表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/100

新らたな事実: ゲ―ムと現実

新たな事実: ゲ―ムと現実



「そういえば、この世界のダンジョンの最下層は何層か知ってるかな?」


「えっ?」


「初級は30、中級は40まである、中級ダンジョンが約1年半前、つまり上級ダンジョンが出現する半年ほど前に突然10階層増えたんだ」


「「「そうなんですか?」」」


「ああ、それまではトッププレイヤーたちは60くらいだったんだが、それから少しづつ上がって70になりかけたころ上級ダンジョンが突然現れたんだ」


「そうなんですね」


「ああ、だから君達も豊洲ダンジョンの31階層に行ってみるといい、

今までと違う素材が狩り取れるぞ、

そこの素材は今だに希少性が高く、かなり高額で引き取られる。

5大パーティーも各省庁からの依頼で普段はその階層に潜っているくらいだ。

それだけ皆がほしがっているからね、協会も喜ぶぞ」


「はあ」


「印象が良ければ装備品とか、報酬とか色々優遇されるぞ?」


「はい」


「まあ、これからも色々あるだろうから、できれば何でも良いから1日1回は私か鬼頭にレインでも構わないから連絡をいれてほしい」


「「「はい」」」


「それじゃあ これからもよろしく」


それから3人で帰りの電車で


「さゆりさん」


「ああ、そうだな、この前の喫茶店にも行くか」


「はい」


「須藤さんと会ってから、状況が変わりすぎてついて行けないです」


「ああ、そうだな、まあ今までの問題がクリアになってきたという点は評価すべきだろうな」


「はい」


「中級が40階層ですか」


「ああ、という事は上級も30階層以上あるかもしれないし、


レベルも100以上になる可能性は高いな」


「はい」


「装備が今のままだから、とりあえず中級を進めていくか」


「はい」「そうですね」


「土曜の午後から?」


「うん、さゆりさんは?」


「大丈夫だ」


「じゃあ、15時に豊洲のダンジョン前」


「「はい」」


「高谷、リュックよろしく」


「はい・・・・・・」


「ちゃんと替わってやるから」


「はい」



俺の部屋で


「2日連続かー」


「それもいいんじゃない?日曜は皆が喜んでくれるし、

陽ちゃんも、すっごい期待しているみたいだし」


「マジックバックはお預けかー」


「うん、かっくんがいてくれるから助かるな~」


「まあな・・・・・・」


「日曜か~、まあ俺たちDクラスは最低ランクだから、

さゆりさんとゆうが一緒だと、すごい勉強になるみたいなんだ」


「私も?」


「ああ」


「そうね、きっと探求高校のAクラスでも経験できないよね」


「97と94なんて いないもんなー、

なあ、どこまでも潜る予定か聞いてる?」


「うん、一応今までのおさらいがメインだって、

それぞれのパーティー単独で潜れるように って、

それでもし時間があれば10階層より下に行くかもしれないって」


「そっか、そうだよな、それぞれのパーティーだけで潜れるようにならないとな」


「うん」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ