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頭が痛ぇパーティだよ、まったく

だいぶ間があいちゃってすみません。

遅ればせまくりながら、今年もよろしくお願いします。


もうちょっとしたら私事が落ち着きそうなので、

それ以降は徐々にペースを戻していきたいと思います。


そういえば、ここまで姫さんの名前が「トレイリア」と「トレイシア」で

表記揺れしまくっていたので、【トレイシア】の方で、統一しました。

 

 ガルドレットと握手をした時、周囲から刺すような視線が注がれるのを感じ、ショークリアは胸中で苦笑する。


(ま、こんだけのイケメンで身分も高いってんなら、人気はあるわな)


 自分たちを差し置いて、なんでガルドレットと握手しているのか――そういう嫉妬なのだろう。


 ただ、そんな嫉妬の視線の中に、殺意のような視線がかすかに混じっているような気がして、ショークリアは目を(すが)めた。


(ん? なんだ……?

 いつの間にか、物騒な連中が紛れ込んでんのか……?)


 それは明らかに、王女への挨拶前には無かったものだ。


 嫉妬や羨望の類とは明らかに異なる、パーティの場にはふさわしくない視線。

 王女への挨拶のドタバタの時に、紛れ込んだ不届き者でもいるのだろうか。


「ショコラ?」


 こちらの雰囲気が変わったことに、ガルドレットは不思議そうな顔をして見てくる。

 そんなガルドレットに対して、ショークリアは表面上の態度は変えず、小さな声で問いかけた。


「ねぇ、ガルド。

 このパーティ中に、誰かが命を狙われる可能性ってあるのかしら?」


 ショークリアの言葉に、ガルドレットは僅かに表情を強ばらせるが、すぐさまいつも通りの爽やかな笑みに戻す。


「それを言ったら、そもそもグルーベの暴走も仕込みだった可能性が出てこないかい?」

「……あー……つまりは、姫様ってワケね……」


 グルーベの実家が黒幕――という単純な話ではないだろう。

 目的は不明なれど、トレイシアを狙う輩が存在するのは間違いないようである。


「そうなってくると、ますます情報集めが必要になってくるわね」

「期待して良いのかな」

「共有するとは言ってないわよ」

「ツレないなぁ」


 ガルドレットは残念そうな顔をしているが、本心では理解してもいるだろう。


 情報は武器だ。

 ましてや、ふつうの貴族では手が回らないところにまで網を張り巡らせているショークリアが手に入れる情報というのは、ガルドレットからしても喉から手が出るほどほしいことだろう。


 とはいえ、それだけの情報をショークリアが簡単に寄越すだなんて、ガルドレットも思っていない。


 無論、王家であれガルドレット――というかガルドの実家というべきか――であれ、諜報を行う影などを密かに飼っていたり、雇っていたりしているのは確かだ。

 それでも、集められる情報には限度があるし、同一の情報であっても複数の情報源から集めた方が情報の精度も増していくというもの。


 そういう意味ではガルドレットとしては、ショークリアからの情報も欲しいところではあるのだが、彼女はスルリとそれを躱した。


「ガルド……腕に自信は?」

「それなりにあるつもりだけど、本物の殺し屋とかが相手だと不安はあるよ。何より、今は武器がない」

「本物の殺し屋が紛れているコトは否定しないのね」

「三流というほど下手ではないけど、一流と呼ぶほどの腕前て感じでもなさそうだけどね」

「そうねぇ……あたしたちで気づける程度だし」


 言いながら、ショークリアは二流たちに混じる、もっと上位の存在に意識を向けた。


(なんつーか、妙な魔力(カラー)の流れを感じるんだよな。

 姿を消している二流も混じっちゃいるが、それとは別にいやがるな。

 位置が把握できないっつーか、なんかの方法で、姿を消した上で気配も消してる感じっつーか……こいつらが、二流連中より上なのは確かだ)


 二人のやりとりは物騒極まりないのだが、声は小さい。

 そして二人そろって表情は取り繕っている為、傍目から見ていると、仲良く談笑しているようにしか見えなかった。


(それに……ガルドは、本命の一部に気づいてなさそうだな。

 となると、二流っぽいのは囮だな。

 ……ったく、随分と本格的な狙い方じゃねーか)


 だからこそ、参加している女性たちはますますショークリアに嫉妬していくのだが、本人は気にもかけていなかった――というか気づいてすらいないのだが。


 そんなのに気を掛けるくらいなら、暗殺者を気に掛けるというのがショークリアである。


「はぁ……保護者込みの後半戦は、中止かしら」

「それはそれで、トレイシア様の面子が傷つくね」

「王子派?」

「そんな単純なモノなら良いんだけどね」


 二人揃って、表情を取り繕ったまま嘆息する。

 何であれ、もうひと騒動ありそうだ。


「ミロ」

「はい」

「聞いてたわね」

「目星もつけております」

「こっちも付いてるわ。

 カロマに声を掛けておいて」

「カロマも気づいているようです。

 立ち位置的に何かあったらトレイシア姫様を優先すると、合図がありました」

「そ」


 ならば問題ないとうなずくと、横でガルドレットが何とも言えない珍妙な表情を浮かべていた。

 それすらサマになって見えるのだから、イケメンというのはズルいのではないだろうか。


「どうしたの?」

「カロマって、君の護衛?」

「そうだけど?」

「主よりもトレイシア様を優先するのかい?」

「私ならそう命じるだろうって判断でしょ。間違ってないし」


 あっけらかんと口にすれば、ガルドレットは苦笑を浮かべる。


「お嬢様……大暴れしたくてウズウズしてます?」

「ダメかしら?」


 思わず問いかけるミロに、ショークリアはこてりと愛らしいリスのように首を傾げた。


「お嬢様、仕草と思惑のギャップがすごいです」


 その姿にミロがツッコミを入れると同時に、ガルドレットも笑みを浮かべる。


「本当に、君は俺の思う令嬢と何もかもが違うね」

「それなりに令嬢ぶっているつもりではあるのだけど」

「令嬢ぶるって……」


 何がツボったのか、ガルドレットは口元を押さえて肩を振るわせ始める。

 爆笑を堪えているようにしかみえない。


「……そろそろ王様が来る時間よね?」

「くくく……ああ。そのハズだけど」


 (まなじり)を拭いながらうなずくガルドレット。

 だけど直後に、表情が変わった。


 ショークリアが言外に言ったことに気づいたようだ。


「そこを狙って?」

「みんながそっち注目するから、動きやすいんじゃない?」

「……そういうコトか」


 この手の暗殺者というのは、人の注意や関心の隙間を突くのが上手い。

 多くの人が注目する何かがハデに登場する隙を突くという可能性は低くなかった。


 だからこそ、ショークリアたちはふつうの装いのまま、警戒心を高めていく。

 極端な話をしてしまえば、ショークリアたちが暗殺者たちを撃退する必要はない。


 その行いを阻止し、会場内の――特に城に勤める騎士たちが動くまでの時間稼ぎができれば良いのだ。


 だが、ショークリアもガルドレットもその程度で済ますつもりはなかった。


(派閥争いってのは良くわかんねぇけどよ、だからって殺しまでが範囲に含まれるってのは違げぇと思うんだよな)


 だからこそ、阻止した上でボコって生け捕りにする。

 ショークリアとしてはそれが理想であった。


『会場の皆様、国王ニーダング陛下が参ります』


 そして、ホール内に声が響く。


 多くの人たちの意識が入り口へと向いた。

 ホールの扉が開き出すと、皆が一様に礼をする。


 それはトレイシアの護衛たちとて例外ではなく――


 王へと向けられる意識。

 礼によって狭まる視界。


 絶好のチャンス。

 それでも、殺し屋らしき者たちは動かない。


(チッ、俺を含めて警戒しているのがいるって、カンづいて作戦変更でもしてんのか?)


 そう思っていた矢先、変な声が響く。


「オレを省いてッ、パーティ続けてんじゃねぇぇぇ――……ッッ!!」


 その声は、王の背後より。

 誰もがギョっとしてそちらに注目してしまう。


 ある程度の警戒をしていた者たちすらも、そちらへと意識が向いたことだろう。


 先ほど強制退場を食らった少年が、再び現れた。

 しかも王の近く。誰もが驚くことだろう。


 そして、その注目イベントを無視して動き出す気配がある。


 ショークリアは、ガルドレットは、ミローナは、カロマは、王の背後に現れた少年など完全に無視して動き出す。


 グルーベ?

 そんな明らかに囮に使われた少年など放置だ。

 彼程度なら、王の周囲にいる護衛たちがどうにでもする。


 問題なのは、その騒然とした空気の中で、目的の為に動く影があることだ。


(やべぇ……思ってた以上に連中の動きが早ぇし、人が邪魔して走りづれぇ……ッ!! あと邪魔ッ! ドレス邪魔ッ!! ロンスカとか邪魔すぎるッ!)


 その影はトレイシアへと駆けより躍り掛かる。

 護衛騎士たちも虚を突かれて動けない。


 影の抜き放つ凶刃がトレイシアへと迫る中、姫と影の間に飛び込む侍女がいた。


「間にッ、あった――……ッ!!」


 安堵の言葉と共に、ミローナは影の振り下ろす刃を自身の持つナイフで受け止め、蹴りを放つ。

 それで影――どこからともなく現れた黒ずくめのいかにもな姿の男を倒すには至らないのだが、護衛騎士たちの意識が切り替わるのを待つには充分の時間はある。


 そして、気を持ち直したトレイシアの護衛騎士の一人が剣を抜く。


「姫の御前を汚した悪逆が!」


 その閃く剣は――しかし、黒ずくめではなく、ミローナの背中に向けて振り下ろされて……


「どの口でッ!」


 少し遅れてたどり着いたショークリアは、自身の足に魔力(カラー)を纏わせ蹴り飛ばした。


(クソがッ! この可能性は考慮してたとはいえ、マジに発生すると頭が痛ぇなッ!!)


 つまるところ、無能な正式騎士たちによる、対暗殺者戦の妨害。

 それも、自分やミローナ、カロマへの直接的な攻撃。


(サヴァーラやカロマの話から、中央騎士にクソが多いってのは想定してたがよ……こんなのバッカリじゃ護れるもんも護れねぇぞ、クソがッ!)


 胸中で毒づきながらも、扇を開き口元を隠す。

 視線だけは見下す――というよりも、ゴミを見るよう蔑んだ目つきで、蹴り飛ばした男を見遣った。


(何が頭が痛ぇって、蹴飛ばしたコイツは賊の変装とかじゃなくて、ガチの騎士ってコトなんだよな……)


 そんな中で、即座にトレイシアの言葉が響く。


「その男は護衛騎士失格です。取り押さえなさい」


 気を持ち直したのは騎士だけではない。

 トレイシアもすぐさま持ち直して、指示を出したのだ。


「まったくショークリア様ではありませんが、どの口で悪逆を名乗るのでしょうね」


 嘆息するトレイシアを見、ショークリアは軽く頭を下げる。


「許可を頂かぬまま暴れる不敬をお許しください」

「貴女や、貴女の従者の行いを不敬とすれば、不敬でない行いの方が少なくなるというもの。

 その忠義に感謝をすると共に、この場において貴女が最善であり必要であると思う行為を行うコトを許可します」

「ありがとう存じます」


 簡潔なやりとり。

 ともあれ、これで後でグダグダと言われる可能性が小さくなった。


「やれやれ。君のところの侍女はとんでもないな」


 言いながら、抱えた侍男の姿をした男を雑に投げ落とすのは、ガルドレットだ。


「ガルドレット様」

「途中で一人、押さえてたら遅くなってしまったよ」


 わざとらしく肩をすくめ――これがまたキザったらしいのに似合っている――、それからトレイシアへと向き直って膝をついた。


「御前を騒がせたコト、お詫び申し上げます」

「構いません。この騒ぎの中、変装をして忍び込んだ賊を冷静に対処し、私を護ってくれたコト感謝いたします」

「ありがとうございます」

「賊の対処の協力をお願いしても?」

「はい。微力ながら尽くさせて頂きたいと思います」


 ガルドレットはそう答えた後で、すぐに立ち上がり周囲への警戒を続ける。


 そんな中で、妙なやりとりが聞こえてくる。


「貴様ッ、女ごときがどうして剣を抜いて騎士を倒している」

「アナタはワタシが女だから素直に賊に斬られて死ねと? 頭の中に賊が湧いてらっしゃるので?」


 カロマが叩きのめしている騎士は、賊の変装なのだろう。

 変装が上手いからこそのトラブルかもしれないが。


(カロマの動きが遅いと思ったら変なのに絡まれてるのか。

 っつーか、この状況でカロマに難癖付けるって、相当なバカじゃないのか)


 事態の対処よりも、腕の立つ(カロマ)に難癖付けることを優先するようなアホなど、いちいち相手にする必要もないだろう。

 あるいは、事態についていけず、カロマが会場警備の騎士を切り倒したように見えているだけかもしれない。


 だが、どっちであれショークリアからしてみれば変わらない。


「カロマ。状況を理解できない愚図ごとき、無視してこちらに合流しなさい。優先すべきは王と姫ならびに参加者を護るコトよ。

 その行いを邪魔する者は、賊扱いで構わないわ。あたしの責任にしていいからッ、邪魔ならその剣で賊を斬り捨ててでも合流しなさい」

「かしこまりました」


 決して大きな声ではなかったのだが、凛として良く通るショークリアの声に、カロマが応える。


 その様子に警備に混ざる女騎士や、会場内にいる侍女たちが密かに注目していたことに、ショークリアは気づかない。


 騎士の姿をした男の首根っこを無造作に掴んだままこちらにやってくるカロマ。

 そんなカロマの姿にトレイシアがなぜか目を見開いているのだが、ショークリアはその疑問を端へと追いやって、ミローナに蹴られた男を見遣った。


「小娘……お前、気づいていたのか?」

「黙りなさい。囮役の二流に用はないの」

「なに……ッ!?」


 怒気を放つ男に、だから二流なのよ……と肩を竦めたショークリアは、鉄扇に魔力(カラー)を集め――


波濤消破(ハトウショウハ)ッ!」


 ――開いた鉄扇で、仰ぎながら魔力を放つ。


 思わず顔を覆う二流暗殺者。

 だが、直後に何も起きていない自分を不思議そうに見下ろしていた。


 今のは物理的な攻撃力の乏しい広範囲衝撃波を放つ技だ。

 周辺でそれを浴びた人たちは、自分たちの身体の中を何かが抜けていったような気がする程度の感覚しかない。


 それもそのはず。この技の本質は攻撃にあらず。


 ショークリアがこの技を編み出すに至った理由は、ロムラーダームの変異種と戦った記憶だ。


 魔力(カラー)を分解し、彩技や彩術などを無効化する能力。


 あとになって調べてみれば、青系統の魔術の中には、似たような効果を持つものがあるというのがわかった。

 とはいえ、現状のショークリアが扱えるのは虹色のみ。つまり、青の属性だけを抽出するような魔力の集め方はできない。


 ただ――虹色であるということは、青の魔力も内包しているということだ。

 ならば、集めた上で、青の魔力のチカラだけを最大限に引き出せばそれっぽいことができるのではないだろうか。


 そういう発想のもとで作り上げたのがこの技である。


 攻撃系の彩技や彩術を打ち消すほどの効果はないのだが、それでも身に纏うタイプの彩技や、一部の神具や魔導具の効果などくらいなら打ち消したり、弱めたりできる。


 今回の相手に効果があるかはただの賭け。


 そして――


「姿を透明にする技……どんな方法だったかはともかく、悪くは無かったわね。だけど、ちょっと工夫がたりなかった、って感じかしら?」


 ――ショークリアは賭けに勝った。



 ただ、ショークリアに誤算があるとすれば。


「……って、何でこっちに来ないのッ!?」


 透明化を解除された二人(・・)の暗殺者は、どちらもトレイシアではない別のターゲットを狙っていたらしいということだ。


 彼らは透明化が解除されたことに驚きながらも、それでも任務を遂行するべくターゲットに迫る。


 ターゲットの護衛たちはただの木偶だ。

 見栄えだけで、実力が見栄えとちっとも釣り合っていないのが見てとれる。


「カロマッ、こっちは任せるッ! ミロッ!」

「了解ですッ!」

「はいッ!」


 ショークリアとミローナは、切り札を切りながら、床を蹴る。


「ヤンキーインストール……」

春装(はるよそおい)纏風(まといかぜ)……」


「間に合ぇぇッ!!」

「間に合ってッ!!」


 奴らのターゲットは――




     ――ハリーサだ……ッ!!




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