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子供が欲しいです。

私と鷹くんとの気持ちのすれ違いがあってから一ヶ月が過ぎた。

お互いに気を使ってはいるけど。段々と元に戻っていくと思う。

私は鷹くんの重荷にならないように勤めたい。

でも、鷹くんはあれ以来、私に凄く気を使ってくれているように感じる。

それがまた、寂しいし、少し悲しい。

でも、お互いに分かり合えるっていうのは嬉しい。

前よりも私達はラブラブ夫婦になったように思う。

私も鷹くんも細かいところまで気が付くようになったし。

夫婦って死ぬまで一緒だから。これからの長い夫婦生活を考えると、これで良かったのだと思う。

どちらかが先に死んでも「夫婦で良かった。」と思いたいじゃない。

だって、私の世界の夫婦って「熟年離婚」っていうのが多いもの。

私はイヤだよ。「亭主、元気で留守がいい。」って言うのは。

子供が出来て、その子が独立しても夫婦、仲よく人生を真っ当したいのが夢。


子供か~~~~。そうよね。

本当に今、子供でも出来たら言う事がないんだけど、これも難しい。

子供ってそう、簡単には出来ない。

そういえば、咲ちゃんも楓ちゃんも子供っていないのよね。

あの2人は私より結婚が早かったし、若かったし。今でも若いけど。

咲ちゃんのところは康くんが咲ちゃんにベタ惚れだし。楓ちゃんところの友くん・・・・??

友くんってあっちこっちに彼女がいたりして隠し子あり?まさかね~~~!!

でも、何故なんだろう?

私の世界では男も女もストレスを持っているから不妊の人も多いけど。

こっちもみんなストレスを持っているのかなぁ?

まぁ、どっちの世界も同じなんだろうな~~。


私は子供が欲しいけど、鷹くんはどうなんだろう?

欲しいのかな?私の世界だとお互いに話し合って作る夫婦も多いし。

自然に任せるのが一番だとは思うけど、年齢がね~~。

若いといいけど、私は今、何歳だっけ?・・・・!早く生まなきゃダメじゃない!!

こんなことしていると高齢出産になる。

友達が言っていた。「高齢出産は大変なのよ。子育ては大変だし、体力はいるし。何たってママの歳がいっていると子供が可哀想だのも。」

たしかに!やっぱり若いママでいたいよね。

こんな事をしてられない!今日、鷹くんが帰ってきたら早速、話し合わないと!

でも・・・・・鷹くん。子供が嫌いだったらどうしよう。


今日は俺が帰ってきてから凛はやとらと俺の傍に寄ってくる。

何がしたいのだ?あれから、俺達は何も変わった事もなくつつがしく過ごしている。

まぁ、あれからお互いに、より一層ラブラブになったと思う。

だが、今日は何時もの凛ではない気がする。

俺はそのような事を思いながら凛から思わぬ話しをされた。


「ねえ、鷹くん。子供は嫌い?」


「・・・・いいや。勿論、凛と俺の子供だ。嫌いなわけはなかろう。」


「本当!本当なの!!」


「当たり前だろう。」


「良かった~~!もし、嫌いだったらどうしようと思ってたの。」


「・・・・?凛。子供がどうかしたのか?・・・・・!オマエ・・・!出来たのか!?」


「まだ。でも、子供が欲しいの。鷹くんは子供は欲しくないの?」


「欲しい。だが、こればっかりは仕方が無いだろうが。」


「作るのよ。私、そうでないと高齢出産になっちゃう。だから焦っているの。」


「そんな事言ったって、こればかりは天からの授かり者だし。いくら欲しくても俺にはどうすることも出来ないだろう。」


「そうよね~~。毎日、励んでいたら、その内出来るけど・・・・でも、毎日はちょっと。私も若くはないし体が持たない。」


「・・・・・・。凛。女がそのような事を口にするものでは無い!」


「だって、そうでしょう~~。出来易い体にするためには何をすれば良いか・・・・・。それと、鷹くんは第一子は男の子が良い?女の子?どっち?」


「男か女かは生まれてみないと分からないだろう。」


「ううん。今ね私の世界では産み分けが出来るのよ。だから、男?女?」


「・・・・・・!どちらでも良い。元気な吾子こどもだったら。凛はどちらが欲しいのだ?」


「うん。私の年齢を考えて、男と女の双子かな?」


「エッ!双子?・・・・それは無理な話しだ。」


「そうよね~~~。私の母の遺伝子には双子という遺伝はないし。ウチの家系は男と女とどっちが多いんだっけ? ねぇ、鷹くんの家系は男と女とどっちが多いの?」


「・・・・・。凛。そんな事で男か女かと言うものでは無い。天に任せば良いんだ。」


「・・・・天に任す?」

(鷹くん・・・・天に任すって。信じられない!鷹くんのような陰陽師さえ『天に任す』という言葉を聞けるなんて。可笑しい&面白いわ~~。)


「凛。そう焦らなくても良いではないか。もし、吾子が出来たら凛が行きたがっている新婚旅行に行けなくなるぞ。良いのか?」


「そうだ!そうよね~~。まだ、新婚旅行にも行ってないし。まぁ、旅行に行ってから作ればいいよね。」


「そうだ。それで良い。では、旅行は何所が良いのだ?」


「あのね、あのね・・・私、静かな所が行きたいの~~~♪」


「そうか。では、そのように凛が行きたい所へ行こう!」


「ワァ~~~!!ありがとう~~♪ 鷹くん、だあーいすき!!!」


凛。オマエは何という単純なのだ。

俺自身としては今は吾子は、まだ要らぬ。

暫らくはこのまま、凛といろいろな所へ行くのも良し。今だけは俺の凛でいて欲しい。



そうだよね~~!鷹くんの言うとおり。

何も今、焦って子供を作らなくても良いのよね。

まだ、新婚旅行にも行ってないんだし。それに、私もまだ遊びたいもん。

さすが、鷹くんだわ。

でも、私が子供を産む年齢って何歳になるんだろう?

高齢出産・・・・間違いないわ。

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