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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

緋は紅

作者:春川 雅
彼の名前はサングイン 21歳
とある世界、とある王国にてストリートチルドレンとして育ってきた。彼は生き永らえるため、空き巣や追い剥ぎといった窃盗・略奪行為、殺人を行ってきた。心に罪悪感を抱きながらも、同じ境遇にあるリーダー格の青年の「俺たちが生きていくためには必要なことなんだ。俺たちは悪くない、悪いのはこんな世の中にした国王なんだよ」という言葉を自らに何度も言い聞かせ、正当化してきた。

ある暑い日のことだった。彼は空腹に耐えかね、以前知り合った少年の話を鵜呑みにし、現在領主不在の領主邸に忍び込むことを決意、実行した。
話に聞いていたよりも非常に静かな領主邸。中に足を踏み入れると、彼は我が目を疑った。そして限界を迎えた彼の耳に突き刺さる少女の悲鳴。
悲鳴が聞こえた場所へ向かうと、不在としている領主の娘がそこにいた。
”武器を持つ4人の男に囲まれながら”
これまで積み重ねて来た罪へのせめてもの償いと思い、彼は領主の娘を助け出すため武器を手に取る。

そしてなんとか4人の男の撃退に成功するが、元より限界だった彼の体力は戦闘により底を尽きる。更に傷口からは多量に出血しており、彼自身死ぬことを理解していた。

今助け出した少女に膝枕をしてもらいながら、薄れゆく意識を彼は惜しげも無く手放した。



ーーそして、気がつくと


ーー何故か彼は「日本」という国で


ーー「彼女」となっていた
第1話 ある青年の物語
2018/03/05 23:54
第1話-3 ある青年の物語
2018/03/14 01:16
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