魔女の86日目
また誰かやってきましたよ?
おはようございます。シュロシルです。昨日早めに寝たおかげで少しは気分がいいですよ。
さーて、今日は何をしましょうかね。まぁ特にすること無いんですが......昨日の夜も体力の消費が激しくてすぐ寝たので何も考えてませんでしたね。
まぁ何とかなりますか。とりあえず朝食でも食べましょうかね。オルウルも少し遅れて起きてきたみたいなのでご飯をあげましょうか。
午前中は家事をするんですが、やっぱり午後ですよね。何もしないと日記に書くことも無いですし......何かありませかね。
コンコン
......何かありそうですね......良いのか悪いのか......
「はーい」
「やっほ~!久しぶりシュロシル!」
家の前に居たのは魔女の恰好をした如何にも私が魔女ですって言っているような魔女が家の前に居ました。
「お久しぶり、テミリョ・ディルウヒさん」
そう。ナナウガに住む魔女。テミリョ・ディルウヒだ。何度か話したこともあるので知り合いと言えば知り合いだ。
「なんでそんなに固いのさ~。ディルでいいって言ったじゃん!」
「はいはい。ディル。今日はどうしたの?」
「まぁ色々言いたいことがあるからとりあえず中に入れて、今日寒いわ」
「そうだね。とりあえず入りな」
ディルを家の中に入れて暖かいお茶を出す。確かに今日はいつもより少し寒い感じがした。
「いや~。こっちも色々あるのさ~」
「うん。とりあえずまだ掃除してないから先に掃除しちゃっていい?」
「いいよ~。こっちは気にしないで」
気にしないでと言われてもやはり気にしてしまうんだが......まぁ簡易的に掃除をしましょうかね。
簡易的に掃除をして、ディルと話をしましょうかね。
「それで?なんで私の家に来たの?来るなら言ってくれれば良かったのに」
「まぁそうなんだけどさ。エルエネが早いうちにシュロシルの家に行きなって言うからさ」
「エルエネって本当に適当な事ばかり言うよね......」
「あ、やっぱり何も無いのね」
「多少は分かっていて来たんだ......」
「まぁね。それでも一応シュロシルには聞きたいこともあったからさ~ついでってことで!」
この子。悪い子じゃないのはよくわかっては居るんだが、テンションの高い子なんだよね......このテンションについていけるかな......
「それで?聞きたいことって?」
「最近気候を左右する魔法使ったりして無い?なんか変なんだよね。気候を左右できる魔法が使えるのはシュロシルかヨルセムだもん」
「ヨルセムね。風の魔女だから気候さえも左右できるかもね。まぁ私なんだけど......」
「やっぱりか。使うのはいいんだけどあまり使い過ぎないでね」
「すいませんでした」
「わかればよろしい!」
やっぱり気候を左右する魔法を使うのはやめておきましょうか。大事な時だけにしましょうね。
「それで?今日はもう帰るの?」
「いや。帰っても暇だし暫く泊ってもいい?」
「うーん。3日ぐらいだったらいいよ。どうせこっちも暇だからね」
「やった~!じゃあ遠慮なく泊まらせてもらうね」
「少しは遠慮してね」
これで少しは暇じゃ無くなりそうですね。話す相手もいることなので。
ディルを空いてる部屋に案内して私は晩御飯の準備を始めました。今日は魚にしましょうかね。
作り終わったぐらいにオルウルが帰ってきました。
「なにこれ!恐竜!?初めて見た!」
ディルはオルウルを思いっきり撫で始めました。オルウルはそこまで嫌な顔はしてませんでしたね。さて、晩御飯にしましょうか。
「......!美味しい!シュロシルの料理が美味しいって本当だったんだね」
「それ、前に来た時も同じこと言ってたよ」
「あれ?そうだっけ?まぁでも本当に美味しいよ。今度レシピ教えて」
「はいはい。あとで準備しておくね。食べ終わったら風呂入っちゃって。もう沸かしてあるから」
「りょうかーい!」
お互い晩御飯を食べ終わり、ディルを風呂に行かせてその間に食器を洗ってしまいましょうか。1人増えるだけで洗う量増えますね。これ、誰か来た時毎回言ってますね。
ディルが風呂から上がってきたら入りましょうか。上がったら日記書きますよ。今日は書くことあって良かったです。
『朝早くテミリョ・ディルウヒが家にやってきた。暫く泊るようだ』
日記も書いたので寝るまでディルと話しましょうかね。
少し会話した後私は眠くなったのでディルより先に寝るとしましょうかね。
「私は先に寝るね。朝はレアル(8時)に起きるから」
「わかったよ~私ももう寝る。おやすみ」
「おやすみ」
明日からまた騒がしくなりそうですね。まぁ何もないより全然いいですね。
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
この物語始まって2人目の魔女が出てきましたね!残り7人ですよ!シュロシルは明日からどういう行動を取るんでしょうかね。楽しみです。以上作者でした。
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明日もお楽しみに!