっ』

『はいはいもう一回』

『ん"〜〜〜〜〜♡♡!?!?』

『おおあったかいなこれ』

『お、、わり、、』

『おわりといったな、、あれは嘘だ』

『ん"っ〜〜〜〜♡♡♡!?』

レナの体がびくんびくんっと跳ねる

『面白いな〜、、お?』

れながムクリと立ち上がる

だが目はとろんとしていてどこか焦点もあっていない。

『ろーくん、、もっと、、して、?』

そのままグロウにガバッと抱きついた。

『あやばいスイッチ入ったかも』

『きす、しよ、?』

『いやちょっと今は』

『ん"っ、、ん"〜〜〜♡』

『ん〜〜〜〜!!』

『ぷはっ、、』

すごい。唾液の糸がみえる。

『レナ、、あっち見てみ?』

『んー?、、、あっ』

どうやら私に気づいたようだ。凄まじく気まずい。私も顔が赤くなっていそうだ。

だがあっち、とくにレナがとてつもなく赤い。リンゴみたいである。あと服もやばい。

それはそうだろうなとは思うのだが、なんていうか見てるこっちですら体の火照りを感じる気がする。

しかも相手は前は一切感情を出してなかった少女である。

そんな考えは置いといて、、扉を閉めることにした。

ゆっくり、出来るだけ静かに、、

『ま、まってくださいミルラ!ちがうのです!これは違うのです!これにはわけがあるのです!』

凄い勢いで扉を押されるがこちらもやばいので扉を押し返す。

『い、いやっ!たしかにそうよね!ここは二人の家だものね!勝手に入って悪かったわ!今から別のところ行って時間潰してくるから!!』

『謎な気遣いはやめてください!今から説明しますから!だから扉を開けてください!』

『いえお母様がいってたわ!こういうのも女性の嗜みだと!』

『どうゆう教育をしてるんですか!意味のわからないこと言わないでください!』

そうして扉を開けて閉めての戦いが勃発した。

『なにがしたいの?』



『えーと、、つまり、イチャイチャしてたと?』

『ーーーっ!、、そう、、です、、』

『言い返せなくなってんじゃねぇか』

部屋のリビングで罰ゲームという名の悪ふざけしてたらなんかミルラが入ってきて現場を見られたんだがこいつ何しにきたんだよ。

『ところでお前何しにきたの?』

それを言った途端に顔をハッとさせている。

こいつ忘れてやがったな。

『そ、そうだったわ。実はお父様からレナに伝言があって、』

『言っておくが面倒ごとは嫌だぞ』

『なんであなたが嫌なのよ!』

『なんでといわれても、、』

『ま、まぁいいわ、それで伝言内容は、、』

そう言いかけて急に扉がとてつもない音を立てて開かれる。

『たのもーーーーっス!!』

『ローズ、毎回こうやって入るの僕はやめた方がいいと思うよ』

『いちいち手で開けるのめんどいっス!』

そう言いながら扉を蹴って入ってきたのは銀髪の少女と金髪のイケメン。

その二人にミルラは相当驚いていた。

『えっ、!?八大聖騎士の順列一番と六番のお二人、!?』

『あれー?ミルラ様じゃーん!久しぶりっス!』

『お会いできて光栄です』

『あぁ!いえこちらこそ!』

そんな話し合ってる3人を見ながらずっと疑問に思ってたことを聞いてみる。

『なあ八大聖騎士って何?』

『ろーくん今まで知らないで聞いてたんだね、?』

当たり前である。ニートに言わないで欲しい。

『八大聖騎士って言うのは、簡単に言えば王様に認められた人のことだよ』

へー認められるとなるんだ。

なかなか難しそうだが、、ん?てか待てよ?

『え?レナもローズもレイルも八大聖騎士なの?』

『そうだよ?』

え?俺今まですごい人たちと過ごしてきたの?

逆になんで俺知らないの?、、ニートだったわ。

そんな素振りあいつら見せたことないだろ!いい加減にしろ!これじゃ俺がほんとにただの一般市民じゃねえか!

てか少し気になったことを聞いてみる。

『てか王国の精鋭がいるってことは世界最強とかもいんの?』

『いるよ?『操槍』とか『邪拳』とか、、中でも強いって言われてるのは『神殺し』と『龍使い』じゃない?』

『えー?グロウ知らなかったんスかー?』

『知るわけねえだろ引きこもりだぞ』

『外に興味なかったもんねグロウ』

くっそ言い返せねぇ!

『まぁいいんだけど、、僕は任務があるからそろそろ行くよ』

『え?そんな話私は聞いておりませんが、』

『王が言うには急用らしいよ?じゃあねーレイル〜』

『うん、また』

そう言うと体が瞬間移動でもしたかのように消え去った。

そういやあいつどうやって移動してんだ、、?

まあいいや寝るか、、

『あ、お父様の用事が、、』

『まだそんな話すんのかよもういいだろそれ』

『いいわけないでしょう!お父様から用事を任されたのよ!?』

『だーうっせうっせそんなもんいら』

そう言いかけた途端耳を破壊するような爆発音と振動に揺さぶられる。

『うおなんだこれ』

『この音王城からじゃないっスか?』

『なんでわかんだよ怖っ』

『ふふ〜わたしのゴットアイには逃げられないっス!』

『耳じゃないのか、、?』

『そんなこと言ってる場合じゃないわ!王城ならお父様が!』

そういい懐に手を伸ばしたミルラが手にしていたのは1つの紙切れだった。

『これで一気に王城に飛ぶわ!レナ、着いてきて!』

『わ、わかりました、ですか何故テレポートの魔法陣をミルラが』

『細かいことはあと!』

そう言いレナにくっ付くと紙切れが青い光を発する。

眩しいなおいポリ〇ンショックかよ。

『テレポート!』

そう言うと二人は光に包まれて消えた。

残されたのは俺とローズだけ。

『やっと二人っきり、、スね?』

体をくねらせながら俺の方によってくるローズに無言で思いっきり吹っ飛ばす。

『うわぶっ』

そのままクッションがいっぱいあるところにゴールイン。

我ながら綺麗なシュートである。

『ひどいっス!おーばーっス!』

『横暴な?勝手に限界迎えんな』

『あはは、そうとも言うっスね、?』

『バカかこいつ』

そんな話をしているとまた爆発音のようなものが聞こえた。何度も何度も連続して。

『おいこれ大丈夫なのか?お前も行った方がいいんじゃね?』

『いやいやワイあんまり戦闘できないタチなんスよ』

萌え袖をしながら手で無理無理と動かす。

『それならグロウが行ってきたらどうスか?』

『嫌だよめんどくさい。レナが何とかしてくれるって』

『確かにレナは強いっスけど、、』

さっきまでふざけ倒してた奴が嘘かのように消え、真面目すぎる科学者が顔を出したかのように見えた。

『失敗ってのは取り返しのつかないことが起きたと認識してからじゃ遅いっスよ?』

『、、、』

『友人にはそんなことなって欲しくないっス』

『、、あぁ!わかったわかった!行ってくる!』

『さっすがグロウっス!さっさと原因をぶっ飛ばして来るっス!』

『そしてイチャイチャ』

『するわけねえだろ!』

はぁ、、まあ、確かにあいつの言う通りではあるな。

王城に原因があるのかなんなのか、、

間に合うか?

つっても普通に走っても数十分ぐらいかかるんだが。

チッ、、本気出すか。



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