抑えてください!さつきさん♪
さつき「どうも皆様初めまして♪百里基地のアイドル!九重皐月と申します。」
かな「みなさん、どうもはじめまして。
自衛隊のポスターを眺めていたらなぜかこうなりました、山川夏奈と申します。」
さつき「さて、それでは放送開始したので質問コーナー行っちゃおうかな?」
かな「待ってください!まだ、私何も知らないのですが!」
さつき「ええ、ああ・・・ごめんなさいね。
うん、まあでも初回って何かと問題が起きるじゃない気にしない気にしない♪」
かな「そうじゃないですよ!なんで私こんなところにいるんですか?」
さつき「あら・・・もしかして自衛隊に興味なかったのかしら?」
かな「いいえ・・・そうではなくですねえ。」
さつき「だって、ものすごい目を輝かせていたからまあ、スカウトよスカウト!
君も自衛官にならないか!」
かな「私はまだ、学生です!」
さつき「そうなの・・・いいわ、これから私と一緒に自衛隊について知っていきましょう♪」
かな「おーっ! (あれ・・・気がついたら手が上に)」
さつき「それでは、質問コーナー行きますよ!
喰らえ、九重秘伝「ナイン・バレット!」」
(発砲音)
かな「なっ、何しているんですか!」
さつき「えっ、祝砲に決まっているじゃない。
大丈夫よ!私の銃弾は跳ね返りの少ないダムダム弾だから!」
かな「・・・なんですか、それ?」
さつき「戦場で使用できなくなった弾で、人に当たると体内で弾が変形して傷口が従来の弾と比べて酷くなる非人道的兵器の一つよ。」
かな「・・・なぜ、そんなものが。」
さつき「国連の平和維持活動の時に押収したものと、買ったものよ。」
かな「・・・闇が深い。」
さつき「さて、質問は・・・。」
「「ミス・スカイ・ガールって、なんですか?」」
かな「ふむ、確かに気になりますねえ。」
さつき「ええ、確かに知られていないとこれは困るかな?
それじゃあ、解説していくわ。
ミス・スカイ・ガールとは、時の幕僚長が提案した陸海空自衛隊の民間への理解を求める活動の一つなの。
また、陸海空だけでなくミス・センター・プロテクトっていうグループもあるわ。
つまり、ミス・スカイ・ガールっていうのは航空自衛隊を代表する言わば国営アイドルグループなの!
しかも、CDやゲームの売り上げ好調でなんと!映画主題歌まで担当。
さらに、アニメ界にも協力♪協力♪ということまで幅広く活動しているの!」
かな「そうなんですか・・・でも、あんまり知られていないのはなぜですか?」
さつき「ええ、だってこれ「「若い男性向けコンテンツ」」での活動が主だったのが原因ね。
まあ、最近はファッション誌にもミス・スカイ・ガールが起用されたりもしているわよ。
あとは、結婚誌とかね。」
かな「はあ・・・。」
さつき「おそらくはこの曲知ってるけど、グループ名がわからない!っていうやつね。
最初に出されたCDの名前が「全力!全開!絶対LOVE♪」っていう名前だったわ。」
かな「ああ、それ知ってます。幼い女の子向けアニメの主題歌ですね。」
さつき「ええ・・・このせいで「「違和感なく自衛隊は公式に民間に理解されました。」っていう状態になったわ。」
かな「うわあ・・・これは・・・どうなんですか航空自衛隊としては?」
さつき「週刊誌の小見出しに「官房長官、遺憾発言」っていうやつがあったけど誰か読んだのかしらね?。」
かな「・・・そうですか。」
さつき「それで、話を戻すわよ。
その後、ミス・スカイ・ガールではさらに白熱した状態になっていったわ。」
かな「どういうことになったんですか?」
さつき「各基地で、俺のところの○○が可愛い!っていう熾烈な争いに発展したわ。」
かな「あちゃ~・・・。」
さつき「その影響もあってか、ミス・スカイ・ガールは各基地ごとに設置されていったわ。」
かな「待ってください!ミス・スカイ・ガールって結局何人なんですか?」
さつき「発足したころは中央・・・つまり、幕僚長達が集めた子だけだったわ。
しかし・・・現在では・・・。」
かな「数が各基地ごとに・・・。」
さつき「ええ、それで結局、ミス・スカイ・ガールは基地のこと指すように細部かしていったわ。
それで、ミス・スカイ・ガールの中で一番を決める大会で優勝すると、なんと!
結婚申し込みが例年の何倍にも!」
かな「・・・はい?」
さつき「かなちゃん、女性自衛官には恋というものは死活問題なの!
それで、残りの人生も決まるの!
だから百里基地のミス・スカイ・ガールを応援して!」
かな「・・・すごいですね・・・ミス・スカイ・ガールって。」
(発砲音)
さつき「はい、それではお時間になりましたのでみなさま、さようなら!
でも、応援メールの一つ送ってくれないとさびしいな。
きみの手紙待ってるよ♪」
かな「(A・ZA・TO・I)
ええ、もうそんなお時間ですか・・・。
次回も頑張りますのでよろしくお願いいたします。」
さつき「それでは、九重皐月と!」
かな「山川夏奈がお送りしました。」
さつき「それでは、またごあいしましょう♪」