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お笑いミニ話  作者: 柿井優嬉


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136/193

おなら  撮影

●おなら


「え? お前、自宅にいておならをしたくなったとき、家族がそばにいたら、しないの?」

「うん」

「だって身内だぜ。じゃあ、したくなった場合、どうするんだよ?」

「トイレに行ってするよ」

「でも、おならって何回もしたくなるときだってあるじゃんか?」

「そう?」

「そうだろ。そしたら、何回もトイレに行くわけ?」

「いや、そんなにおならしないから」

「えー! マナーがあるうえに、おならをすることもないのかよ。お前すげーな!」

「あのさ、僕がモテないのを心配してくれてるにしても、もっと他に褒めるとこあるでしょ」


●撮影


「帰国や来日した有名人を空港に見にいった人が、ずっと撮影してるけど、おかしいだろう」

「そう?」

「だって、今どき、その写真や映像なんていくらでも入手できるじゃないか」

「まあね」

「せっかく直に見られるんだから、自分の目で見ろよ。眼球に、脳に、焼きつけろよ!」

「……」

 その後——。

「お父さん、素直に非を認めればいいのに」

「ね。私たちの運動会の撮影を失敗したこと」

「あの人、昔からずっとああ」


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