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しるし(詩集)

記憶

作者: ごり

記憶のなかは針の山


ちくちくチクチク

血膿で溺れる脳みそを

最大限のボリュームでロックンロール

消えないぜBaby

刺されてもいいよ

むしろ刺せよ

殺っちゃてくれないか


蛇の生殺しはツライのさ




記憶のなかは漆黒の雨


ぢくぢくヂクヂク

入り込む骨髄の隙間を

最高級のボディーソープにシャワー

消えないぜSatan

砕いてもいいよ

むしろ粉々に

叩きのめしてくれないか


一気に逝きたいダメなのか




そんな度胸もないくせに

記憶が噴き出し始めれば

おまえはいつだって白目を剥いて

離脱する


それでいいじゃないか

生きているんだろ

あと1年 あと10年

時間が経てばわかるのさ

記憶だって気化するんだ




記憶のなかは見えない光


しゅーるシュール

今は見えない光

いつか見えるんだろうか

煌めきのカード

震えてるぜHand

堕ちてもいいかい

むしろドン底へ

這いつくばって出てやるさ


光の先っぽをこの手が掴む日へ




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― 新着の感想 ―
[一言] お邪魔していますっ! まず、リズムを感じました。 曖昧な言葉、でも、身にしみる突き刺す気配。 乱暴だけど、実は優しいような強がり・・・。 ハートフルで、殺伐だぜBABY・・! まるで、…
[良い点] 歌の歌詞みたいでリズムが良いですね
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