魔女の96日目
今日のバイトは混むんでしょうかね?
おはようございます。シュロシルです。今日はコザルダー(金曜日)、天気は晴れ。日中は温かく午後は少し冷え込む恐れがあります。お出かけの際は暖かい恰好をしてお出かけください。
なんて、やってみたかったんですよね。お天気お姉さん的な事を......さて、朝食を食べましょうか。現実を見ましょう。
まぁ実際無理な話では無いですよ。ルックス的には何の問題も無いと思いますし。ただ毎日仕事があるじゃないですか。それが無理なんですよね。週1が楽でいいんですよね。
朝食も食べたことなので、その週1のバイトに行きますかね。
箒を持って外に出ると暖かい風が吹いてきました。午後は冷え込むって本当でしょうかね。このまま夏を迎えたいですね。
暖かい風を感じながら飛んでいると街の門が見えてきましたね。見慣れた門ですね。
「おはようございます」
「おはよユノライさん」
「今日はどうですか?人来そうな感じしますか?」
「どうだろうね~でも昨年はこのぐらいの時期に結構来た覚えがあるからね」
「そうですよね。まぁ代わりますよ」
「ありがと。それじゃよろしくね」
代わった瞬間迎えから車が1台やってきました。
「あら、早速来たね」
「そうみたいですね......」
車を一旦止めて貰って話を聞きます。
「おはようございます。こちらはアンラウです。どのようなご用件でしょうか?」
「あれ?ここアンラウなの?じゃあまだここラーリトル?」
「そうなりますね」
「まじか~。レアティアのカーテロテを目指していたはずなんだけどな」
「レアティアならあちらの方向に行けば着きますよ」
「それでもかなりの距離あるだろ?」
「そうですね~。結構な距離があると思いますよ」
「それならここで一泊してから向かうとするよ」
「了解しました。どうぞアンラウをお楽しみください」
ふぅ......終わりましたね。まさか代わった瞬間来るとは思いませんでしたけどね。これで今日は終わってくれればいいんですけどね。
午前中の間にあと3人ほど来てようやく午後の部になりました。まさか、ここまで多いとは......しかも観光より移住の方が多いんですよね。3人は全員移住でしたからね。アンラウの住民が増えますね。
さて、午後も頑張りますかね。張り切った瞬間門の向こうから歩いてくる人が見えました......
「ようこそアンラウ......へ......」
「あら?どうしたの?最後まで言わなくていいのかしら?」
そこに立っていたのは紛れもなく魔女でした。
「あらあら、初めまして風の魔女ヨルセム・スカアリヤと申します。この度はアンラウに魔女を求めてやってきたのですが、まさか門で出会えるとは......しかも×××の魔女さんじゃないですか」
「......すいません。少しばかり同様してしまいました。まさか魔法を使いながら来られるとは思わなかったので」
そうです。午後になり冷え込むはずだったのですが、何故か強い風が吹くなと思ったら正体はこの人でしたか。
「そんな。魔法だなんて、これは私の物よ?」
「そうですね。それで、私に何の用ですか?魔女を探していたんですよね」
「ああ、そうだったそうだった。これを渡そうと思ってね」
スカアリヤは一通の封筒を渡してきた。
「さて、渡したことだし次の魔女にでも会いに行きましょうかね。それじゃまた会える日を楽しみにしているよ」
そう言いスカアリヤは風に乗って消えてしまいました。あの魔女は風に乗って移動が可能なんですよね。と言うより、何だったんでしょうかね。初めて会うので多少びっくりはしましたけど......
帰ったらこの封筒を開けてみましょうかね。
その後も数人来て結構大変な日でしたね。コウ(17時)になったので帰るとしましょうか。
それにしても一番驚いたのは風の魔女ですね......まさか現れるとは......
帰りの箒に乗って居る時に思いました。確かに肌寒い風が吹いていますね。朝の天気予報は本当でしたね。
家について晩御飯の準備をしますか。今日は魚野菜炒めにしましょうかね。疲れたんで簡易的に生きたいです。因みに封筒は怖いので明日開けます。
野菜炒めを作って食べて風呂に入って寝ます。バイトだけでかなり疲れました......
『今日のバイトはかなり混んだ。しかも途中で風の魔女ヨルセム・スカアリヤが来た』
明日は封筒開けるついでにスカアリヤについて話しましょうかね。
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
夢で小説を書く夢を見て、出だしの部分。『今日の天気は晴れ』の部分を夢で見たのでそのままそっくり映してみました!まさか夢の中でも小説を書くとは......意外と驚いている作者でした。
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明日もお楽しみに!