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変な悪阻です。

私のお腹も日に日に大きくなっていくと同時に悪阻も酷い。

それに、気分が悪くなるのも食べ物だけじゃなく鷹くんといること事態、気分が悪くなる。

鷹くんには悪いと思っているんだけど、こればっかりは仕方がないのよね。


「凛。どうだ?悪阻は相変わらずなのか。」


「鷹くん・・・ウッ!」


「凛。大丈夫か?」


「・・・ウッ!気持ち悪い。」


「・・・・・・・凛」


「ごめん・・・鷹くんのせいじゃないのよ。ウッ!」


「凛。俺は向こうに行っている。何かあれば呼べ。」


「・・・・・・OK。」


鷹くんは悪くないんだけど私の状態を見て向こうに行ってくれました。

鷹くんの顔を見なくなったら、これまた不思議と悪阻は治まる。いったい何故なんだ?

そして、鷹くんは1日、1回だけ私の顔を見に来てくれるようになった。

萩さんや華ちゃん達といる時は何でもないのよ。

でも、武さん、弦さんはダメ。男の人に出会うと悪阻が酷くて女の人は何でもない。

これって悪阻の一種なのかな?

そして、鷹くんは私の事を考えてくれたのか咲ちゃんと楓ちゃんを呼んでくれていました。

私も彼女達に出会うのは久しぶりだし、話しもいっぱいある。


「久しぶりで御座います。お元気でしたか?」


「本当に、お姉さまの悪阻を心配しておりましたの。如何ですか?」


「有り難う。悪阻は日に日に酷くなるの。それに、不思議なことに男性陣の顔を見ると悪阻が酷くなるのよ。何故なのかなぁ~~?」


「わたくし、そのような事は聞いた事が御座いませんわよ。」


「でも、本当なの。鷹くんの足音が聞こえるだけで気持ち悪くなるの。」


「・・・・・お姉さま。悪阻って食べ物でけではないので御座いますのね。私もそのようになるので御座いますか?」


「楓ちゃん・・・・もしかして、あなたも出来たの?」


「いいえ。そのようなことは御座いません。でも、私も欲しいのです。」


「凛ちゃん、食べ物で嗜好は変わったの?」


「そう。コッテリした物が食べたいし、コーヒーも飲みたくなるのよ。」


「コッテリねぇ~~~。それとコーヒーもですの?」


「うん。何故かな?」


「お姉さま。コーヒーって何ですの?それとコッテリした食べ物って?」


「楓ちゃん、コーヒーって言うのはね・・・・・・説明できない!私の世界の飲み物なの。色は黒色で苦い物なの。まぁ、妊婦の飲み物にはダメかな。」


「お姉さまの世界の飲み物で御座いますか。」


「楓さん。わたくし達の世界はどうなのですか?例えば悪阻の時の食べ物とか。」


「私、聞いたことがあるのですが土壁を食べたくなったりするそうですわよ。」


「土壁??何それ。土壁って食べられるの?」


「私は食べたことはありませんが、食べられるそうですわよ。」


その時鷹くんは私達の様子を見るために部屋へ来た時です。


「ウッ!・・・・ウッ!・・・ごめん!みんな!ちょっとトイレ!」

(バタバタバタ・・・・・)


「何だ?凛は。」


「鷹明様。凛ちゃんの悪阻はかなり酷いですわね。あなた様も大変な事だと思います。」


「咲子殿。凛は何故か私の顔を見ると気分が悪くなるようで、あの通り厠へ行くのです。何故なのでしょうね。」


「・・・・・・・・・」


「鷹明様。私は聞いたことがあるのですが、悪阻の時に土壁を食する方もあられるそうで御座います。だから、悪阻というのは普段、考えられ無い物を食されるのではないでしょうか。」


「土壁?・・・・・そなのかも知れぬ。それにしても凛は遅いな。」


「わたくしが見てきましょう。」


わたくしは凛ちゃんを探しに行きました。

すると凛ちゃんは部屋の外にいます。理由を聞くと鷹明様が部屋におられるからそうです。

鷹明様も可哀相に今は凛ちゃんには受け入れられて貰われず。

わたくしは鷹明様に同情致します。そして、わたくしは鷹明様に席を外すようにお伝え致しました。

その時の鷹明様の御顔といったらションボリされて。本当に、お可哀相で御座いました。

そして、わたくし達は凛ちゃんの体の事も考えて失礼させて頂きました。

凛ちゃんは本当にわたくし達と別れるのが辛いのか涙ぐまれておられました。


「凛。良かったな。咲子殿達が来られて。」


「有り難う。鷹くんでしょう。彼女達を呼んでくれたのは。嬉しかった(ニッコリ)」


「そうか。凛・・・・」


「鷹くんが悪いんじゃないからね!」


「分かっておる。だが、俺は如何すれば良いのだ?」


「・・・・・・・普通で良いよ。」


「だが、俺が凛の傍に寄るとお前は気分が悪くなるだろう。」


「・・・・・鷹くん。私の悪阻はあと少しで治まると思うの。それまで我慢してね。ごめんね。」


「・・・・・・・・・(我慢か。それまで凛の顔は見ることは出来ないんだな。)」


「凛。お前の悪阻が治まるまでお前に会わないようにする。俺は向こうの部屋に移る。」


「・・・・鷹く~~ん!本当にごめんね~~~」


そうなの。私の悪阻に見かねた鷹くんは自分から部屋を移ってくれた。

これで私も悪阻がマシになるわ。

でも、不思議よね~~~!鷹くんの顔を見なくなったら悪阻が無くなったようなのよ。

もしかしたら、子供は息子?そして、パパにヤキモチ?

まだ、生まれて無い子供の性別はきっと男の子だと思う。

それも、かなり独占欲の強い子かも。

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