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プロローグ  伝説の始まり、あるいは伝説のきっかけ

プロローグに続いて、1話目も投稿します!

それは天の剣と言う高ランクのクランに在籍していた俺がいつもの通りクエストを終えた後に冒険者ギルド内で起こった出来事。


「どうしてだ、リーン!」


「もう一度言ってやるよ!5年以上にもなるのに未だに低レベルタンカー、サミュエル!貴様を・・・」


ああ、この日が来ると思っていた俺はぼんやりと、話している男を見て・・・


「クラン 天の剣から追放する!」


もう一度出た言葉を聞き・・・俺は書けた書類を手にして、手を挙げてこう言った。


「あ、じゃあ、俺も抜けるわ」


「え?」「え?」『え?』


追放宣言を発した男とサミュエルと呼ばれた青年の呆然とした顔、そして、ギルド員のああ・・・と言う顔。そして、追放宣言を発したクランのリーダーのは?という顔を横目に見ながら、ギルドに脱退届けと()()()()()を出して、ギルドを出るのだった。そう、これは、追放された訳でもなく、追放者が出たクランから抜けた俺の物語だ。

追放物に見せかけて、実は追放など関係ない自分から辞める事から始まる物語って斬新ですかね?w

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