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8話 : 発達障害・認知症・精神疾患には運動を?


本日は雨の日也。




「あら!百合!良かったわね、早く落ち着いて」


サークル活動の部屋に菜の花がやってきた。

今日は、桃と百合が既にいた。


「菜の花、超面倒だったわ」

「親にな、『貴方が避けなかったからでしょ?!』っていちゃんもんつけられたらしいぞ!」


「なにそれ、泣き面に蜂じゃない」



バンッーー!!



「百合先輩いらしてますか?大丈夫ですか?!」

椿が勢いよく入ってきた。

「無事よ」

「見ろ!体はピンピンしてる!」

「あー!良かったですー!」








「じゃあ!この間の続き、行っくよ〜!」

 数日ぶりに、やっと同じメンツが集まった。この間の話し合いの続きを行う。




「【発達障害は、運動で改善されます!】って言ってる人がいたんだよ!で、話聞いたらさ!

あれ?頭脳の発達障害が運動で改善されるんじゃなくて、運動してなくて筋肉が発達してないから、脳に刺激がいかなくて発達障害だったんじゃ無いのか!?って思った!発達障害って、頭じゃなくて筋肉の事だったんかい!って、今思ってる!」



意気揚々と桃が言った。その桃のこじ付け理論に椿は目を輝かせて続きを待っている。



「凄い!面白いです!!」



「だってそうじゃないか?!百合も思うところあったろ?!」



「私の場合はそれと同じような感じで、【痴呆症】の話だけどね」



その言葉を聞いた椿の顔がぱぁぁああ!っと明るくなった。

「うちのおばあちゃんが最近忘れっぽいんです!是非是非聞かせてください!



「痴呆症には、指を動かすのが良いって聞かない?おばあちゃん世代だと、あやとりするとか、折り紙するとか、裁縫、縫い物、指使うとボケ防止とか言うじゃん。

つまりさ、逆に、指とか動かさないからボケるわけでしょ?」



「聞きます!それ聞きます!確かに!」



「な?そうだろ?全部って決めつけるわけじゃ無いけど、これなら大体は筋肉で解決するって思わないかい?防止や大幅じゃなくも改善できるなら儲けもんだわっ!」


「発達障害改善、痴呆症や認知症予防、あとなんかもう一つあると更に信憑性が増すといいますか…!!」



サークルの部屋で全員が唸る。

幼少期、年配の方、二つの例題がでた。となると…




「あ!!精神疾患には"運動が良い"って聞いた」

菜の花が思い出した。精神疾患には幅広い年齢層がなっており現在話題となっている。



「それダァーーー!!!!!」

桃が叫んだ。



「つまりなっ?!全部でないにしても、"大 体 は"筋肉でどうにかなるんだって!」


「やっぱり出社無しのリモートワークとか、子供自宅学習で体を動かさなかったのがかなり効いてる訳ね」

百合がメガネを光らせた。



「筋肉でおおよそ解決するにしてもあれよね?《発達障害》に関しては、私の解釈なんだけど、イコール《未発達》って事で良いかしら?」


「菜の花先輩また難しい事を…!」

「筋肉は、全然使えてないで"未発達"な《発達障害》と、"昔は使えてたけど、使い過ぎて硬くなったりなどしてしまって、現在は筋力低下などが起こってる"《痴呆症》だと思ってるんだけど?」

「なるほどなっ!それなら!『若い時はバリバリに凄く頭の切れ人だったのに、だんだん鈍くなってきた!運動不足もだけど、年よね…』の《痴呆症》も説明がつくな!!あ!"頭が切れる"も語録に入れないとだなっ!」




「つまり、【《発達障害》や《痴呆症》は、脳だけの問題ではなく、体や筋肉からの信号からの原因である可能性が十分にある】…っと!」



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