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プロローグ:すべての終焉

 もし、目覚めた世界に自分以外の誰もいなかったら……?


 存在するはずのない世界で、私は目を覚ました。

 そして、それは私の身体ではなかった。


 街は崩れ果て、静まり返った通り、壊れた建物、太陽を忘れた空が広がっている。

 どうやってここに来たのか分からない。自分が何者なのかさえも。

 記憶は指の隙間からこぼれ落ちる砂のように消え、ただ断片だけが残っている――思い出せない約束の囁きだけを。


 でも、何かがおかしい。この世界はまるで壊れたレコードのように、同じ瞬間を繰り返している。

 影は本来動かないはずの場所で蠢き、時間は説明のつかない歪みを見せる。

 答えを求めて深く潜るほどに確信する――これは私だけの問題ではない。


 時の輪の狭間に、何かが潜んでいる。

 それは、こちらを見つめ、静かに待っている。


 この檻を破れば、真実に辿り着けるのか?

 それとも、私もまたすべてと共に消えてしまうのか?


 星が願いを叶える時、その代償に何を奪うのだろうか?


 がるはなの謎を解き明かせ。

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