登場人物 転生者
「オバサンは運命を変える」時点での内容のため、そこまで読んでいない方にはネタバレを含みます。
《転生者》
バルナモア王国
・シェリル・クロウリー
クロウリー男爵家長女
スタート時に主人公の性別を決めるゲームの女性主人公。
一番人気のキャラ。
髪は甘いミルクベージュ。瞳はマリーゴールド。
記憶が戻る前から計算の早さと記憶力の良さが際立ち、
同世代の子供との違う自分に悩み、無口で無表情気味
だった。
前世では夫が若い女と浮気して離婚。
専業主婦を何年もしていて再就職が難しく、ふたりの
娘を育てるのに苦労した経験から、もっと学んでおけば、
仕事をやめなければ……と後悔したので、この世界では
出来るだけ多くのことを学び仕事に生きる決意を
している。
・レオン・アシュクラフト
王弟 シェリルより六歳年上
ゲームでは兄である国王を殺害し王位を狙うラスボス。
金色の髪に濃紺の目の異様に整った顔をしている。
ふたつの世界がニアミスした時に地割れに落ちた。
この世界の神に転生者の補助をするように要請され
ている。
前世ではIT系の会社を経営していた。
三十代だったためおじさんくさい面もある。
・ローズマリー・ワディンガム
ワディンガム公爵家長女 シェリルと同じ年
ブロンド ガラス玉のように薄いブルーアイ
ゲームの中では悪役令嬢キャラ
前世では十九歳の大学生で、階段から落ちて死亡
自分が悪役令嬢に転生していると気付いてすぐ、
兄に全てを打ち明け、王太子と婚約しないでいいように
コーニリアスと婚約するという行動力のある女性
シェリルとは親友になる
・アレクシア・マガリッジ
マガリッジ子爵家末っ子 シェリルより六歳上
黒髪 藍色の目
ゲームの中では色っぽい姉さん魔道士
父や兄たちより魔法の才能に優れていたため
家族から妬まれ、迫害されて育つ。
ゲームキャラと今の自分のギャップに悩んでいた。
シェリルの秘書兼護衛になる。
・レイフ・イーガン
子爵 シェリルより七歳年上
シャノン伯爵家の次男
魔法に優れ、ゲームでは知将として活躍するキャラ。
前世は議員秘書。過労のストレスのためか突然死。
王弟の側近として働く。
王族兄弟の才能や人柄に心酔し忠誠を誓っている。
意外と世話好き。
・ヴァージル・クリスタル
王弟の執事兼情報屋 シェリルより五歳年上
アッシュブロンド ライトブルーの瞳
ゲームでは情報屋キャラ。
前世ではゲームオタクの営業職。
二十代で自動車事故で死亡。
生まれてすぐにパーシヴァルに引き取られ、弟子として
情報屋のノウハウを叩き込まれる。
パーシヴァルは神出鬼没で国にいないことも多いので、
彼が情報を王弟に届ける役目を担っている。
・ノア・フォースター
フォースター伯爵家長男 シェリルより三歳年下
ゲームに登場しない人間に転生した唯一の人。
婚約者がいたのに二十六歳で地割れに落ちる。
神を恨み、遺された婚約者を心配するあまり自棄になり、
両親に魔法で攻撃してしまう。
両親に怪我はなかったが、ヒキニートになった彼に
どう接したらいいか両親が困り、レイフに引き取られる。
・パーシヴァル・クロフ
クロフ伯爵 シェリルより二十三歳年上
ゲームでも情報組織のボス。
誰よりも早くこの世界に転生し、国際的な情報組織を
作ったが謎の多い人物。
クリスタルを養子にし、王弟に情報を伝えている。
アードモア王国
男主人公と王女が転生者
他は不明
フリューア公国
教皇が転生者
本編ではまだ出てきていない