第71話「夜の蝶」
大変長らくご無沙汰いたしました!
っていうか本当にすいません。
何かと私生活が忙しくて。
って言ってもデートとかそんなんじゃありません(誰も聞いてない)
信長が出るし、エルダーほにゃららオンラインとかはじめちゃったりして。
間に思い付いてちょこっと書いてみた別の話は見事大爆死するし(号泣)
とりあえず5話書いたんで読んでください。
5日間連続投稿するッす!
よろしくお願いします。
リア充爆発しろ。
すっかりへそを曲げたナルスを何とかなだめすかして、僕らはムーランルージュへ向かった。
そこで紹介したリリィを見て、ナルスはすっかり機嫌をなおしてしまった。
「いやあ、こんなに可愛い人がこの現実の世界に実在するとは!」
「まあナルス様ったら、お上手ですのね」
「いや、本心です。小鹿亭のフェリシアも素晴らしいが、あなたはさらに……ぜひあなたの人形を作らせて欲しい。お願いできませんか?」
「に、人形……? でも私なんかでいいのですか? お姉様たちの方がよっぽど綺麗でいらっしゃるのに」
「いや、あなたが良い、あなたじゃなきゃダメなんです! 僕はあなたを永遠の形にしたい!」
「あ、は、はい。ではそのうちに。でもまずはもっと仲良くなってから、ね」
「分かりました! これからできる限りここへ来ますから」
「楽しみにしてますわ」
「……ロゼア、リリィってあんな娘だったか?」
「とおっしゃいますと?」
「あれ、完全にナルスを手玉にとってるよな」
「あら、そうでしょうか?」
「リリィはもっと素朴な娘だと思っていたんだが」
「やはりあの子も夜の世界に生きる娘だということですわ」
ナルスほどの頭脳の持ち主を手玉に取るとは、リリィ恐るべし。
「……なあ、ロゼアはそうじゃないよな?」
「まあ、カルロ様は私が心にもない口先だけの言葉で話しているとお思いですか?」
「いや、そういう訳じゃないんだが、あまりにリリィが衝撃的で」
「私の心をお疑いになるんでしたら、もうこの店にはお越しにならないで下さい」
「へ?」
「お会い出来なくなるのは寂しくて仕方がありませんが、それでも心を疑われるよりはマシです」
「あ、決してそんなつもりじゃ」
「私はお会いしたいから素直にお伝えしただけですわ。でもそれでカルロさまに疑われるのは辛すぎます」
「いやいや、疑ってなんかいないよ」
「でもそうおっしゃいましたよね?」
「それはリリィがあまりに上手くナルスを転がしたから、つい聞いてみたくなっただけで」
「では私の事は信じて下さっているのですか?」
「当然だ! 僕、じゃなくて俺はロゼアを信じてる。信じているとも!」
「良かった……安心いたしました」
「心配させてごめんよ、ロゼア」
「カルロさま……」
ああ、涙ぐむロゼアの瞳は美しい。
こんなかわいい子を泣かせる僕は罪な男だよ、まったく。
今度来るときはお詫びに何かプレゼント買ってこなきゃな。
「――将軍、どう思われます?」
「どう思うと言われてものう」
「……ですよね」
「ルーノス、お前さんから注意して差し上げてはどうじゃ? お前さんがこの店を紹介したんじゃし」
「辺境伯様に『あなたも手玉に取られてますよ』って言うんですか?! 嫌ですよ、将軍が言えばいいじゃないですか!」
「わ、わしはもう、ほら、あれじゃ。年じゃからな。そうじゃフィッツ、お主から言ってはどうかの?」
「そうですよ、団長から言って差し上げて下さいよ!」
「私はそういう事はちょっと良く分からないというか、苦手なので」
「まあそうじゃろうのう。しかし、カルロ様も少しは勉強されるのもいいかもしれんの」
「そうですね、まあロゼアが相手ならそう酷い事にはならんでしょう。あれも良く出来た女ですし」
「カルロ様が楽しそうなので良いのではないでしょうか」
楽しい夜もそろそろお開きにして、帰るとするか。
今日もまたロゼアの手を握ってしまった。
なんだかおっさん3人の眼差しが生暖かい気もするが、嫉妬されるのも悪くない。
この話で「迷宮探索」前編は終了です。
のでちょっと試しに会話で話を進めてみました。
いかがでしょうか?
やっぱりわかりにくいですかねえ。
明日から新章に入りますので元に戻します。
よろしくお願いします!
ブクマやら感想やら評価やら頂けると泣いて喜んでまた続き頑張れるかもしれませんw
※8/30追記:この章を前編としました。次章が「迷宮探索」後編となります




