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新婚旅行までの過程(屋敷編)

夫婦で宮中の参内した私達。とっても大きな作業をした感じ。

初音さんも直哉さんと何処か、旅行に行くって言ったいたよな~~。

あの夫婦は何所へ行くんだろう?

まぁ、人の事は良いんですが。

そして、やっと旅行の準備に取り掛かれます。

私はこの世界の旅行なんて初めてだし、何を持っていったら良いのか分からん!!

「北山」って言っても暑いのか寒いのかも分からないし。

でも、北山って何があるの?「北」と「山」だから何もない?

私が静かな所が良いって言ったからかな?でも、暇はイヤだよ。

なんか不安です。


「ねえ、萩さんと華ちゃん。北山ってどんな所?」


「北山で御座いますか?そうですわね。北山はとても宜しいですわ。わたくしは好きで御座います。」


「北の方様。わたくしも好きな所で御座いますわ。ねえ、萩様。」


「ええ。鷹明様がお選びになられたので御座いますから、きっと北の方様も気に入ると思いますわ。」


「静かな所なのよね。でも、寒くはないの?」


「はい。大丈夫で御座います。北山には桐家の別荘がありますから此処での暮しと代わりないのです。」


「べ、別荘~~~~!鷹くん、別荘なんか持っていたんだ。だから北山だったんだ。」


「桐家は先祖代々の家柄でもありますから、宇治にも御座います。」


「・・・・・別荘が2つ~~~!!凄い!!」


「宇治のほうはどう?静かな所?」


「宇治は加茂川が傍に御座いますから鴨が五月蝿いですわ。やはり、静かな所でしたら北山で御座います。」


「鴨、鴨もいるのか~~。」


「ところで、北の方様。北山に持っていかれる物の準備はどうなさいましたか?もし、未だのようでしたらわたくし達がお手伝いさせて頂きます。」


「そう~~~!ありがとう。実は何を持っていったら良いのか分からなかったの。」


「そうで御座いますわね。四日間で御座いますでしょう。では簡単な物を持っていくぐらいですわね。」


「萩様。北の方様は少しお寒いのではないでしょうか?この季節、朝夜は冷えると思います。」


「そうですね。では華、アレもご準備致しましょう。」


「はい、承知致しました。」


やっぱり、萩さん達に相談して良かった。

さすが、萩さんだよね~~。私は別に自分で準備しなくても良いんだし。ラクラク・・・♪

そして、旅行の明日に控えていた昼に萩さんと華ちゃんがとんでもない荷物を用意してくれた。

それも荷物の山。たった四日間なのになんで、こんな荷物になるんだ?

こんないっぱい、車に入らん!


「ねえ、華ちゃん。こんなに荷物は要らないよ。だってたった四日間だし。もっと身軽が良いよ。」


「何を仰います!いいですか!これは全部、北の方様の事を思えば必要な物ばかりで御座います!」


「だって・・・華ちゃん、コレは何?」


「これはで御座いますが、コレは夜に北の方様が寒い思いをなさらないように「温石」で御座います。

この温石を寝具の中に入れておきますと朝まで暖かくお休みになられます。」


「・・・・・・夜の寝具の中にねえ・・・必要ないんだけど。」


「まぁ!何故で御座いますか?わたくしなどは夜は必要で御座います。」


「なあ、華ちゃん、これは?」


「これは萩様がご準備なさいましたから、わたくしには分かりませんが。」


「何コレ?衣装箱のような」


「ああそうでしたわ。それは北の方様は北山に行かれても『鷹明様の北の方様』である事が一目で分かるように着物をご準備されていました。」


「・・・・・たった四日間だよ。こんなに要らないってば。要するに四枚あれば良いと思うんだけど。」


そこへ慌てて萩さんが来られました。


「北の方様。衣装は足りるでしょうか?もし、足らなければもう少しなら入りますが。」


「萩さん・・・・・・あのね、こんなに衣装は要らないから。たった四日間だよ。私は余計な物は持って行かない!!」


「・・・・・。北の方様。あなた様のお気持ちも分かりますが、でも、これでも足らないくらいなのですのよ。桐家のような家柄の北の方様なのですから。」


「萩さん。私、こんなに持って行けない。いいえ、車に入らないと思うのよね。」


「まぁ~~!北の方様。勿論、わたくし達も一緒で御座います故、御心配は御座いません。」


「はぁ~~?・・・・・萩さんも一緒なの。」


「北の方様。わたくしも御一緒致します。萩様とわたくしと武、弦も一緒で御座います。」


「・・・・・・・・。」


「さあ、北の方様。あとはわたくし達で致しますから、どうぞお休み下さいませ。」


「あのさ、旅行に行くのは私達・・・・。それも新婚旅行・・・・・なのよ。折角だけど私達2・・・・・・で行きたいの。」


「北の方様。そのような事は見たことも聞いたことも御座いません。では、毎日の雑用、食事は如何されるのですか?」


「私がする。たった四日間だし。」


「いけません!北の方様ともあろうお方にそのような事はさせられません!!」


もう!本当に。四日間の旅行なのに何故、こんな大変なのよ!

私と鷹くんの旅行だよ。それも新婚旅行!

何故、おまけが付いてくるのよ!考えられん。

鷹くんに言ってもらわなくっちゃ!

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