真実の愛?わたくしの覚悟はそんなに軽くありませんわ
あの日を今でも夢に見る。
光り輝くシャンデリア、色とりどりに着飾った貴婦人たち、古今東西の美食を並べたテーブル。
全てを手に入れるはずだった────。
私は、学園卒業を迎え、本日ついに立太子の儀が行われた。
今は式典後の夜宴の最中で本日の主役として最初の挨拶を任された瞬間。
最初は来賓者への感謝と王太子としての覚悟を語った。
このクラント王国をより良いものへと導いてみせると。
国王である父もその側の王妃の母も我が子の成長に感動しているようだった。
語った事に偽りはなかった。本当に国を想っていた。
「私は、これから国の為に生きていく。そして私は大事な人に側で支えて貰いたい」
皆が婚約者を紹介するのだと思った。
事実私の傍らに婚約者が控えて、私の腕を取ろうとしていた。
パンッ
私はその女の腕を払いのけた。
驚いた顔をしているがこれは貴様の自業自得だ。
「エヴィリナ・クアドラ!!私は貴様との婚約を破棄する!!」
高らかにした宣言は会場をシンとさせ全体に響いた。
「スタイン様、それはどういう事でしょうか」
「そのままの意味だ。私は貴様と結婚などしない」
「では先程の大事な人とはどなたで「スタイン様~」
「フローラ!」
彼女は愛らしい笑顔で私の側に駆け寄ってくれた。
ピンクのふわふわした髪に私が送ったティアラがよく似合っている。
「ごめんなさい!早くスタイン様の側に行きたくて紹介されるまで我慢出来ませんでしたぁ~」
「いいんだ、私を心配してくれたんだろう?」
「はぁい♡」
うるうるとした瞳で私を真っ直ぐ見つめてくれる。
やはり彼女こそ私を心から愛してくれていると実感する。
「・・・そちらの方はどなたですの」
エヴィリナは冷たい瞳を彼女に向けていた。これだけでもこいつの性格がわかるものだ。
「ひどいですぅ~エヴィリナ様!忘れたんですかぁ!?フローラですぅ」
「スタイン様にお聞きしています」
彼女の発言はわざと無視され悲しそうに落ち込んでしまった。
「エヴィリナ!彼女を無視するな!」
「スタイン様♡」
彼女は庇ったのが嬉しかったのか私にギュッと抱きついてくれた。
そんな私達を見てエヴィリナが出したのは深いため息。
「はぁ、だからスタイン様が紹介してくださいと言っているでしょう。だいたい彼女は正式な挨拶もしておりませんし、なによりマナーを守ってないのですよ」
「・・・フローラ・ワルトエ男爵令嬢だ」
「紹介感謝いたします。わたくしはクアドラ公爵家が長女 エヴィリナです。ワルトエ男爵令嬢、学園でお顔は存じておりますがお話したことはございませんよ。紹介や許しなく目上の方への声かけはマナー違反です。もちろん人の言葉を遮るなんてそれ以前の問題ですけど」
「あ、ごめんな..さい」
「フローラを責めるな!彼女は貴様とは違い誰でも分け隔てない優しさを持っているのだ!」
そうそれこそが私が彼女を好きになった理由だ。
彼女の家はあまり豊かではないらしく、平民とそれほど変わらない生活をしてきたそうだ。そのため貴族としてのマナーなどには疎かった。
しかしその反面貴族にはない純粋さと優しさを兼ね備えていた。
王族の私にとってはとても新鮮なものだった。
私の周りにいるのは全て王子という肩書きしか見ない。
唯一の家族の両親は国政にかかりっきりで私に構う暇などない。
幼少期から婚約者として側にいたエヴィリナも他の者と変わらない。いや、なんなら誰よりも私の肩書きに執着していたようにも思う。
王族として恥ずかしくないように勉強しなくてはなりません。
彼女に何度も言われた言葉だった。
正しい。彼女は常に正しい事しか言わない。決して私に寄り添ってなどくれない。
「彼女...フローラは孤独だった私を癒やしてくれたのだ。これこそが真実の愛だ!」
「スタイン様♡」
私達は手を取り合った。
思えばこの時が私達にとって幸せの絶頂だった。
将来に思いを馳せていた。しかし彼女の笑い声でそれは壊れていった。
「ふふふ」
エヴィリナが口元を抑え笑っていた。
彼女があんな風に感情を露わにしたのはいつぶりだろう。普段は宰相や高位貴族など相手に女なのに渡り合っていると評判で表情を崩す事なんてしなかった。
そんな彼女が笑っている。
他の者も普段からは考えなられないその様子に固まっているようだ。
「いつまで笑っているつもりだ!」
ショックのあまり気でもふれたのだろうか。
「あはっ、あはは....とっても面白い戯れ言ですこと」
「ひっ!」
彼女が笑い終わると再び、いやいつも以上に感情を消した表情に。
あまりの変化にフローラが怯えてしまった。
まさか己の婚約者がここまで......とは思わなかった。
わたくしエヴィリナはクラント王国 クアドラ公爵家の長女として生をうけました。
髪は父に顔は母に良く似ており両親と二つ年上の兄からは大層溺愛されて育ちました。
特に兄と父にいたっては片時も離れたくないというほどに。
そんな二人の手綱を握っていたのはもちろん母です。
そんな我が家に嵐が舞い込んできたのは私が五歳の頃でした。
「エヴィに縁談だと!?」
王家より内密に届けられた手紙は母宛で。
内容は私を同い年のスタイン殿下の婚約者にというものだった。
「貴方、落ち着いてください。まだ私宛ということは決定でないということです」
母は現国王の妹にあたる。つまりスタインは私と兄のいとこ。
「しかし、いとこ同士でわざわざ結婚しなくてもいいだろう」
「それは王妃様が異国の方だからそんな心配ないでしょう」
当時は知らなかったが血が近い者同士で結婚するのは色々な面で良くないとされている。
しかも王族や高位貴族にもなれば婚姻できる家格は限られ血が濃くなりやすい為より気を付けなければならない。
スタイン殿下の母である王妃様は亡国の姫だったそうだ。
我が国に亡命した際に陛下と出会い結ばれた。
確かに尊く陛下からは遠い血筋。条件だけ見れば理想的だ。
後ろ盾が無いことを除けば。
亡国の姫では王子、次世代の王の治世で支えとなる家がない。
もちろん王妹の母が臣籍降下した我が家のように親戚にあたる家もありはする。
それでもやはり王妃の力が弱いと良くない考えをもつ者も出かねない。
つまり国が荒れる。
実際国内から側妃をという声もあったほどだ。
「エヴィを王家に迎えて王権を確かなものにしたいということか」
「そうね、我が家なら後ろ盾には申し分ない上に王妹である私の娘なら異国を嫌う者達からも喜んで受け入れるでしょうね」
そう、王妃にはもう一つ懸念があった。
年配の貴族には異国を嫌う者も多く、血が穢れるなどとのたまう者もいる。
全ての面から私が理想的な婚約者だった。
臣下の立場を思えば父は受け入れざるえない。
しかしわざわざ母に送ったと言うことは我が家の意思を確認したいという陛下の温情だったのだろう。
「・・・エヴィ自身に問いましょう」
「...!!まだ五歳のあの子が判断するのは厳しいのではないだろうか?」
「私だったらたとえ幼くとも己の進む道を他人に委ねたくはありません」
「・・・そうだな、それにエヴィは君によく似てる。きっと同じように思うだろう」
「ありがとう貴方」
両親に呼ばれた私は婚約の打診を王家から受けていることを説明された。
幼い私に分かるようにこの婚約の思惑と婚約した場合の想定される私の扱いを両親は語った。疑問にも懇切丁寧に答えてくれた。
「わたくしは王家からの婚約をうけますわ」
それが私の出した答えだった。
父は内心嫌だったのだろう複雑な表情をしていた。
一方母は「その覚悟に迷いは許されませんよ?」とわたくしに最後に問うた。
わたくしはその問いに深く頷き返した。
わたくしと殿下の婚約は成され、十三年余りわたくしはスタイン殿下の婚約者として研鑽を続けた。
幼き日の母に問われた覚悟は今だ変わらず。
わたくしは殿下の側でこの国に身を捧げると。
「まさか己の婚約者がここまでの痴れ者とは思わなかったですわ」
「...なっ!!私に言っているのか!?」
「他にございます?わたくしの婚約者は一人だけですわ。あぁ、婚約者がいるにも関わらず同じく痴れ者とお戯れになる方には判別が難しいのでしょうか」
「き、き、貴様!!ついに本性を出したな!王族に対してその態度不敬であるぞ!」
顔を赤くしてぷるぷると震え、わたくしに悪態をつくその様にわたくしは深いため息をこぼす。そして心を決めた。
「スタイン・フィル・クルートア殿下」
「なんだ!」
「婚約破棄承知いたしました」
完璧なカーテシーで彼へ決別を言い渡した。それがどうなるか全て承知の上で。
「エヴィリナ嬢待ってくれ!」
声をあげたのは陛下だった。よく今まで黙っていたと思っていたら父がいつの間にか制止していたようだ。
さすがお父様、判断がお早いわ。
「陛下、御前での騒動申し訳ございません。ですが殿下のご希望に添いわたくしは婚約を破棄させていただきたく」
「ま、待ってくれスタインには言い聞かせるゆえどうか」
「・・・・平にご容赦くださいませ」
陛下はわたくしの拒絶を理解したのだろう苦虫を噛みつぶしたかのように顔を歪ませた。
横の王妃様も同じく。
先程までの祝いの空気などどこへやら。会場は静まりかえり異様な雰囲気を醸し出していた。
その静寂を破ったのはまさかの人物だった。
「やったぁ!スタイン様、これで愛のない結婚しなくていいですね!」
ワルトエ嬢は心から喜んでいるのだろう。
思ったことをそのまま口にし、表情に出す。とっても素敵ね。
まぁ、似たもの同士なのかしら。殿下も表情に喜びが漏れていてよ。
「ああ!父上、驚かせて申し訳ありません。ですが私はフローラと愛し合っているのです!」
「黙れ」
「えっ、あっ、ち、父上?」
「黙れと言ったはずだ。それに公式の場では陛下と呼べ」
それは日頃の息子に甘い父親の顔でなく一国の主としての言葉だった。
「は、はい陛下」
殿下は大層戸惑っているようですわね。
まさかこの事態を諸手を挙げて喜ぶとでも本気で思っていたのかしら。
「まず、来賓の方々へ祝いに来て頂いたのにも関わらず息子の愚行で台無しになってしまった事を心よりお詫び申し上げる」
そう、これは殿下の立太子を祝う夜宴だったのだ。
国内の貴族は当然として周辺国からも祝いとして使者が来ていた。
そのなかでこの醜態。謝罪して済むものではないが陛下直々の謝罪は軽くはない。
まぁ、何が悪いかすら分かっていない誰かさんとは違ってね。
「次にエヴィリナ嬢及びクアドラ公爵家に王家より謝罪を。・・・長年に渡る王家への忠誠に対し不義理をしたことを心より詫びる。申し訳ない」
両陛下はわたくしと父に頭を下げた。
「両陛下からの謝罪は受け取らせて頂きます。ですが娘は幼き頃よりこの国の、殿下の為に生きてきました。ですがそんな娘をこのような場で、しかもあらぬ虚言で貶めての婚約破棄は親として決して許すことが出来ませぬ」
「ひっ!」
父は殺気ともいえるものを込めた視線を殿下へと向けた。
そのあまりの雰囲気に気圧されたのか殿下はたじろいだ。
気付いてないのはいい気なものね。
離れたところから同じく殺気を放つ母と兄がいるというのに。
「陛下、最後にわたくしから殿下へ申し上げてもよろしいでしょうか」
「かまわない。愚息へのいかなる言葉も不問にする」
「感謝いたします」
さぁ、別れの時です。
愛し合って結ばれたとかつて両親から聞かされていた。
だから自分もそうありたいと願った。
両親なら分かってくれるそう思っていた。愛というのは尊いものだと両親が教えてくれたのだから。
なのに今の私は、いや私達は断頭台でその時を待っているような気分に襲われた。
ちちう、陛下は私を冷たく見下ろし。母上は先程から顔を覆って震えている。恐らく泣いているのだろう。
臣下であるはずのクアドラ公爵にいたっては今にも襲いかかってきそうだ。
そんな視線など初めてで恐怖が身体をはしる。
そんな中でまたあの女は出しゃばってきた。
「スタイン殿下」
「・・・・・」
ドンッ
「なっ、何だ」
無視してやろうかと思えば公爵が足で地面を蹴り音で脅してきた。
揃いも揃ってなんと不敬な。
「陛下にも許可を頂きましたし元婚約者として最後の言葉を受け取りください」
「・・・分かった」
「まず、殿下はこの婚約が何故わたくしに王家より申し込まれたか分かっておりますか」
「叔母様である公爵夫人の娘であるからだろう?」
「・・・大まかにはそうですが我が家が殿下の後ろ盾となるためです。殿下が盤石なき後継となるために」
「臣下であるならば王家を支えるのは当然だ!」
「臣下は王家の使い勝手の良い駒とでも言いたいのですか?」
「違う!だが陛下の子は私だけだろうが!」
「はぁ・・・貴方はどれほど王妃殿下を悲しませるのですか」
私はハッとした。
子を私しか産めなかった事を母は心苦しく思っていると知っていた。
しかも自身のせいでその子に後ろ盾無いのも同じく悩んでいた。
「いや、違う、母上のせいでは」
「そうです。王妃殿下のせいではありません。貴方のせいです」
「は?」
「王妃殿下は私が婚約者となったことを大変喜んでくださいました。それは貴方のためになると分かっていたからです」
「・・・・・」
「子は殿下だけですが王位継承権をもつのは貴方だけではありませんよ」
「....ッ!」
「思い出して頂けましたか?我が家は兄とわたくし、さらに遠縁を辿ればさらに増えます」
「貴様!!王家に牙を向ける気か!」
「本当に救えぬお方。・・・真実の愛でしたか?そこの令嬢と?」
「そうだ、フローラは私の孤独に寄り添ってくれた。貴様と違い私の王子という肩書きではなくただ一人の人間として向かい合ってくれたのだ」
それがどれだけ私の救いとなってくれたかなど継承権を持っていようと私以外に分かるはずがない。
「優しくして欲しいだけならさっさと王位継承権など返上して臣下に下れば良かったのです」
エヴィリナは私に真っ直ぐそう言った。
余りの言いように私は何も言えず、代わりに怒ってくれたのはやはり私の愛おしい人だった。
「何てひどい事を言うのですか!スタイン様は幼い頃から完璧ばかり求められ、お忙しいご両親に甘えることも出来ず孤独という苦しみに耐えてきたのに婚約者だったエヴィリナ様は彼に寄り添いもされなかったのでしょう!それなのに、それなのに、そんな風に言うなんてひどいです」
私のために流してくれる涙のなんと美しいことか。
確かに貴族としては感情を表に出すなんて未熟とされるだろう。
けれどそんな彼女だから私は惹かれたんだ。
そんな彼女をエヴィリナは冷たく見下ろしていた。
やはり彼女の優しい言葉も奴には届かないのか。
「苦しみに耐えたのを美徳と片付けるなんて随分と滑稽ですわね。ただの弱者の言い訳など甘えでしかない、王族として富を享受しつつそれが辛いなどと…王とは最も孤独で強欲な者でなくてはならないのです。祖国の為なら全てを棄てても勝利を手にする、そんな王だからこそ我ら臣下は王へ仕えるのです!王たる者の責務をなんと心得るか!」
そう言い切った奴はとても美しかった。思わず見とれるほど。そしてそれは私だけではなかった。
パチ、パチパチ、パチパチパチ....
エヴィリナの言葉に感化されたのかそれまで黙っていた貴族達から拍手が起こった。
「...なっ!!」
誰も私達を既に見ていない。彼らが見ているのは・・・・。
その後私は王命たる婚約を勝手に破棄した責をとることになり王位継承権の返上及び廃嫡、平民へと追放された。
つまり王族ですらなくなった。
フローラも私と同じく男爵家から追放された。今回のことは私達の独断だったことから恩情を与えられお取り潰しは避けられたそうだが賠償として領地をあてたそうでさらに貧しくなるそうだ。
今は親戚にあたる辺境伯の監視下で平民として町で暮らしている。
私はここから離れることは禁止され、かといって支援などあるはずもなく貧しく暮らしていた。
住む場所だけは与えてもらえたが今までとは考えれない環境だった。
隙間風がないだけマシと近所の者に言われたがこんな狭く暗い場所なんて王宮にはなかった。
最初はわずかにも希望はあった。勉強の成績は悪くなかったからどこかで働けると思っていた。
しかし王族として学んだことのほとんどは役に立たなかった。
だって私が学んだのは上に立つ者として必要なものばかりで自身が働く者ではなかった。
唯一役立ったのは読み書きと数学程度だった。
近所の商会で裏方として働かしてもらっている。
平民は満足に読み書きを出来ない者も多いとその時初めて知った。
それならば私も働けると思った。
けれどそれすらも驕りだった。
それはそうだ。文字が読めても平民が使う食材や物の名前、相場なんて知らない。
生活に月々必要な金銭がいくらかなんて知らない。
自分の無力さを思い知った。
けれど生きるためには働かなくてはいけなかった。
使えない、役立たずと罵られても僅かな賃金の為に。
フローラのためにも・・・・。
けれど彼女はそう思ってはくれなかったようだ。
私のせいで親から捨てられたと怒っていた。
私を想って流していた涙は今では怒りからに変わっていた。
最初は私と頑張って生きていこうとも言っていたが今まで王族として生きていた私は彼女にとって世話がかかるばかりで。
「なんでこんな事もできないんですか!」と何度も言われた。
そこにはかつて愛した私に寄り添ってくれる姿はなかった。
気付けば家に帰ってこなくなった。
部屋が荒れても掃除の仕方も分からない。
身体が汚いから仕事に来るなと言われてしまった。
もう何日も食べれてない。
町には新しい王の戴冠式が王都で行われたという話で持ちきりだった。
捨てられていた新聞を拾って見た。
『新女王エヴィリナ陛下、各国より多くの祝い届く』
驚きはしなかった。
あの日会場の皆が見とれた彼女にはまさしく王に相応しい風格があった。
来賓としてきていた諸外国の使者さえ見とれさせるほどの。
私の手にあった。それを全て捨てたのは紛れもない私だ。
そうして手に入れたものすら今はどこかへ消えてしまった。
薄れゆく意識の中私はかつての婚約者がどうか良き国へと導いてくれることを願った。
いや、彼女ならそんな願いなど必要ない、当然のことと言うかもな。
あの日の見とれてしまった彼女の美しさだけが心を占めていく。
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