第3話 スキル獲得
変な所があったら指摘してください。直しますんで。
次に目を覚ましたのは朝だった。
あれ、俺は確か魔力ずっと出してて……って何でだっけ?
あ、思い出した。魔力増えるんじゃね?的な感じでやったんだっけか。それで、俺のステータスはどうなったかなー。
名前 :レイヴェルト・アールーン
年齢 :0
職業 :無職
HP20/20
MP40/40
スキル:成長Lv--
称号:転生した者
加護:運命神の加護Lv5
※通知1
お、増えてるな。ん?何か通知来てるんだけど。誰からだろ。
タップしてみると、昨日のように目の前に薄い板が現れた。
Dear真司くん
やあやあ、何か魔力放出したり色々やってるみたいだね!感心するよ。お察しの通り、魔力を出しまくって0になったらMPは増えていくよ。これを僕らの間では魔力増幅運動って言うんだ。ただ、0になったら暫くは魔力枯渇状態っていってだるくなったりするんだ。最初は気絶って感じになったけど次からはそうはならないと思うよ♪まぁキツいとは思うけどね。じゃ、頑張って♪
From神様
へぇ。じゃあこれからも続けてみるか。それにしても神様はどっから見てるんだよ。新手のストーカーかってな。
再びステータスを見ると通知1という表示は消えていた。
さて、そうと決まればもう一回やってみーー
「レイちゃーん。ご飯ですよー。」
母さんが来た。仕方ないか、飯の後にやるか。あれ、母さん?俺のご飯が見当たらないんだけど?
そんな俺の疑問はすぐに消えた。俺のすぐ目の前で胸を出して俺に近づけてきた。だが、俺の中身は純粋な高校生だ。いわゆるコ○ン君状態だ。
そんな俺の心の中ではーー
『おい、俺。理性を保ち続けろ!どれだけ美人でも俺の母親だぞ。頑張れ、頑張れ!』
『なあなあ、俺よ。別にいいじゃねえか。今、俺は赤ん坊だ。つまり何をやっても許されるということだ。ほら、チャンスだぞ?』
ーー天使と悪魔が俺に囁いていた。
俺はどうすればいいんだ?お腹は空いてるがいくら母親といえど、お○ぱいは吸いたくない。しかし、このまま拒絶していても餓死してしまうのがオチ。ああ、おれはどうすれば…?
結局俺は空腹には勝てず、おっ○いを吸わざるをえなかった。その時は心を無にして挑み、母さんは悟りを開いたかのような俺をみて少し心配していた。
食事後、俺は再び魔力増幅運動を始めた。
MPが0になると、
痛ってぇぇぇぇぇぇぇぇ!頭が割れるぞ、これ。はやく治れー、治れ-。
今回は気絶こそしなかったが、ひどい頭痛に見舞われた。
あー、そういえばゲームだったらポーションで復活させるのと別に何か方法があったな。確か《魔呼吸》とか言うスキル名だったな。名前からして空気中から魔素を取り出すとかそんな感じか?やるか……。
早速その《魔呼吸》とやらをやろうとした。が、これも意外と難しい。やっぱ異世界転生舐めちゃあかんわ。だが俺は諦めんぞ-!
暫くして
ーー《不屈Lv1》を獲得しました。
ーー《魔呼吸Lv1》を獲得しました。
お!何とか出来たか?
「しゅてーたしゅおーふん」
名前 :レイヴェルト・アールーン
年齢 :0
職業 :無職
HP20/20
MP6/40
スキル:成長Lv-- 魔呼吸Lv1 不屈Lv1
称号:転生した者
加護:運命神の加護Lv5
あった。
よし!異世界に来て初めて自力でスキルを取得できた。これで先天的なものじゃない事が分かった。まぁ、ゲームと同じだよ♪とか言ってたけど全部を全部信じるのは危険だからな。下手すれば死ぬし…。
俺はそこから1時間ほど魔力増幅運動を続けた。恐らく30回目くらいだろうか。
ーー《魔呼吸Lv2》へランクアップしました。
ーー《不屈Lv2》へランクアップしました。
おお、ランクアップした。魔力もどんくらいになったかな。
「しゅてーた...」
やっぱちょっと恥ずかしいな。これ声に出さなくでも出来るのかな?試しに...
ステータスオープン
すると、声に出したときと同じようにしてステータスボードが現れた。
名前 :レイヴェルト・アールーン
年齢 :0
職業 :無職
HP20/20
MP360/360
スキル:成長Lv-- 魔呼吸Lv2 不屈Lv2
称号:転生した者 苦痛を乗り越えし者
加護:運命神の加護Lv5
どれどれ、お!やっぱりMPが増えてる!しかも前と比べたら320も増えてる。凄いな。それと、新しい称号もある。ただ鑑定とかそういうスキルを持ってないからどんな効果があるのか分からん。ま、いいか。この世界が本当にゲームと同じならあそこにあるはずだ。いわゆる隠しアイテムだ。そうと決まれば行ってみるか!
俺は起き上がろうとした。
「・・・・・・」
よし!外出出来る歳になるまでは魔力増幅運動をたくさんするか。
良かったら高評価よろしくお願いいたします。