18-6.【メン限】ケーキ食うよー - サザンクロスチャンネル
「はーいおはようございますカッコキョウベン!リーダーだよー」
「ロイドだ。続けてきている人が多いだろうか。見に来てくれてありがとう」
「そんじゃー、ケーキ食うか」
「そうだな。誕生日、おめでとう」
「あんがとーみんなもありがとねー!」
『誕生日おめでとー!』
『歌枠おつかれ~』
「ありがとう~っていっても、VR歌唱は普通の歌ほどは疲れないね」
「物理的に喉は使わないからな」
『そういやVRお歌枠は初めてだったね?』
「そうだね、やっぱ歌の綺麗さみたいなのはVRだと二枚くらい落ちるからな」
「ビブラートの様な震えとか、あと音圧の違いも出にくいな。まだリアルには一段届かない感じがある」
『そういうもんかー』
「もうちょっと音の再現に寄せたアプリなら違うのかもしれないけどね。いやーそれにしても、毎年恒例になっちゃったなー、歌枠……」
「毎年言っているが、本当にやりたくないならやらなくて良いんだからな?」
「今年はまじでやらない可能性が高かった」
『なんで!?』
『過去イチ盛り上がったよ?』
「何もかもおるというか、ゼロプロが悪いというか……」
「まあ、否定も出来ないが……」
『おるくん突然きてリアルに変な声出た……』
「もともとの予定として、おるのこと呼んでたのよ。でまあ、例の魔王配信から活動止まってたろ、それで来れないかもってなってさ。それが分かった時点で5月入ってるわけだろ?」
「ウチは単独チャンネルなので、事務所所属勢と違って他の配信者を呼ぶのはそれなりに手間でな」
「俺とロイドだけでやるー?ロイドに何曲も歌わせんのマジ?正気?って話な」
「俺が何曲も歌うのはダメだろう……」
『まー、ロイドも下手ではないけどな』
「何曲もは歌えない。自分でもそこは分かっている」
「ロイドに一曲だけ付き合ってもらって全部俺のソロ?俺もそんな真面目に歌やってないんだけど?みたいな感じで……本気で歌枠今からやめようかと思ってた」
『何で歌枠強行したの?』
「ちょっとその辺の相談を何人かで話してたら、ニンカが"じゃあギルメンで歌う?"って言い出してな?そんでまあ、ちょっと……面白くなっちゃって」
『面白くなっちゃってwwwww』
『でたよリーダーの面白くなっちゃってw』
「色々と地獄だぞ本気か、とは聞いたんだけどな」
「しゃーないの!面白くなっちゃったの!」
『ちなみにどこが一番地獄だった?』
「セリス」
「セリス」
『即答wwwww』
『セリスちゃん何が地獄だったのよw上手かったじゃんw』
「4月頃からか?リーダーとセリスが喧嘩をしていて」
「ちょっと待て!?」
『!?!?』
『え、あのこ喧嘩とかするの?』
『おうリーダー、覚悟はいいか?』
『ちゃんと土下座したか?』
『セリスちゃん泣かせるとか万死に値する』
「何でコメントが全面的にセリスの味方なんだよ!?ここ俺のチャンネルじゃねーの!?あと泣かせてないし喧嘩もしてない!!」
『かわいいは正義なんだよ』
『自分が悪くないとでも?』
「いや…俺が失言しちゃったのはそうなんだけど…」
『ほう(チャキッ)』
『ハイクを詠め』
「待て!本当に待て!そもそも喧嘩はしてねえって言ってんだろ!?」
「喧嘩でなければ何だったんだ……というか、この話題以外セリスのどこが地獄だったんだ」
「曲周りに決まってんだろ!?」
「ああ、そっちか」
「徹頭徹尾その話しかするつもりねえよ!?お前までボケんのは勘弁してくれ!」
「……まあしかたない、曲の話をするか」
「最初からこっちの話をしろ……ちょっと合唱にいれるのが難しそうって話になって、じゃあデュエットにするかーって歌える曲を相談したら、まじで一緒に歌えるのが一つもなくてさ」
「セリス自身はあたり前だが女性曲しかレパートリーがなくてな」
『あー』
『まあ、男女デュエットとか彼氏でもいないと歌わないよね』
『つまりセリスちゃんはフリー……!』
「……それ系のコメント、本人が割と困ってるから控えてくれな。でまあ、どうすっかなーって頭抱えてたら、無卿がすすすっと後ろから現れて、セリスとリーダーはこれ、って曲を指定して去っていった」
『無卿さんwww』
『それリーダーは歌えるやつだったの?w』
「一応アニメは見てたから曲は知ってたよ。真面目に歌ったことはないけどまあなんとかなるかなレベル。ただセリスの方がアニメすら見てなくて、まじ初見曲だったらしくて」
『え?』
『覇権アニメだったけど見てないか』
「まあアニメって見ない人は本当に見ないから…曲変えてもいいよって言ったんだけど、一日くださいって言って……翌翌日には完璧に歌えるようになって来てな?」
『マジ??』
『どんだけ練習したんだよww』
「自己申告だが、カラオケで8時間練習したそうだ」
『は?』
『8時間って俺の知ってる8時間?』
「初見曲のデュエットだから俺があんまり練習しすぎてもな〜くらいのつもりで軽く捉えてたらハモリまで完璧に仕上げてこられた時の俺の気持ち分かる?」
「ちなみにこの時点で本番まで2週間だった」
『地獄確定じゃねえかwwwww』
『クソワロwwww』
「ゲストがうまくないのはいいんだけど、ゲストに対して俺が著しく下手なのはだめだろ……」
『それはねwそうねwww』
「追撃でなんでかVR上での歌精度まで上げてきて……」
「彼女は手の抜きどころを知らないんだろうな」
「ギリ釣り合うくらいの完成度にはなったと思ってる。めっちゃめちゃ大変だった……」
「あのまま切り取って歌ってみた動画として上げられるくらいの完成度だったな」
『お歌の切り抜きってOKだっけ?』
「あー、切り抜きはいつも通りだよ。ルール守ってれば普通の切り抜きはOK。細かい指定は公式に載せてるから確認してくれ。歌系は権利の関係で配信サイトはまたげないから、そこだけ注意な」
「普段は歌枠の切り抜きはあまり来ないが……今回はどうだろうな」
「ニンカ達も初歌だし、セリスも人気だしな……」
『ニンカちゃんとグライドも結構良かったよね』
「あれ楽しかったねー。あの曲いつもソロバージョンしか歌わないから、デュエットバージョン初めて歌ったわ」
『あの二人はなんで参加したの?』
「ニンカに、言い出しっぺの法則って知ってる?って聞いたら来た」
『wwww』
「あそこは曲もさっと決まったので楽だったな」
「選曲って決まる時は本当にぱっと決まるからなー。歌い慣れてるって言ってるだけあって最初から結構上手かったね」
『ほへー』
『合唱は?』
「そう、聞いてくれ」
『おう?』
『?』
「合唱、俺も一緒に歌うはずだったんだ……」
『wwwwww』
『wwwwwwwww』
『ずっと聞いてたからそういう予定なのかとwwwww』
「言い出したのは無卿だな」
「だろうね!!!」
「まあ、一つくらいサプライズがあってもいいだろう」
「いやまあ、いいけどね!?いいですけどね!?あの曲歌うのちょっと楽しみだったとかぜんっぜん思ってないですけどね!?!?」
「そうだったのか?それはすまない」
『かわいそうwwww』
『wwwwwww』
「あれはあれで楽しかったよ!めっちゃめちゃビビっただけでな!」
「なら良かった。俺の方で聞いてはいたんだが、止めなかったから」
「一応聞くんだけどいつから聞いてたの?」
「出演者が決定した直後からだな」
「2週間前じゃねえか!?」
「ドリアンもびっくり箱も知っていた」
「まじかー」
「というか全員でクラッカーを作っていたから、お前以外は全員知っていたんじゃないか?」
「それは嘘だろ!?!?」
『何も聞かされてないリーダー君(27歳)www』
『絵に書いたようなドッキリで草』
「ドッキリ大成功、じゃねえんだよな、いいけどさ。次が、無卿か。まあこっちは言うことねえな。やろうぜーって言ったらはいよーって二つ返事だった」
「無卿が演奏するという案もあったんだが……」
「EFOの楽器はなー、あんま音良くないのよな」
『あー』
『いわゆる電子音っぽいよね』
「そうそう。電子ピアノっぽさがどうもな。無卿にその音で演奏させんのは俺が嫌だった」
「本人はあまり気にしていないんだけどな。たまにギルド内でゲリラ演奏もしているし」
「そこはこっちの気分の問題~」
『無卿さんのゲリラ演奏会とか超豪華じゃん……』
『なにそれ聞きたい』
「配信やってないんだから察して」
「権利関係で配信サイトに乗せられない曲の演奏ばかりだな」
『超レアって意味じゃないですか!!』
「……無卿のファン結構いるな?」
「まあ、彼は彼で歴の長い奏者だからな」
『今度向こうのチャンネル出るの?』
「ん、んー……。まじでさっき言われたところで何も決めてないんだけど、まあ、出るんじゃね?」
「今回は仕方ない、行って来い」
「へいへい、行きますよ。あんま難しい歌言われないといいなー…」
『おお!リーダーの歌ってみた久々だね!』
『楽しみ~』
『さてお待ちかね』
『さあキリキリ吐けこうか』
『おるさんって何があったの?』
「んー……どうすっかな」
「詳しいことは、この配信が終わった直後くらいにおるさんのところで配信があるはずだ。そちらで聞いて欲しい。その上で公開されている事実だけ列挙しようか。おるさんの魔王配信は個人時代から行われていて、ゼロプロとの契約条件にも入っている」
『そうなの?』
「所属初期の雑談配信で喋ってたね。チーターが現れたら何回だって同じことをする。ゲームのルールを逸脱しない限り絶対に謝罪しない。この条件を飲んだのがゼロプロだけだったの。いわゆる最大手からの声かけもあったんだよ、あいつ人気だし。でもここの折り合いが一生つかなくて破局した」
「だから契約条件的にあの配信は何も問題なかった。ところで全く話は変わるが、これはゼロプロの人事関連のお知らせに載っている公開情報なんだが――この4月から、ゼロプロの常務取締役が変わったんだ」
『おや?』
「はい、俺達から言えることは以上です!」
『えっ!?』
『え?どゆこと?』
『あ、あー……』
『なー……るー……』
『それはゼロプロが悪い……』
「分かった層と分かってない層で真っ二つだね」
「まあ、仕方ない。分からないなら忘れたほうが良い。分かっていても忘れたほうがいいが」
「そうな…まあ結果だけ言うと今日のおるはゼロプロ所属のおるくんとしての出演だよ」
「よくまあ、3週間全員黙っていたものだな」
「そこはまじで思うね。誰かおしゃべりするかと思ってたけど」
「一応言っておく。メン限内容はおしゃべり禁止だ。今回は下手なことを言うとウチ以外から法的措置が飛んでくる可能性があることはきちんと理解してくれ」
『全くわからん……』
『まあ、うん……言わないけどさ……』
「まー話は以上だ!おるは他所の配信者だから、この話はここまでな!」
『はーい』
『はー……い?(まだ分かってない)』
「で、うーん、ロイドの曲については言うことはねーな」
「いい加減選曲が古いから新しいのにするかと思いつつ、これ以上の曲に出会えないんだよな」
「なー。リスナーからこれ良いですよってのたまに来るんだけど、ちょっと違うんだよな」
『あれ二人のこと書いた曲だろ』
「作者さんとお話しする機会が一度あったんだけど、違うって」
「俺達がそこかしこで歌っているという噂を聞いて初めてサザンクロスを知ったらしい」
『そうなのか…』
『そうだ二人とも、18年おめでとう』
『おめでとう~』
『先日18歳になりました、自分と同じだけの年月一緒にいるってすごいですよね』
「4月生まれさんかな?お誕生日おめでとう。そうだねえ、ほぼ同じくらい一緒にいる、んだねえ……」
「ほとんど毎日ゲームをしていたな」
「18年かー。ぶっちゃけ聞くんだけど嫌になったことない?」
「特に思いつかないな。多分ないと思う。リーダーの方はどうだ?」
「ないねえ。喧嘩らしい喧嘩はそういやしたことないね」
「そうだな。いわゆるお互いの主張が完全にかち合ってどうこう、ということはないな」
『すげー』
「すごいかは分からん。もしかするとオンライン学校で物理的に距離がある友達はみんなこうなのかもよ」
『俺オン校だけど普通にめっちゃ喧嘩した』
「お、まじか。それどうやって仲直りするの?」
『仲直りできないことのほうが大半。落ち着いて謝れることも少ないし。あとチャットで会話してると喧嘩のログが一生残るから完全鎮火がむずかしい』
「まじか」
「そういうこともあるんだな」
『二人とも穏やかな気性だから続くのかね~』
「俺が穏やかかは諸説あるけど、まあそれはありそうね」
「……ところでこのケーキ」
「うん?」
「いつものケーキ屋じゃないよな?」
「ああ、車でちょっと行ったとこに新しいケーキ屋見つけて、そこで買った」
「へえ」
「美味いよね」
「そうだな、クリームの甘さがかなり好みだ」
『リーダーはモンブラン?ロイドのは?』
「そう、ケーキの中では一番好きなんだよね」
「こちらはショートケーキだな。フルーツがたくさん乗っているタイプ」
「そっちも一口もらって良い?」
「どうぞ」
「ども――――――――あ~~~、なるほどね。なあロイド」
「どうした?」
「食の好みについてあんまりとやかく言うつもりはないんだけど」
「ああ」
「このクリームの甘さが好みなのは、ちょっと間違ってない?」
『なんだそれwwwwww』
『甘いの?』
「モンブランの甘さを3くらいだとしたらクリームだけで10くらい甘い」
「……美味しいと思う」
「…………そうか」
『ロイドは相変わらず甘党ねw』
「いやまあ、ショップで一番甘いケーキどれですか?って聞いて買ってきたから、甘いのは知ってたんだけどさ」
「別に誰に迷惑をかけているわけでもないだろう」
「いやうん、いいよ。いいけどね」
「…さて、そろそろ良い時間だな」
「お、マジじゃん」
『おつおつー』
『時間だって言った瞬間ケーキの残りを口に突っ込むリーダー君』
「ほい、おつかれ~、ダラダラしゃべくってるだけだったけど来てくれてありがとうね」
「改めて、誕生日おめでとう、リーダー」
「おう、ありがとう!」
『お誕生日おめでとう~』
『おめでとうー!!!』
『お誕生日おめでとうございます!』
「ありがとう~!歌枠から長々と見てくれて本当にありがとうな!」
「それでは、今日はここまでだな」
「本当にありがとうね!それじゃあ、オツカレサンシタ~ばいばいっ!」
『ちゃんとセリスちゃんと仲直りしとけよ』
「だから喧嘩してねえって!」
===== メンバー限定配信は終了しました =====




