表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者が転生?!~りっぱな悪役になってやる!  作者: 梅田遼介
「軍事演習」編
65/81

第63話「軍事演習Ⅰ」

えーっと、年末以来体調崩したり仕事忙しかったり新しいゲーム買っ……

え、いや、なんでもありません!

ほっといてホントすいませんでした!

久し振りに書いたのでよかったら読んでください!


「いよいよ年の瀬も近づいてきましたな」


 将軍のマーカスの爺さんが呼んでもいないのに(カルロ)の部屋にやってきた。

 いつものように勝手にソファに座りこんで突然そんなことを言う。


「そうだな、それで何か用か?」


「いやほれ、例の件ですがそろそろ頃合いかと思いましてな」


 例の件?

 例の件ってなんだろ……あっ!?


「演習の事か」


「そうそう、それです」


 マーカスが嬉しそうに言う。

 やばい、迷宮やらなんやらですっかり忘れてた(汗)。

 でもそんなこと言ったらこの爺さん絶対ヘソ曲げるぞ、楽しみにしてるみたいだし。


「あ、あの事ならナルスに任せてある。ピカール、ナルスを呼んでくれ!」


 禿ピカールがすぐに軍師のナルスを呼んできてくれた。




「何かご用ですか?」


「ナルス、例の演習の件はどうなってる?」


「ああ、手はずは整ってます。いつでも出来ますよ」


 良かった、助かった!

 これでナルスまで忘れてたら大ごとになる所だった。


「で、どのように行うのじゃ?」


「バルハムントの北にアラモスの丘があります。その丘の頂上にある砦を使います」


「ほほう、それで?」


「将軍とルーノス卿、カルロさまとフィッツジェラルド卿にはそれぞれ軍を率いて丘の東西に陣を構えて、そこから丘の上の砦を獲りあって頂きます」




 アラモスの丘はバルハムントの北の近郊にある大きな丘で、北方の騎馬の民バルバロイが攻めてきた時には要所となるため、防衛のための砦(といっても小さい物らしいが)が築かれているそうだ。

 将軍のマーカスとルーノスが率いる軍が丘の西に、(カルロ)とFが率いる新制軍は丘の東に陣取る。


 率いる数はそれぞれ近衛騎士団からなる騎兵50、屯田兵からなる歩兵150に弓兵100の計300と結構大規模なものだ。

 そこから互いに軍を動かし、4時間後の演習終了時に砦を支配していれば勝ち。

 ただし途中で自分の陣を取られると、その時点で負けとなる。

 ちなみに演習なので武器は全て木製、剣にも槍にも矢にもそれぞれ塗料を塗ってあり、その色が防具の胴や頭に付いたら戦闘不能となって離脱しなければいけないらしい。

 すっかりサバゲー気分だな、こりゃ。




「つまり砦を落とす、相手の陣を突く、自陣を守る、この3つから何を選択し行うかが重要になります」


「なかなか面白いのう。でナルス、お主はカルロさまに付くのじゃな?」


「はい、軍師としての私の腕の見せ所ですので」


「いいじゃろう、お主の腕前しっかり見せてもらおう。で、何時にするのじゃ?」


 この爺さん、めっちゃやる気だぞ。

 でもこっちも負けられん、頼んだぞナルス。


「準備もありますので一週間後という事でいかがでしょうか」


「ワシに異存はない。よろしいですかな、カルロ様?」


「ああいいだろう。では一週間後に決まりだな」


 こうして軍事演習の日が決まった。


「ではワシは失礼しますぞ、ルーノスとさっそく策を練らんと。楽しみですのう」


「ああ、負けないからな」


「カルロさまも負けても恨みに思わんでくだされよ、ホッホッホ。ではこれにて」


 


「ナルス、策はあるのか?」


「そうですね、まあ楽しみにしていてください」

 

 ナルスはニヤッと笑って片目をつぶって見せた。





 ――演習当日。

 僕とFは軍装で、ナルスと一緒に陣に着いた。

 目の前には騎馬50騎、歩兵と弓兵合わせて250人、総勢300の兵士たち。

 50頭の馬に長い槍や弓を手にした兵たちが並び赤い軍旗がたなびいている様子は壮観だ。

 軍勢としては決して多いとは言えないだろうけど、実際に自分が率いると思えばまた違って見える。

 これが実際の戦争になるともっとすごいんだろうな。


「こうしてみるとなかなかの眺めだな。準備はできてるか?」


「はい、事前のご指示通り騎馬の中から2割、10名を偵察部隊として選抜しておきました」


 Fが落ち着いて答える。

 なるほど、一番端に並んでいるのが高速索敵部隊らしい。

 みんな小柄だが精悍で敏捷そうだ。

 目の前にあるのがアラモスの丘か、思っていたより大きいな。

 上にかすかに見えるのが例の砦って訳だな。

 けっこう距離があるし意外と傾斜もきつそうだ、あそこにたどり着くだけでも楽じゃないな。




「あれが長槍か、確かに長いな」


「5メートルですからね、しかし訓練をやってみると確かにこれは効果的です」


 歩兵たちが手にしている槍の長さは5メートル、こうしてみるとなんとも長い。

 話を聞いた時には驚いていたFだが、実際の訓練を通してその効果は実感したようだ。


「そんなに強力なのか」


「ええ、これが今回の勝利の鍵になります。歩兵部隊はカルロさまに率いて頂きますので」


 ナルスが得意げに言った。


「それはいいが、どのように勝つつもりだ?」


「どのように勝つか、ですか……」


 僕の質問に、ナルスはちょっと考えたのちニヤッと笑って答える。


「より完璧に、完全に勝ちましょう」



ホントすいません、明日も登校しますので許してください(涙

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ