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お笑いミニ話  作者: 柿井優嬉


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129/193

困ってるんです  立派なキャプテン

●困ってるんです


「どうされたんですか? 『迷惑な客がいる』という通報内容でしたが、具体的に」

「見てください、あそこ。腕相撲をしているんです」

「え? 腕相撲?」

「そうです。うち、おしゃれなバーなのに、ずっとあの調子でやめないんです」

「そんなことで通報されたら困ります」

「困っているのはこっちです。他のお客さん、シラケて帰っちゃうんですよ。営業妨害です」

「しかしですねえ……」

「警察に通報しますよって言ったら、すりゃいいだろって返すんですよ。注意してください」

 困ったもんだ、と警官はその客たちのもとに向かった。

「いや、『今やってるのは指相撲だよ』って顔をされても」


●立派なキャプテン


「みんな、聞いてくれ」

 俺たち柔道部のキャプテンが言った。

「俺、しょっちゅうこうやって、ゴムボールを握っているだろう?」

「はい」

「実はこれ、握力を鍛えるためじゃないんだ」

「え? そうなんですか?」

「単に、このニギニギする感触がたまらないからなんだ」

「そんな。黙っていればわからないのに」

「キャプテンとして正直に話しておくべきだと思ったんだ。うおー、気持ちいいー!」

「すげえ誠実っすね。ずっとついていきます!」


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